4月28日(火曜日)のリップル(XRP)は、1.40〜1.44ドル付近で推移し、本日からのFOMC、4/30開幕のXRP Las Vegas 2026、CLARITY Actマークアップ進展という3つの重大イベントを目前に控え、神経質な値動きとなっています。Brent原油$108急騰のリスクオフ環境のなか、XRPは$1.30-$1.50の長期レンジ内で次の方向性を探っています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年4月28日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、1.40〜1.44ドル付近で推移しています。DigitalCoinPriceによれば、4月28日のXRP価格は$1.40で、24時間取引高は約$22.9億ドルとなっています。CoinMarketCapでは$1.44水準で取引されており、24時間取引量は約$14.6億ドルです。
本日最大の注目イベントは、本日から2日間にわたって開催されるFOMC会合(4/28-29)、そして4月30日開幕のXRP Las Vegas 2026(Brad Garlinghouse CEO登壇予定)です。Rippleが先週送った「Next Monday. Las Vegas. XRP.」という謎めいたメッセージを受け、コミュニティでは「重大発表」への期待が高まり続けています。
テクニカル面では、CoinCodexのRSIが55.68と中立、CoinLoreのBollinger上バンドは$1.49・下バンドは$1.32と、明確な$1.30-$1.50のレンジ内推移を継続しています。24/7 Wall St.は本日「XRP $5達成には4つの条件が必要」とする詳細分析を発表し、CLARITY Act通過、BTC$100K回復、ODL利用拡大、ETF流入加速という4要素を挙げています。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



FOMC・XRP Las Vegas 2026開幕・CLARITY Actマークアップという、規模感の異なる3つの触媒が今週同時進行するのは、XRPにとって2026年で最も特殊な構図です。
本日のXRP相場を読み解くうえで意識したい軸は、「FOMCのリスクオフ/オン転換」と「XRP独自触媒(Las Vegas発表・CLARITY Act・量子耐性ロードマップ)」という、マクロと個別の2層構造です。
後述の価格動向セクションでは、$1.40-$1.44の攻防と、上値$1.49-$1.50、下値$1.30-$1.32の重要レベルを整理していきます。オンチェーン項では、KBRAのRipple Prime BBB格付け、XRP ETF累計$1.3B流入、SoFi XRP入金開放、クジラ蓄積継続を確認します。
マクロ項では原油$108の影響、ファンダメンタルズ項では4月30日XRP Las Vegas 2026、量子耐性ロードマップ、Bitwise $4.94予想、CLARITY Actマークアップ未スケジュール現状をお伝えします。最後に地政学項で、停戦延長下のXRPの位置取りを整理します。
読者の皆さまには、「FOMC通過後の値動き」と「Las Vegas発表内容」を順番に確認しながら、今週の動きを判断していただければと思います。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(2026年4月28日) | 約1.40〜1.44ドル(約215〜220円) | FOMC・Las Vegas前の静観 |
| 前日比 | -0.5%前後(24時間) | BTC・ETHと足並み揃えて反落 |
| 週次騰落率 | +0.32% | ほぼ横ばい、レンジ継続 |
| 4月月次騰落率 | +5%前後 | 2026年最強月のひとつ |
| 30日緑ローソク率 | 14/30日(47%) | 改善傾向 |
| 30日ボラティリティ | 3.54% | 低めで推移 |
| 直近週間高値 | 約1.50ドル | 4/17記録 |
| 直近週間安値 | 約1.39ドル | 4/21記録 |
| 長期コンソリレンジ | $1.28〜$1.62 | 4月初からタイト圧縮 |
| Bollinger上バンド | $1.49 | 直近の上値抵抗 |
| Bollinger下バンド | $1.32 | 直近の下値支持 |
| 上値抵抗(直近) | 1.45〜1.50ドル | 突破で1.62ドルまで上値追い余地 |
| 次の抵抗 | 1.62〜1.70ドル | レンジ上限ブレイク後 |
| 強い抵抗 | 1.80〜2.50ドル | 200日EMA・長期供給帯 |
| 下値サポート | 1.32〜1.40ドル | Bollinger下バンド・SMA |
| 次の下値 | 1.28ドル | 23.6%フィボナッチ・2月以来サポート |
| 深い下値 | 1.11〜1.15ドル | 下方シナリオ目標 |
| 50日EMA | 約1.40ドル | SMA水準 |
| 200日EMA | 約1.88ドル | 長期の上値の壁 |
| RSI(14日) | 55.68 | 中立、過熱感なし |
| 時価総額 | 約881億ドル(第4位) | BTC・ETH・USDTに次ぐ |
| 24時間出来高 | 約14.6〜22.9億ドル | 低め水準 |
| Fear & Greed Index | 33(Fear) | センチメントは慎重 |
| 史上最高値 | 約3.84ドル | 2018年1月、現在-63% |
2026年4月28日時点のデータでは、XRP/USDは$1.40〜$1.44付近で推移していました。日本円換算では約215〜220円となり、月曜日からほぼ横ばいの水準です。
テクニカル面では、Changellyによれば「日足チャートではXRPはやや弱気だが、200日移動平均が4月23日以降上昇に転じており、長期トレンドは強気」とされます。50日EMA($1.40)を維持し、RSI 55.68は中立圏の上方を保っています。
CoinLoreの分析では「BollingerバンドがUpper $1.49、Lower $1.32と狭く、SMA $1.40付近を維持している。短期ラリー成功で上バンドを試す可能性」と指摘されています。Coinpediaは「$1.30-$1.40がXRPの強い需要ゾーン、ここを維持できれば調整から回復への転換可能」と評価しています。
上値では、$1.45-$1.50のBollinger上バンド・心理的節目が当面の壁です。これを明確に突破できれば、$1.62-$1.70のレンジ上限へ、その先が$1.80(200日EMA)、$2.50という階段状のレジスタンスとなります。下値では$1.32-$1.40の支持帯、$1.28の2月以来サポート、$1.11-$1.15の深い支持帯が並びます。



