仏壇・仏具・墓石等を専門とした小売、卸を行う株式会社はせがわ(東証スタンダード:8230)が、2023年11月15日に2024年3月期中間決算説明会を実施しました。

「敬い」「感謝」「礼儀」を以て、お客様の心豊かな生活を支援 ---- 新貝社長による決算説明

本記事は、代表取締役社長の新貝 三四郎氏、経営企画部長の吉安大輔氏による説明会での発表の一部を抜粋・編集して紹介します。詳細については、 こちらの動画を御覧ください。

株式会社はせがわIRページ

目次

 

  1. 決算の概要
  2. セグメント別 売上高状況
  3. 2024年3月期 業績予想
  4. 株主還元について

 

決算の概要

2024年3月期の中間決算は、売上高が114億9,700万円となりました。スライドには前年+0円と記載していますが、増収です。 そして営業利益が10億3,800万円となり、前年同期比で2億2,600万円の減益、経常利益は10億5,400万円と前年同期比で2億2,200万円の減益、四半期純利益は7億300万円と前年同期比で1億9,200万円の減益で、前期に対しては増収減益となっています。

2023年5月15日に適時開示をした公表計画に対して売上高は約1億円の未達でしたが、段階利益である営業利益、経常利益、四半期純利益は公表計画を上回る実績となりました。 また、通期の公表計画に対しては11月6日に適時開示をしています。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

セグメント別 売上高状況

セグメント別の売上高の状況です。当社の主要事業である仏壇仏具事業については、前年対比で-1.1%の減収、墓石事業がこちらも-1.7%の減収、仏壇仏具事業と墓石事業を合わせた合計が-1.2%とそれぞれ減収となっています。

一方で飲食・食品・雑貨事業が伸び、+8,100万円の増収となっています。2022年10月度より開始した食のギフトの販売が順調に推移したことが要因です。

その他についてはこちらもプラスで推移していますが、特にECの売上が順調に推移し、13.8%の増収となりました。結果、全社ではぴったりですが、増収となっています。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

2024年3月期 業績予想

来年3月末の業績予測は、売上高では221億円、営業利益では14億4,000万円、経常利益は14億5,000万円、当期純利益は先日上方修正しましたが、9億5,000万円の着地を見込んでいます。

売上高が前年とほぼ同じで利益がなぜ減るのかというと、人件費の増加分に加えて将来に向けた投資に費用を使っていきたいと考えており、減益としています。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

 

株主還元について

 

株主還元については、中間配当は1株あたり7円50銭、2024年3月期の期末配当は1株あたり7円50銭を予定しています。年間の配当金は1株あたり15円とする予定です。今後も内部留保金や業績なども勘案しながら長期にわたって安定した配当を行っていきたいと考えています。

(※)詳しくは説明会動画を御覧ください。

決算説明会動画ページリンク:https://www.net-presentations.com/8230/20231115/m7edbnc8/
IRページリンク:https://corp.hasegawa.jp/ir/