
外貨積立は、定期的に一定金額で外貨を買い付けし、積み立てていくタイプの外貨預金です。外貨預金は、円預金と比べて金利面で魅力があります。しかし為替動向によっては、不利益を被る可能性も否めません。為替動向が読みにくい昨今、買付のタイミングで迷うことがなく外貨で預金ができる外貨積立の魅力が高まっています。
本記事では、外貨積立の概要や仕組み、外貨積立の始め方などについて解説します。どの通貨を選べば良いかわからない方のために積立通貨の選び方についても説明しますので、ぜひ参考にしてください。
- 外貨積立の始め方がわかる
- 通貨選びのポイントがわかる
- 銀行選びのポイントがわかる
- 外貨積立のメリット・デメリットがわかる

米ドル定期預金 (1ヶ月) |
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年8.60% (税引後 6.852%) |
・上記金利で1ヶ月(30日)1,000米ドルお預入れいただく場合の受取利息計算例:1,000米ドル×8.60%×30日÷365日×79.685%=約5.63米ドル
・外貨定期預金の通常金利は、個人のお客さまが1,000米ドルお預入れの場合、米ドル1ヶ月定期:年3.00%(税引後2.390%)です。
・外貨定期預金の初回満期日以降の利息は、「自動継続」の場合は満期日(継続日)当日の同一期間・同一通貨の大和ネクスト銀行所定の外貨定期預金金利によります。
大和ネクスト銀行は、取扱通貨が12種類
いつでも好金利で預けられるので、分散投資をしたい方におすすめです。
外貨積立は貯蓄やリスク分散に活用できる
外貨積立とは、指定した積立日に外貨の買い付けを行うサービスです。米ドルや豪ドルなどの種類があり、「毎月10日に1,000円」のように積立設定をすると、円普通預金口座から自動で外貨の買い付けが行われます。
外貨建てのメリット | 外貨建てのデメリット |
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- 為替差益や金利差を利用して、貯蓄性を高めたいとき
- 日本国内のインフレに備えたいとき
- 日本円の定期預金と同じ感覚で、外貨を積み立てたいとき
- 一括での外貨預金に不安を感じているとき など
相場状況や経済動向にもよりますが、外貨積立では日本円が海外資産に換わるため、貯蓄性やリスク分散の効果を高められる場合があります。

米ドル定期預金 (1ヶ月) |
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年8.60% (税引後 6.852%) |
・上記金利で1ヶ月(30日)1,000米ドルお預入れいただく場合の受取利息計算例:1,000米ドル×8.60%×30日÷365日×79.685%=約5.63米ドル
・外貨定期預金の通常金利は、個人のお客さまが1,000米ドルお預入れの場合、米ドル1ヶ月定期:年3.00%(税引後2.390%)です。
・外貨定期預金の初回満期日以降の利息は、「自動継続」の場合は満期日(継続日)当日の同一期間・同一通貨の大和ネクスト銀行所定の外貨定期預金金利によります。
大和ネクスト銀行は、取扱通貨が12種類
いつでも好金利で預けられるので、分散投資をしたい方におすすめです。
外貨積立の仕組み
外貨積立を利用すると、設定した積立金額が円普通預金口座から引き落とされ、その分が外貨普通預金口座への預入れに回ります。毎月の指定日に同じことが繰り返されるため、定期的に外貨預金をする方法と同じ効果が期待できます。
外貨預金の基本
そもそも、一般的な外貨預金にはどのような効果があるのでしょうか。外貨預金は、入金時に日本円を外貨と交換し、出金時には外貨を日本円と交換して受けとるサービスです(※外貨をそのまま受けとるサービスもあります)。
為替レートの影響を受ける特徴があり、通常は出金時に円安が進んでいると、為替差益分の利益を受けとれます。具体的な例を見てみましょう。
例えば、為替レートが1米ドル=150円のときに30万円分を入金するとします。米ドルでの預入額は、以下のとおり2,000米ドルです。
・米ドルでの預入額:30万円÷150円=2,000米ドル
