ホテル系クレジットカードのおすすめ8選を紹介します。ホテル系クレジットカードを使うと、お得に宿泊できたり、ラグジュアリーホテルの会員ステイタスを獲得できたりと、おすすめのポイントがたくさんあります。
ホテル系クレジットカードのメリットやデメリット、選び方も解説するので興味のある方は要チェックです。
ホテル系クレジットカードおすすめ8選
ホテルと提携しているクレジットは、ホテルの宿泊優待を使えたり、お得に旅行ができたりといったメリットがあるので、旅行が好きな方や定期的に出張する方におすすめ。
ホテル系のクレジットカードはそれぞれポイントの還元率や優待を受けられるホテル、特典の条件などが異なります。ここから紹介するホテル系クレジットカードのおすすめ8選から、自分に合ったものを探してみてください。
1. Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カードは、マリオットホテルと提携したクレジットカード。マリオットをはじめ、傘下のリッツカールトンやシェラトン、ウェスティンなどで特典を受けられます。
年間150万円以上決済をすると、35,000ポイントで宿泊できるホテルに無料で宿泊できるのが魅力。またMarriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カードでは自動でシルバーエリート資格が付与、100万円以上の決済でゴールドエリート資格が付与されるため、ホテル内で優先的にレイトチェックアウトといったサービスを受けられます。
毎年150万円以上決済する方にとってお得なクレジットカードです。
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カードの基本情報
年会費 | 23,100円(税込) |
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ポイント還元率 | 0.6~1.3% |
家族カード | ・1枚目無料・2枚目以降11,550円(税込) |
主な特典 | ・無料宿泊特典(35,000ポイントで宿泊できるホテルが対象※期間内に150万円利用した場合)・会員資格「シルバーエリート」資格を自動付与・優先レイトチェックアウト詳細は公式HPをご確認ください |
上記は2024年12月時点での情報です。
2. Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは、先述のMarriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カードよりワンランク上のクレジットカード。年間150万円以上決済すると、50,000ポイントで宿泊できるラグジュアリーホテルに無料宿泊できます。
またゴールドエリート資格が自動付与される上に、年間400万円以上利用するとプラチナエリート資格がもらえます。この会員資格ではホテル内のラウンジやスイートの客室へのアップグレード、16:00までのレイトチェックアウトなどが利用できるので、より特別感のあるホテル体験ができます。
Mariott Bonvoyのポイントはマイルにも変更できるのも魅力の1つ。年会費は49,500円(税込)と少々張りますが、もらえる特典を考えるとお得だといえるでしょう。特に、年間400万円以上決済する方におすすめのクレジットカードです。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの基本情報
年会費 | 49,500円(税込) |
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ポイント還元率 | 3.0~6.0% |
家族カード | ・1枚目無料・2枚目以降24,750円(税込) |
主な特典 | ・無料宿泊特典(50,000ポイントで宿泊できるホテルが対象※期間内に150万円利用した場合)・会員資格「ゴールドエリート」資格を自動付与・優先レイトチェックアウト、空港ラウンジ招待、詳細は公式HPをご確認ください |
上記は2024年12月時点での情報です。
3. セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは、クレディセゾンとの提携クレジットカード。比較的お手頃な価格でアメリカン・エキスプレス(以下、アメックス)ブランドの特典を受けられるのがこのカードの魅力。永久不滅のセゾンポイントを貯めることができるのがポイントです。
またJALマイルへの還元率が1.125%と高いので、JALをよく利用する方におすすめ。また、国内外のホテルやレストランでも優待サービスが受けられるので、ホテルや航空券、食事などで幅広く特別感のある体験ができるのが魅力です。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードの基本情報
年会費 | 22,000円(税込) |
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ポイント還元率 | 0.75~1.0% |
家族カード | ・1枚3,300円(税込) |
主な特典 | ・会員専用コンシェルジュサービス・Tablet® Hotelsメンバーシップ・星野リゾート優待詳細は公式HPをご確認ください |
上記は2024年12月時点での情報です。
4. ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス®・カード
ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス®・カードはヒルトンホテルズ&リゾートとの提携クレジットカード。持つだけでヒルトンオナーズ・ゴールドステータスが付与され、対象ホテルでの宿泊中に、朝食や客室のアップグレードといった特典を受けられます。
また、ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス®・カードで国内のヒルトンを予約すると25%オフで宿泊できるのも魅力。加えて、年間150万円以上の決済をすると無料宿泊1泊分ももらえるので、年会費を抑えて国内でお得に旅行をしたい方におすすめです。
ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス®・カードの基本情報
年会費 | 16,500円(税込) |
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ポイント還元率 | 1.0~3.0% |
家族カード | ・1枚目無料・2枚6,600円(税込) |
主な特典 | ・「ヒルトンオナーズ・ゴールドステータス」自動付与・客室アップグレード(空室状態による)・無料宿泊特典詳細は公式HPをご確認ください |
上記は2024年12月時点での情報です。
5. ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは、先述のヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス®・カードよりワンランク上のクレジットカード。年間200万円以上決済すると、ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータスが付与されます。
ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータスがあると、ホテル内のエグゼクティブラウンジへのアクセスや、空室状況によりスイートへのアップグレードなどが可能になるので、より非日常的なホテル体験ができるのが魅力です。
また、年間300万円以上の決済で2泊分の無料宿泊特典ももらえます。
ヒルトン・オナーズ・アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの基本情報
年会費 | 66,000円(税込) |
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ポイント還元率 | 1.5~7.0% |
家族カード | ・1~3枚無料・4枚目以降13,200円(税込) |
主な特典 | ・最大2泊の無料宿泊特典(条件あり)・エグゼクティブラウンジへのアクセス・スイートへの客室アップグレード(空室状況による)詳細は公式HPをご確認ください |
上記は2024年12月時点での情報です。
6. アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードは、アメックスブランドの一般カードでありながら、旅行や宿泊の特典や優待が充実しているクレジットカード。
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードは年会費ではなく月会費を設定しているのが特徴で、年間で計算しても比較的ほかのクレジットカードに比べてお手頃なのがポイントです。
一方で、充実した特典があるのが魅力。対象ホテルに特別料金で宿泊できたり、予約サイトの優待を受けられたりと、お得に旅ができる特典がついています。またプライオリティパスのサービスを付帯しており、国内外の空港ラウンジにも入室できるのもうれしいところです。
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードの基本情報
月会費 | 1,100円(税込) |
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ポイント還元率 | 0.3~1.0% |
家族カード | 月会費550円(税込) |
主な特典 | ・プライオリティパス・ホテル「sequence」で特別宿泊料金での宿泊・アメリカン・エキスプレス・トラベル・オンラインの利用・一休.comの優待など詳細は公式HPをご確認ください |
上記は2024年12月時点での情報です。
7. アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは、先述のアメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードよりワンランク上のクレジットカード。年間200万円以上決済するとフリー・ステイ・ギフトがもらえて、国内の対象ホテルに無料宿泊ができます。
また、対象のレストランで2名のうち1名のコースを無料で楽しめる「ゴールド・ダイニングby招待日和」や、プライオリティの付帯、海外旅行先での緊急時の相談窓口「オーバーシーズ・アシスト」といった特典が充実しています。
ホテルからレストランまで、まんべんなく楽しめるクレジットカードです。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードの基本情報
年会費 | 39,600円(税込) |
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ポイント還元率 | 0.3~1.0% |
家族カード | ・1~2枚無料・3枚目以降19,800円(税込) |
主な特典 | ・プライオリティパス・フリー・ステイ・アシスト・ゴールド・ダイニングby招待日和詳細は公式HPをご確認ください |
上記は2024年12月時点での情報です。
8. アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カードは、アメックスブランドの中でもステータスの高いクレジットカードです。
年会費はほかのクレジットカードより高額ですが、その分特別感のある体験ができるのが魅力。「フリー・ステイ・ギフト」や客室のアップグレード、対象レストランのキャッシュバックや「2for1ダイニング招待日和」など幅広い特典を幅広く受けられます。
また、ホテルのクレジットカードではないため、ヒルトンやマリオットなど、複数のホテルの優待を受けられるのがメリット。ハイクラスな旅行体験をしたい方におすすめのクレジットカードです。
アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カードの基本情報
年会費 | 165,000円(税込) |
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ポイント還元率 | 0.3~3.0% |
家族カード | ・1~4枚無料 |
主な特典 | ・最大2泊の無料宿泊特典(条件あり)・エグゼクティブラウンジへのアクセス・スイートへの客室アップグレード(空室状況による)詳細は公式HPをご確認ください |
