カードローンの利用を検討する際のポイントの一つに「即日融資」が可能かどうか、という点があります。この記事では、オリックス銀行カードローンサービスは即日融資を行っているのか、また最短で融資を受ける方法や日数などを紹介していきます。
オリックス銀行カードローンは即日融資できない
結論から言うと、オリックス銀行カードローンでは即日融資はできません。最短でも、融資までに数日かかります。オリックス銀行カードローンで、最短かつ確実に融資を受けるためには、いくつかのポイントがあります。
オリックス銀行が即日融資をしない理由とは?
2018年に法改正が行われ、銀行カードローンの審査時には暴力団など反社会的勢力の利用防止を目的として、申込者の情報を警察庁のデータベースで照会することが義務付けられたのです。
カードローン申込者の情報を警察庁のデータベースで照会するには、最短でも1日、内容によっては2週間程度かかることがあります。よって照会期間が必要となるオリックス銀行カードローンは、必然的に即日融資を行えない状況となりました。
そもそもオリックス銀行のみが即日融資できないのではなく、銀行のカードローンはすべて即日融資に対応できなくなったということです。
オリックス銀行の最短融資は何日?
オリックス銀行のカードローンで融資を受けるまでの最短期間は、「申し込みから最短数日」とされています。しかし、カードローンは平日しか審査していないので、土日を挟むと契約手続きに1週間ほどかかる可能性もあります。
オリックス銀行カードローンで最短融資を受けたい人は、土日祝日を挟まないように考慮して契約手続きを行いましょう。なお、コールセンターに連絡して早めの融資を希望する旨を伝えると、審査を早めてくれる場合もあるようです。
引用元: 三菱UFJ銀行「バンクイック」、 三井住友銀行、 楽天銀行、 オリックス銀行、 みずほ銀行
オリックス銀行で最短融資を受ける3つの方法
オリックス銀行のカードローンが即日融資に対応していないことは分かりました。ここでは、可能な限り早く融資を受けたい人のために、最短で融資を受けるための3つの方法を解説します。
以下の点に注意すれば、数日程度で融資を受けられる可能性もあるので、急いでいる人は試してみてください。
最短で融資を受ける3つの方法
- 必要となる書類をあらかじめ準備する
- 審査期間に土日祝日が入らないよう考慮する
- 時間のかかりがちな在籍確認への対策
・必要となる書類をあらかじめ準備する
最短で融資を受けるには、必要書類を事前に準備しましょう。必要書類の取得や提出に手間取ると無駄な時間がかかり、融資を受けるのが遅くなってしまいます。
オリックス銀行カードローンの契約時に求められる必要書類は、以下のとおりです。
● 本人確認書類
● 収入証明書類
契約時には本人確認書類の提出が必ず求められます。カードローンの利用限度額が50万円を超える場合は、収入証明書類の提出も求められるでしょう。
希望する利用額を事前に決めて、提出すべき書類を用意しましょう。利用限度額にかかわらず、可能なら本人確認書類と収入証明書類のどちらも用意することが無難かもしれません。
・審査期間に土日祝日が入らないよう考慮する
審査にかかる時間を短縮するには、審査期間に「土日祝日」を挟まないように注意しましょう。なぜなら、審査は営業日としてカウントされる平日にしか行っていないからです。
そのため金・土・日曜日に申し込むと、審査再開は次の営業日となり、融資までにその分の時間がかかってしまいます。金曜日に申し込みをするのであれば早い時間に申し込みを完了させたり、土日に申し込むならば月曜からすぐに審査が進むように申し込み内容を確認したりするなど、審査の流れに注意しましょう。
・時間のかかりがちな在籍確認への対策
オリックス銀行は、カードローン審査時に必ず在籍確認を行います。在籍確認とは「申告した勤務先で本当に働いている事実」を確認することです。
少しでも早く融資を受けるためには、在籍確認に時間をかけないことがポイントです。申し込み手続きが終了したら、会社に「在籍確認の電話があるかもしれない」旨を伝えておくと、よりスムーズに在籍確認に対応できるでしょう。
即日融資を受けるための必要書類とは?