預入期間中に為替レートが1米ドル=160円になると(円安米ドル高)、日本円に換算した受けとり額は32万円になります。
・円安時の受けとり額:2,000米ドル×160円=32万円
一方で、為替レートが1米ドル=140円になると(円高米ドル安)、日本円に換算した場合の受けとり額が減ってしまいます。
・円高時の受けとり額:2,000米ドル×140円=28万円
実際には預金利息や税金、為替手数料の影響を受けますが、外貨預金では為替レートが円安方向に進むと、利益を得られる可能性が高まります。
外貨積立と外貨預金の違い
外貨積立は積み立てタイプの外貨預金であり、為替動向によって損益が変わる仕組みは同じです。一般的な外貨預金との違いは、日本円ベースで毎月同額を入金(積み立て)することです。
外貨での預入額については、積立時点の為替レートで計算されます。円高時には外貨の預入額が多くなり、円安時には預入額が少なくなるため、長期で続けると平均為替取得レートを平準化させる効果があります。
外貨積立が注目される背景
2024年3月に日本銀行がマイナス金利政策解除を決定したことを受け、多くの銀行は預金金利を引き上げました。しかし、米国などと比べて金利が高い状況ではなく、国内の普通預金金利は2025年1月時点で約0.10%、定期預金(1年)でも0.125%程度です。
また、2022年以降は円安傾向が続いており、それまで1米ドル=110円台で推移していた為替レートは、1米ドル=140~150円台で推移するようになりました(※2025年1月22日現在)。低金利や円安の局面がこのまま続くようであれば、外貨資産の円換算額が増え、為替差益を得られるチャンスもありますし、金利が相対的に高い外貨建ての資産を持つことで、より高い利回りを得られるため、日本円より外貨のほうが有利になる可能性があります。
ただし、実際には「行き過ぎた円安」ともいわれるほど円安傾向が続き、政府が為替介入したと見られる場面も何度か生じています。為替相場の見通しが難しい局面であるため、一括の外貨預金に比べると、毎月少額ずつを購入する外貨積立のほうが安心できるかもしれません。
外貨積立の戦略とは? ドルコスト平均法の効果
外貨積立が注目される理由には、ドルコスト平均法によるリスク分散もあります。
ドルコスト平均法は、同じ頻度で一定額の外貨を積み立てることにより、外貨の平均取得為替レートを平準化する手法です。具体的なメリットを理解するために、まずは「定額積立」と「定量積立」の違いを押さえましょう。
- 定額積立:同じ頻度で一定額を積み立てる方法(毎月1,000円など)
- 定量積立:同じ頻度で一定量を積み立てる方法(毎月10米ドルなど)
外貨積立の場合、定額積立の「定額」は日本円での金額になり、「定量」は外貨での金額になります。定額積立で毎月1万円、定量積立で毎月100米ドルを積み立てると想定して、米ドルでの預入額を見てみましょう。
【定額積立】 | 1ヵ月目 | 2ヵ月目 | 3ヵ月目 | 4ヵ月目 | 合計 | |
為替レート (1米ドルあたり) |
150円 | 145円 | 153円 | 160円 | ― | |
積立額 | 日本円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 4万円 |
米ドル | 66.66米ドル | 68.96米ドル | 65.35米ドル | 62.50米ドル | 263.49米ドル |
※小数点第3位を切り捨てて計算
【定量積立】 | 1ヵ月目 | 2ヵ月目 | 3ヵ月目 | 4ヵ月目 | 合計 | |
為替レート (1米ドルあたり) |
150円 | 145円 | 153円 | 160円 | ― | |
積立額 | 日本円 | 1万5,000円 | 1万4,500円 | 1万5,300円 | 1万6,000円 | 6万800円 |
米ドル | 100米ドル | 100米ドル | 100米ドル | 100米ドル | 400米ドル |
※小数点第3位を切り捨てて計算
定量積立に比べると、定額積立のほうが平均取得為替レートを抑えられていることがわかります。ドルコスト平均法(定額積立)では、為替レートが高いときに取得する外貨の量が減るため、相場状況によってはリスクを抑える効果が期待できるでしょう。上記表の差は小さいですが、期間が長くなるにつれてドルコスト平均法の効果は大きくなります。
