この記事では、dポイントにフォーカスして、NTTドコモのdポイント運用と日興フロッギー、THEO+ docomoについて詳しく解説していきましょう。
dポイントは投資で運用できる?

NTTドコモのdポイントを活用して投資を始めることができる新たな資産運用の方法が注目を集めています。ポイントを通じて気軽に始められるため、投資に興味はあるけれど、資金がない人やリスクが心配な人におすすめできる選択肢といえるでしょう。
ポイントで投資ができたり投資でポイントが貯まったりする
dポイントを投資に利用する場合、ポイントそのものをお金の代わりに投資に活用することができるケースと、通常のお金による投資の過程でポイントが付与されるケースとがあります。
dポイントで投資する方法は3つ
現在のところ、dポイントに関係する投資や資産運用の方法は3種類です。
dポイントを利用して投資や資産運用をする方法は、NTTドコモのdポイント運用とSMBC日興証券の日興フロッギー、そして株式会社お金のデザインのTHEO+ docomoです。
| dポイント投資の種類 | サービス内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| dポイント運用 | ・おまかせ運用 ・テーマ運用 |
初心者でも簡単に始められる |
| 日興フロッギー | ・dポイントでも現金でも株式を購入できる | 非課税で運用することができる |
| THEO+ docomo | ・預かり資産額に応じてdポイントが毎月付与(dポイントを運用資金に充てる「ポイント入金」も可能) | アルゴリズムによって、金融最適とされる方法で自動運用してくれる |
いずれもdポイントを活用するものですが、それぞれサービス内容や特徴が異なります。 ここからは、それぞれを詳しく紹介していきましょう。
NTTドコモのdポイント運用とは
dポイントをもっとも手軽に運用できるサービスがNTTドコモのdポイント運用です。株式会社お金のデザインとの提携サービスになります。
dポイントを運用ポイントへ変換し投資可能
dポイントで投資を行うには、運用ポイントに変換する必要があります。dポイントを一旦dポイント運用サイトにて運用ポイントに変換しておけば、THEOで運用されているETF(上場投資信託)や投資信託などの値動きに連動することになります。そして運用ポイントは、いつでもdポイントに戻して利用することが可能です。ちなみに、dポイント1P=運用ポイント1Pの交換率となります。これはあくまでポイントの運用で、現金の増減は伴いません。しかしながら、増えた運用ポイントは好きな時にdポイントに戻して各種決済に利用可能です。
おまかせ運用とテーマ運用から簡単に投資
運用方法は大きく分けておまかせ運用とテーマ運用の2種類から選択できます。
おまかせ運用
おまかせ運用はアクティブコースとバランスコースの2種類から選択できます。
アクティブコースは積極的に投資するために、株式に軸足を置き、ハイリターンを目指すコースです。バランスコースはリスクを抑えるため債券を中心に、ミドルリターンを目指します。これらのコースは、サービスの利用を開始した後でも変更可能です。
テーマ運用
こちらの運用方法では、複数のテーマ(コース)から選択できます。代表的なテーマには、以下のようなものがあります。
日経平均株価(日経225)
金(ゴールド)
新興国
クリーン・エネルギー
ヘルスケア
生活必需品
コミュニケーション
米国大型株※1
日経インバース指数※2
※1。後述するTHEO+ docomoを利用して口座を開設しているのが条件
※2。直近1ヶ月以内にd払いの利用が条件
NTTドコモのdポイント運用を始めるメリット
NTTドコモのdポイント運用を始めることで得られるメリットは、以下のとおりです。
NTTドコモのdポイント運用のメリット
- 少額から始められる
- 運用の途中でもdポイントへ戻して使える
- ポイントへの交換(引き出し)
それぞれを詳しく見ていきましょう。
少額から始められる
現金を使って投資をするためには、証券会社に口座を開設する必要があり、本人確認書類を提出するなどの手間がかかります。しかし、NTTドコモのdポイント運用は口座開設の必要はなく、1ポイントから運用が始められます。そのため、日常のお買い物で貯まったポイントで気軽に投資が始められます。