オリックス・クレジットのカードローンで即日融資を受けるために、オリックス銀行と同様に必要書類を事前に確認し、準備しておきましょう。必要書類は「本人確認資料」と「収入証明書」の2点です。
・運転免許証などの本人確認書類
本人確認資料については、以下のとおりです。
本人確認書類
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 健康保険証
- パスポート
これらの資料を送る前に「氏名」「生年月日」「住所」が申し込み内容と同じであることを必ず確認しましょう。相違がある場合、公共料金の領収書などの写しも合わせて準備しておけば安心です。
また、資料が有効期限内であるかも注意してください。
・念のために収入証明書も用意
次に、収入証明書については以下のとおりです。
収入証明書
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 課税証明書
- 給与明細書
転職などで現在の勤務先の給与が1年分に満たない場合、直近2ヵ月連続の給与明細書か直近1年分の賞与明細書が必要になります。提出した収入証明書に記載されている年収額によっては、契約条件が変わる場合もあるので注意しましょう。
郵送で提出した書類は返却してもらえないので、原本ではなく「写し」で申し込むようにしてください。即日融資を受けたいのに必要書類に不備や不足があると、即日融資が極めて難しくなります。
公式ホームページも参考にしながら、自分で確認を行いましょう。
オリックス・クレジットで即日融資を受ける方法
オリックス・クレジットは、申し込みから契約完了までインターネット上で完結させることで即日融資を可能にしています。しかし、何の条件もないわけではありません。
条件の一つが「契約時間」です。即日融資を受けるには、平日の14時半までに契約内容の同意手続きをしなければなりません。審査には最短でも60分は必要となるため、遅くとも平日の13時半までには申し込みを完了しておきましょう。
ちなみに、平日の14時半までに申し込みを完了し、オリックス・クレジットのパーソナルセンターに連絡すれば、審査の手続きを早めてくれる場合もあるようです。その際には、申し込み時に発行された「受付番号」「名前」「生年月日」を伝える必要があるので、メモなどをとっておくとスムーズでしょう。
パーソナルセンターの電話番号は以下のとおりです。
オリックス・クレジット株式会社 パーソナルセンター
電話番号:042-528-5701
審査の状況によっては即日融資できない場合も
審査の状況や内容によっては、オリックス・クレジットでも即日融資できない場合もあります。申し込む前に、借り入れが可能かチェックできる「クイック診断」を行ってみましょう。
オリックス・クレジットのカードローンサイトには、「即答!クイック診断」という融資の可否をチェックするツールがあります。操作方法も簡単で「年齢」「年収」「他社借入金額」を入力するだけです。
「クイック診断」は簡易的な診断であり、結果を保証するものではないので、あくまでも参考程度としましょう。
即日融資ならオリックス・クレジットの「即契」
オリックス銀行が即日融資できない理由や最短で審査を進める方法などを解説しました。即日融資が必要な場合は「オリックス・クレジット」がおすすめであることも理解していただけたのではないでしょうか。
オリックス・クレジットのWeb契約「即契(そっけい)」を利用すると、従来の「必要書類の郵送」という手間を省くことができます。必要書類は、画像データとして専用サイトやスマートフォンアプリから提出できるので無駄がありません。このアップロード方式は、メール送信と比べてセキュリティ面にも優れているので、より安心して申し込みができるでしょう。
オリックス銀行とオリックス・クレジットは、それぞれ特徴があります。両社の特徴をよく把握して、自分の希望に合ったものを選択するようにしましょう。
オリックス銀行
社名 | オリックス銀行株式会社 |
---|---|
社名(英文名) | ORIX Bank Corporation |
本社所在地 | 東京都港区芝3-22-8 オリックス乾ビル |
電話番号 | 0120-89-0693 |
URL | https://www.orixbank.co.jp/ |
設立 | 1993年 |
資本金 | 45,000,000千円 |
主要株主 | オリックス株式会社 |
事業内容 | 銀行業 |
登録番号 | 関東財務局長(登金)第11号 |
加盟団体 | - |
個人信用情報機関 | 株式会社日本信用情報機構 株式会社シー・アイ・シー |
お問い合わせ先 | 0120-89-0693 |
オリックス銀行カードローンに関するQ&A
- 銀行カードローンの審査は厳しいの?
- 銀行カードローンは、消費者金融に比べ上限金利が低めであることが多いです。
そのため、返済されないリスクを鑑みて金利の分厳しく審査されます。 - 誰でも申し込みできますか?
- 日本国内に居住し、お申し込み時の年齢が20歳以上69歳以下の方で、お仕事をされており毎月定期収入があればどなたでもお申し込みます。ご入会につきましては、慎重な審査をさせていただきます。
記事の監修者及びコメントいただいた専門家
監修者・金子賢司
立教大学法学部卒業後、東証一部上場企業に入社。その後、保険業界に転身し、ファイナンシャルプランナー(FP)として活動を開始。FPの最上級資格CFP資格を取得し、個人・法人のお金に関する相談を受けながら、北海道のテレビ番組のコメンテーターなどとしても活動している。
■保有資格:CFP資格
住宅ローンアドバイザー
損保マスタ
HP:ファイナンシャルプランナー(FP) 金子賢司
Twitter:@NICE4611
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