銀行の外貨積立サービスでは、定額積立方式が採用されています。自然にドルコスト平均法を実践できるため、初めての外貨資産形成でも平均取得為替レートを平準化できます。相場状況によっては、一括の外貨預金や定量積立よりもリスクを抑えられるでしょう。
また、1つの通貨に集中させず、複数の外貨に分散して積み立てる方法もおすすめです。日本円をさまざまな外貨に換えると、リスク分散の効果によって安定した資産形成を図れる可能性があります。
外貨積立のメリット
外貨積立にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、国内の普通預金や日本円での投資、一括での外貨預金などと比べた場合のメリットをご紹介します。
為替差益を期待できる
外貨積立では為替レートが円安方向に進むほど、為替差益によるリターンを得られる可能性があります。為替動向の予測は難しいところですが、外貨積立は定期的に定額を積み立てるサービスなので、都度タイミングを気にする必要はありません。
円高・円安のどちらの局面で始めても、ドルコスト平均法の効果によって平均取得為替レートが平準化されます。
金利の恩恵を享受できる
一般的に外貨積立は、外貨普通預金の金利が適用されます。外貨普通預金の金利は、外貨定期預金金利よりは低いものの円定期預金と比べると高い傾向にあります。
例えば、大和ネクスト銀行の外貨普通預金の金利は、米ドルの場合で税引前0.3%です(※2025年1月29日時点)。円預金の普通預金金利を0.1%とすると約3倍であることから、高金利の恩恵を享受できる可能性があります。
外貨普通預金がある程度たまったら、定期預金に変えるとさらに高い金利を受けとることもできます。ただし、外貨によって適用金利は異なるので注意してください。
自動積立で利便性が高い
外貨での預入れを忘れたり、途中で休止したりするとドルコスト平均法の効果は薄れます。その点、外貨積立では自動的に定額積立されるため、積立設定を解除しない限りは平均取得為替レートを平準化する効果が続きます。
外貨積立で為替変動リスクを軽減
政府の為替介入や不安定な世界情勢など、為替動向が不安定になる可能性はゼロではありません。その点、外貨積立は定期買付が基本であり、長く続けるほどドルコスト平均法の効果が高まるため、一括での外貨預金に比べると為替変動リスクを抑えやすくなります。

米ドル定期預金 (1ヶ月) |
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年8.60% (税引後 6.852%) |
・上記金利で1ヶ月(30日)1,000米ドルお預入れいただく場合の受取利息計算例:1,000米ドル×8.60%×30日÷365日×79.685%=約5.63米ドル
・外貨定期預金の通常金利は、個人のお客さまが1,000米ドルお預入れの場合、米ドル1ヶ月定期:年3.00%(税引後2.390%)です。
・外貨定期預金の初回満期日以降の利息は、「自動継続」の場合は満期日(継続日)当日の同一期間・同一通貨の大和ネクスト銀行所定の外貨定期預金金利によります。
大和ネクスト銀行は、取扱通貨が12種類
いつでも好金利で預けられるので、分散投資をしたい方におすすめです。
外貨積立のデメリット
外貨積立には、メリットだけではなく以下のようなデメリットもあります。
為替変動リスクがある
ドルコスト平均法では平均取得為替レートを平準化できますが、為替変動リスクが全くなくなるわけではありません。為替レートの急激な転換によって円高が進むような局面では、為替差損がでる可能性もあります。
流動性リスクがある
外国為替市場で外国為替取引が行われない場合など、外貨の種類によっては預入れや払戻しができなくなる可能性があります。このような流動性リスクを避けるには、外貨の種類を分散させることが重要です。
流動性リスクを抑える手段としては、外貨以外の資産(株式や債券など)に換える方法も有効になります。
信用リスクがある
国内の普通預金などとは違い、外貨積立(外貨預金)は「預金保険制度」の対象外になります。預金保険制度とは、金融機関が破たんした場合でも元本1,000万円(上限)と破たん日までの利息等が保護される制度です。