運用の途中でもdポイントへ戻して使える
dポイント運用を行うためにdポイントを運用ポイントに変えますが、いつでも1ポイント単位でdポイントに戻せます。
ただし、交換が反映するタイミングは、選んでいる投資コースによって微妙に異なるので注意が必要です。また、dポイントへ戻す際の上限は特にありませんが、運用ポイントへの追加は1回あたり20万ポイントが上限です。
運用シミュレーションも簡単
「もしもシミュレーション機能」を使えば、ロボアドバイザーで資産運用をした場合の試算が簡単に確認できます。
ロボアドバイザーとは、AIによってアルゴリズムで資産運用を行う自動投資技術です。株式会社お金のデザインとドコモの協業サービスであるTHEO+ docomoのロボアドバイザーのシミュレーションが使われます。
さしあたって使う予定のないdポイントを活用できる
特にすぐ使う予定のないdポイントは放置しておいても増えませんが、dポイント運用に回すことで増える可能性があります。
ただし、期間・用途限定ポイントは利用できず、あくまで通常ポイントのみ対象のサービスです。
NTTドコモのdポイント運用に向いている人とは
この投資方法をおすすめしたいのは、以下にあてはまる人たちです。
NTTドコモのdポイント運用はこんな人におすすめ
- dポイントを貯めている人
- dポイントを活用したい人
- dポイントの有効期限が迫っていて使い道が特にない人
- 投資を体験してみたい人
- 投資初心者
- 投資をしたいけれど忙しい人
NTTドコモのdポイント運用を始める手順
このサービスの利用を始めるためには、まずdポイント運用の公式サイトにアクセスして手持ちのdポイントを運用ポイントに交換します。
次に大枠の運用方法をおまかせ運用とテーマ運用の2種類から選択しましょう。おまかせ運用を選んだ場合はさらにアクティブコースとバランスコースから選択します。テーマ運用を選んだ場合は複数のテーマ(うち一部は前述の条件あり)からテーマを選択可能です。
あとはアルゴリズムで自動的に運用が行われます。
日興フロッギーとは?
dポイントでも現金でも株式投資ができるサービスが日興フロッギーで、SMBC日興証券がNTTドコモと連携して運営しています(1回の注文ではdポイントか現金のいずれかを利用します)。
投資初心者向けサービスである日興フロッギーの証券口座に、dアカウントを連携することで、dポイントを100ポイントから運用可能です。
dアカウントとはdポイントクラブ会員にNTTドコモが発行する本人認証用IDのことで、ドコモと回線契約していなくても発行することができます。
日興フロッギーのメリット
日興フロッギーにはどのようなメリットがあるのでしょうか。5つあげて、説明しましょう。
日興フロッギーのdポイント投資のメリット
- 100ポイントや100円から株式投資ができる
- 期間・用途限定ポイントも利用できる
- 100万円まで買い手数料は無料
- 配当や株主優待が受けられる
- NISA口座を利用して非課税運用ができる
100ポイントや100円から株式投資ができる
1つ目のメリットは、dポイントなら100ポイント、現金でも100円から取引できることです。dポイントだけの利用でも問題ありません。投資対象も多く、株式やETF、REITなどの約3,800銘柄が用意されています。
期間・用途限定ポイントも利用できる
また、NTTドコモのdポイント運用では利用できない期間・用途限定ポイントも利用できます。
100万円まで買い手数料は無料
株式などを買う時の手数料は100万円までかかりません。なお、スプレッドが発生する売却や100万円を超える買付では、約定金額の0.2%(500円ごとに1ポイント)のdポイントが付与されます。
配当や株主優待が受けられる
保有株数に応じて配当金がもらえます。また、株数が一定数に到達すると株主優待も受けることが可能です。
NISA口座を利用して非課税運用ができる
日興フロッギーはNISA口座が利用できるので、枠内では非課税での運用が可能です。
日興フロッギーが向いているのはこんな人
日興フロッギーのdポイント投資が向いているのは、以下のような人たちです。
日興フロッギーのdポイント投資はこんな人におすすめ
- 現金での投資はハードルが高い人
- 資金は少額しかないが投資にトライしたい人
- 資産運用に課税されたくない人
THEO+ docomoとは?