上記は2024年12月時点での情報です。
ホテル系クレジットカードを選ぶ際の4つのポイント
ここからは、ホテル系クレジットカードを選ぶ際の4つのポイントを解説します。4つのポイントは以下のとおりです。
ホテル系クレジットカードはほかのクレジットカードに比べて年会費が高い傾向にあるため、自分に合ったものをじっくり見極めることが大切です。上記について詳しく解説していきます。
1. ポイントの還元率から選ぶ
クレジットカードによってポイントの還元率が大きく異なるため、まずは還元率を比較するとよいでしょう。ポイントの還元率は、ホテル内のレストランやショップでの還元率と、日常の買い物の還元率が異なることが多いため注意が必要。決済額の多い買い物の還元率が高いものを選ぶとよいでしょう。
また、クレジットカードのポイントから航空会社のマイルなどに変える場合の還元率も、クレジットカードにより異なります。ポイントを、自分がよく使う航空会社のマイルに変えられるのか、マイルへの還元率はいくらなのかも確認しておきましょう。
2. 自分の好きなホテルから選ぶ
ホテル系のクレジットカードを使うことで、その系列ホテルでの宿泊や買い物がお得になります。そのため、自分の好きなホテルブランドの提携クレジットカードや、泊まってみたいホテルの特典を受けられるクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
クレジットカードによっては無料宿泊特典や客室アップグレード、ラウンジの利用ができるので、お気に入りのホテルでの滞在がより思い出に残るひとときとなるでしょう。
3. お得に旅行ができるカードを選ぶ
ホテル系のクレジットカードの中には、還元率のよいレートでマイルに交換ができるものや空港ラウンジの利用ができるもの、レストランの優待があるものなどがあります。
ホテルの宿泊以外でも特典や優待を使えるカードを選ぶことで、旅全体をとおしてお得に楽しめるでしょう。
4. 年会費と旅行傷害保険で選ぶ
クレジットカードによって大きく異なるポイントは、年会費と旅行損害保険の補償金額です。特に、旅行傷害保険の補償額はクレジットカードによって大きく異なるので要チェック。
また、クレジットカードで旅費を支払った場合にのみ保険適用がされる利用付帯と、クレジットカードを所持しているだけで適用がされる自動付帯があり、こちらもクレジットカードによって異なります。
年会費と補償額を比較してクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
ホテル系クレジットカードを利用するメリット3選
ここからはホテル系クレジットカードを利用するメリット3選を紹介します。主なメリットは以下のとおりです。
上記について詳しく解説していきます。
1. ホテルにお得に宿泊できる
ホテルの提携クレジットカードを利用することで、そのホテルにお得に宿泊できるのがメリットです。
高還元率のポイントをもらえるものや割安で予約ができるもの、無料宿泊特典が受けられるものなど、クレジットによって特典の内容はさまざまあります。普段はなかなか手が出ないホテルにもお得に泊まれるのが魅力でしょう。
2. 客室アップグレードを利用できる場合がある
クレジットカードによっては客室アップグレードを受けられる場合があるのもメリットの1つ。
ホテル系クレジットカードを所持することで、そのホテルの上級会員資格が自動で付与される場合があります。会員特典として客室アップグレードがあるホテルでは、空室状況次第でスイートの客室にアップグレードされることもあるので、非日常的なホテル体験ができるのが魅力です。
3. アーリーチェックイン・レイトチェックアウトを利用できる場合がある
クレジットカードによっては、ホテルでのアーリーチェックインやレイトチェックアウトを利用できる場合もあります。
これもホテルの会員特典の1つで、クレジットカードを所持することで会員資格が付与される場合に利用ができます。クレジットカードを選ぶ際には、こういった特典を受けられるかどうかも確認しておくとよいでしょう。
ホテル系クレジットカードを利用するデメリット3選
ホテル系クレジットカードには、メリットだけでなくデメリットもあります。主なデメリットは以下のとおり。
上記について詳しく解説していきます。
1. 年会費が高い
まず、ホテル系の年会費は比較的高い傾向にある点がデメリットの1つです。
年会費が無料のクレジットカードも多くある中で、ホテル系クレジットカードは安くても2万円弱ほどはしてしまうため、高額に感じる方も多いでしょう。
ホテルの優待や特典、保険の補償額などが充実している分、年会費が高い傾向にある点を理解しておきましょう。
2. 優待の対象ホテルが限られている
ホテル系クレジットカードで優待を得られるのは、その系列のホテルのみです。そのため、よく行く旅行先や出張先に対象のホテルがない場合には、そのクレジットカードの利点をあまり活かせないでしょう。
ホテル系クレジットカードを選ぶ際には、泊まりたいホテルやよく訪れる行き先にあるホテルから選ぶのをおすすめします。
3. 旅行以外でのポイント還元率が低い
ホテル系クレジットカードは、ホテル内での決済に比べると、それ以外の場所での決済は還元率がそこまで高くないのもデメリットの1つです。
多くの人にとって、ホテルでの買い物や宿泊は日常的ではないでしょう。そのため、普段使いの買い物はポイントの還元率がいくらなのか、しっかりと確認しておくことをおすすめします。
ホテル系クレジットカードのおすすめポイントを確認してお得に旅をしよう
本記事ではホテル系クレジットカードのおすすめ8選を紹介しました。ホテル系クレジットカードを使うことでホテルの優待を使えたり客室アップグレードができたりと、賢く旅行ができるので旅好きの方は特におすすめ。メリットやデメリット、選び方をしっかり確認して、あなたにぴったりのクレジットカードを選んでみてください。
本記事ではホテル系クレジットカードのおすすめ8選を紹介しました。ホテル系クレジットカードを使うことでホテルの優待を使えたり客室アップグレードができたりと、賢く旅行ができるので旅好きの方は特におすすめ。メリットやデメリット、選び方をしっかり確認して、あなたにぴったりのクレジットカードを選んでみてください。