外貨積立による外貨預金口座内の資金は、預金保険制度で保護されることがありません。そのため、外貨積立では金融機関(預入先)の健全性などをチェックする必要があります。
為替手数料(スプレッド)が発生する
金融機関や取引通貨にもよりますが、外貨積立では日本円を外貨に交換するとき(預入時)と、外貨を日本円に交換するとき(引出時)に為替手数料(スプレッド)が発生します。余計なコストを抑えたい方は、できるだけ為替手数料(スプレッド)の低い金融機関や外貨を選びましょう。
初めての外貨積立 始め方
外貨積立に興味があっても「何から始めればいいのかわからない」という方もいるかもしれません。初めて外貨積立に挑戦する場合は、以下の流れで準備を進めましょう。
手順1.積み立てる外貨を選ぶ
利用する金融機関によって、積み立てられる外貨の種類は異なります。そのため、まずは資産運用の目的を整理し、目的に合った外貨を選びましょう。選び方で悩んでいる方は、以下の基準を参考にしてみてください。
- 旅行や留学で使える
- 金利が良い
- 流通量が多い
海外旅行や留学、出張などで海外に行く機会がある場合は、現地で使える通貨を選ぶと旅行費用目的の貯金として役立ちます。お金を増やすことに重点を置きたい人は、金利の良さや円安を望める通貨を選ぶのも良いでしょう。ただし円と外貨を交換する際には、為替手数料が発生します。
為替手数料は外貨や金融機関によって異なり、一般的には米ドルのように流通量が多いほど低く、流通量の少ない通貨は高い傾向にあります。流通量が多い通貨は、比較的為替が安定しているといわれているため、為替変動リスクを抑えたい場合にも流通量は目安になります。外貨積立で取り扱われることの多い外貨の特徴は、次のとおりです。
米ドル | 国際的な取引が米ドルをベースに行われているため、安定性や流動性が比較的優れている通貨。米ドル関連の情報収集もしやすく初心者でも始めやすい。 |
ユーロ | 世界三大通貨の一つ。2024年5月時点において、20ヵ国で法定通貨として利用されている。米ドルに次ぐ取引規模を誇り、比較的値動きも安定している。国により経済状況が異なり、判断が難しい面もある。 |
英ポンド | 国際的な取引や金融市場での取引で、極めて重要な役割を持つ通貨。米ドルやユーロに比べると為替レートの変動リスクがあるものの、主要国のなかでは、歴史的に金利が高い傾向がある。 |
豪ドル | 資源市場の動きと密接に関連。最大の輸出国である中国経済の影響を受けやすい。値幅が大きく変動のスピードが速いことも。 |
NZドル | ニュージーランドは農産物輸出国として有名。農産物価格の動きが為替価格に影響を及ぼす。オーストラリアや中国の動きにも注意が必要。 |
トルコリラ | 高金利通貨として知られるトルコリラは、金利収入の面で魅力的。国民の平均年齢が低く、潜在成長力は高水準。内政リスクや中東方面の動向に注意が必要。 |
南アフリカランド | 金利が高い。世界有数の資源国だが、鉱産資源価格の影響を受けやすい。政情不安や鉱業関連のストライキなどによる為替変動に注意が必要。 |
上記を参考にしながら、ご自身の目的に合った外貨を選びましょう。
手順2.銀行(金融機関)を選ぶ
積み立てる外貨の種類が決まったら、申し込みの準備をします。利用する銀行を選ぶ際には、次のポイントを意識しましょう。
- 自分が積み立てしたい通貨を取り扱っているか
- 為替手数料がどのぐらいかかるか
- 無理のない金額で積み立てできるか
【銀行】 | 大和ネクスト銀行 | 東京スター銀行 | GMOあおぞらネット銀行 | ソニー銀行 | 住信SBIネット銀行 | PayPay銀行 | auじぶん銀行 |
取扱通貨数 | 2 | 3 | 8 | 12 | 9 | 9 | 8 |
為替手数料(米ドルの場合) | 預入時:なし 払出時:最大50銭 |
預入時:なし 払出時:最大50銭 |
預入時:5銭 払出時:5銭 |
預入時:15銭 払出時:15銭 |
預入時:3銭 払出時:3銭 |
預入時:3銭 払出時:5銭 |
預入時:6銭 払出時:6銭 |
最低積立可能額 | 1,000円以上1,000円単位 | 1,000円以上1,000円単位 | 500円以上 1円単位 |
500円以上 1円単位 |
500円以上 1円単位 |
300円以上 1円単位 |