THEO+ docomoは、株式会社お金のデザインがドコモと協業して提供する投資一任サービスです。預かり資産額に応じてdポイントが毎月付与されるほか、保有するdポイントを1ポイント=1円単位で運用資金に充当できる「ポイント入金」機能も利用できます(月間上限5万ポイント、出金は現金のみ)。
ユーザーから預かった資産を運用のプロとAIによる工学を駆使したアルゴリズムによって、金融最適とされる方法で自動運用してくれます。
安心しておまかせで運用できる機能を監修しているのは、経済学のエキスパートと資産運用のエキスパートの両者です。市場の下落リスクをあらかじめ予想するために、最新のAIを活用した機能が用いられています。
THEO+ docomoのメリット
THEO+ docomoにはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下でみてみましょう。
THEO+ docomoのdポイント投資のメリット
- 手数料が業界最低水準
- セキュリティが盤石
- ドコモ回線契約者ならポイントが1.5倍
手数料が低水準
THEO+ docomoの手数料は、運用資産額に対して最大1.10%(税込・年率)です。手数料割引プログラムの適用条件を満たすと段階的に割引され、主要な資産帯では0.715%(税込・年率)まで引き下げられます(3,000万円を超える部分は0.55%)。クイック入金・積立入金・出金の手数料は無料です(銀行振込による入金時は各金融機関所定の手数料がかかります)。
セキュリティが盤石
ユーザーの大切な資産と個人情報を守るために多くの取り組みを行なっています。たとえば、顧客資産を会社の資産とは分けて管理する分別管理という仕組みです。万が一運営会社が破綻した場合でも、原則として顧客の資産は保全・返還される仕組みになっています。さらに、分別管理に万一不備があった場合に備え、日本投資者保護基金による補償(1顧客あたり上限1,000万円)も用意されています。ただし投資商品であるため元本は保証されず、運用成果は市場変動の影響を受けます。
また、不正出金の防止策として、出金先は登録されたご本人名義の口座に限られており、第三者名義の口座へ出金することはできません。万が一、悪意の第三者による不正アクセスがあっても、出金することができないので安心です。
さらに、通信の暗号化(SSL/TLS)や不正アクセス対策など、各種セキュリティ対策を導入しています。
ドコモ回線契約者ならポイントが1.5倍
ドコモ回線契約者でなくとも、dアカウントがあればサービスは利用できます。dポイントは運用資産額1万円につき毎月1ポイント付与され、ドコモ回線契約者の場合は1.5ポイント(1.5倍)が付与されます(運用資産が3,000万円を超える部分は付与率が異なります)。
THEO+ docomoが向いているのはこんな人
THEO+ docomoの利用が向いているのは、以下のような人たちです。
THEO+ docomoのdポイント投資はこんな人におすすめ
- 資産運用はしたいが多忙な人
- 投資の知識はないけれどローリスクで行いたい人
- 特に使う予定がない余剰金がある人
dポイントを活用して投資デビューを果たそう
投資の一つのトレンドであるdポイントにフォーカスして、NTTドコモのdポイント運用と日興フロッギー、THEO+ docomoについて詳しく解説しました。
取り組み方はいろいろありますが、まずは簡単に取り組めるNTTドコモのdポイント運用からスタートをして投資体験をしてみるのがおすすめです。ポイントだけのやりとりなので、現金を損するリスクはありません。
このようにポイント活用で気軽に投資の世界にデビューを果たしてから、自分に向いた投資方法を模索するのもよいでしょう。