100円以上 100円単位 |
積立頻度 | 毎月 | 毎月 | 毎月・毎週・毎日 | 毎月・毎週・毎日 | 毎月・毎週・毎日 | 毎月・毎週・毎日 | 毎月・毎週・毎日 |
先に述べたように外貨積立では、預入れと払出しの際に為替手数料(スプレッド)が発生します。1回あたりの積立額が少額でも、積み立てるたびに手数料が発生すると期待できる利息や為替差益が減少するため、預入時の為替手数料が低いことも銀行選びのポイントです。為替手数料(スプレッド)は金融機関や外貨の種類によって異なるため、口座開設前に必ず確認しましょう。
手順3.口座開設を申し込む
金融機関を選んだあとは、口座開設の申し込みをしましょう。多くの金融機関では「スマホのアプリ」「Webサイト」「店頭」などで口座開設手続きができます。ここでは、スマホのアプリで手続きする場合の流れをご紹介します。
- 1.アプリ画面で本人情報を入力、本人確認書類をアップロードする
- 2.口座開設完了案内が届く
- 3.アプリからマイナンバーを登録する
- 4.取引可能
アプリで申し込みをする場合は、最短1日で手続きができる場合もあります。手続きができる状態になったら外貨積立を申し込み、積み立てする外貨や金額、積立方法などを設定しましょう。スムーズに手続きできるように、以下のような必要書類を事前にそろえておくことも大切です。
- 運転免許証
- 健康保険証
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民票の写し
- マイナンバー(金融機関によってはマイナンバーを安全に登録できるように専用のアプリを用意しているため、活用すると良いでしょう)
- 積立金の引き落としや引出金の受取りに使用する本人名義の口座番号 (大和ネクスト銀行に口座開設をする場合)
外貨積立に関するよくある質問(FAQ)
ここからは、外貨積立に関するよくある質問へ回答していきます。
- 円高局面になることを考えると、外貨預金は不利ではないですか?
- 将来的な為替動向は誰にもわかりません。円高局面が続けば円ベースでの資産価値は減りますが、積み立てできる外貨の額は多くなります。口座内の外貨残高を増やしていきながら円安に転換するのを待つのも良いでしょう。
- 外貨積立は為替変動リスクがあって心配ですが大丈夫ですか?
- 通貨によって為替変動リスクは異なります。外貨というと米ドルをイメージする人も多いかもしれません。しかし多くの金融機関では、複数の通貨を取り扱っています。米ドルのみでなく、豪ドルやユーロなど、いくつかの通貨へ分散して積み立てするとリスクヘッジとして有効です。
- 外貨積立はどのように選べば良いですか?
- まずは、積み立てしたい通貨を選びましょう。初めての場合は、為替の動きがわかりやすい米ドルや豪ドル、ユーロなどから始めるのがおすすめです。また旅行などで自分が使う通貨を選ぶことも選択肢の一つといえます。円を外貨へ交換するときや外貨を円へ戻すときにかかる為替手数料も忘れずチェックしましょう。
為替手数料(スプレッド)は、通貨や金融機関によって大きく異なります。なお外貨積立(外貨預金)は、預金保険制度で保護されていないため、ペイオフの対象外です。そのため積み立てをしている金融機関が破たんした場合、それまでの積立資産は保証されません。万が一のことも考慮すると、金融機関の健全性を充分に確認して選ぶことも大切です。

米ドル定期預金 (1ヶ月) |
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年8.60% (税引後 6.852%) |
・上記金利で1ヶ月(30日)1,000米ドルお預入れいただく場合の受取利息計算例:1,000米ドル×8.60%×30日÷365日×79.685%=約5.63米ドル
・外貨定期預金の通常金利は、個人のお客さまが1,000米ドルお預入れの場合、米ドル1ヶ月定期:年3.00%(税引後2.390%)です。
・外貨定期預金の初回満期日以降の利息は、「自動継続」の場合は満期日(継続日)当日の同一期間・同一通貨の大和ネクスト銀行所定の外貨定期預金金利によります。
大和ネクスト銀行は、取扱通貨が12種類
いつでも好金利で預けられるので、分散投資をしたい方におすすめです。