出典:CoinCodex(4/27 19:13 RSI 55.68・テクニカル分析)、CoinLore(Bollingerバンド・SMA分析)
リップル(XRP)のオンチェーンデータ
オンチェーンデータは、XRPの構造的変化を引き続き示しています。Cryptopolitanによれば、Kroll Bond Rating Agency(KBRA)がRipple Prime(Rippleのプライムブローカレッジ部門)にBBB投資適格格付けを付与しました。これは「カウンターパーティが通常の信用フレームワーク下で取引可能」を意味し、機関投資家による取引拡大の重要なステップです。
The Manila Timesが伝える24/7 Wall St.のデータによれば、累計XRP ETF流入は$1.3Bを超え、Ripple Paymentsの300社超の金融機関採用が続いています。ただし、24/7 Wall St.は「ODL(On-Demand Liquidity)を実際にXRPで利用しているのは300社中約40%にとどまり、残りはRippleNetをメッセージング・決済(法定通貨・RLUSD)で使用」と指摘し、XRPの実需活用拡大が次の課題と分析しています。
| 指標 | 数値 | 前日比・補足 |
|---|---|---|
| 取引所XRP残高 | 2025年2月比 -16.28% | 大口蓄積の継続 |
| 累計XRP ETF流入 | 約$1.3B超 | 2026年1月ピーク$1.24Bから回復基調 |
| XRP ETF総AUM | 約10億ドル | 時価総額比1.2% |
| クジラ30日蓄積 | 約3.3億XRP(1日1100万) | 記録的高水準維持 |
| SoFi XRP入金開放 | 4/22対応開始 | 米フィンテック大手の本格採用 |
| Ripple Prime KBRA格付 | BBB(投資適格) | 機関投資家の取引フレームワーク確立 |
| RippleNet採用金融機関 | 300社超 | うちXRP実利用は約40%(ODL利用) |
| wXRP on Solana流動性 | $100M超 | 4/17ローンチ、Jupiter等で取引 |
| XRPL累計取引件数 | 40億件超 | 2026年3月末時点 |
| XRPL日次取引件数 | 約300万件 | 高水準維持 |
| XRPL上のRWA残高 | 約23億ドル | 年初$9.91億から2倍超に拡大 |
| RLUSD時価総額 | 約13億ドル | 1年で急拡大 |
注目すべきオンチェーンの構造変化として、24/7 Wall St.は「XRPの取引所残高は2025年2月以降-16.28%減少しており、大口ホルダーの蓄積が進んでいる」と分析しています。クジラは過去30日間で1日あたり約1,100万XRP(累計約3.3億XRP)を蓄積し続けています。
U.Todayが伝える4月27日終了のXRPL機能アンロック監査コンテストでは、batch transactions、permission delegation、MPT DEX、confidential transfers for MPT、sponsored fees and reservesといった主要機能の検証が完了し、XRPLのプロトコル進化に重要な前進をもたらしました。Single Asset VaultsとLending Protocolも検証者投票段階に入っており、機関向けDeFi機能の本格稼働が近づいています。



出典:Cryptopolitan(KBRA BBB格付け・Ripple Prime・XRPL分析)、24/7 Wall St.(300社中ODL利用率40%・取引所残高-16.28%)
リップル(XRP)とマクロ環境との連動
XRPのBTCとの相関は約0.376と中程度で、本日もBTCの-0.4%、ETHの-0.71%とほぼ同水準の動きとなっています。Brent原油が$108まで急騰したリスクオフ環境のなか、XRPは$1.30-$1.50のレンジで底堅く推移しています。
マクロ環境は、本日4月28日のFOMC開幕で緊張感を高めています。米10年債利回りは4.24%付近を維持しており、FOMCがハト派・タカ派どちらのメッセージを出すかが最大の節目です。FXPremiereは「ハト派Fed・ドル安・利回り低下・原油安定・ETF前向きセンチメントの組み合わせがBTC・ETH・主要アルトを支援する」と分析しており、XRPもこの構図に沿って動く可能性が高いと見られます。
原油$108の高止まりは、停戦延長後も米イラン関係が再燃している証拠で、これがFOMCのタカ派サプライズリスクを高めています。Trump大統領のパキスタン envoy訪問キャンセル(4/26)、米海軍のイラン港湾封鎖継続も、原油プレミアム解消の障害となっています。
4月29日には上院がKevin Warsh Fed議長候補の指名承認投票を実施し、5月15日にPowell議長から正式交代する見込みです。Warsh氏はBTCに加えXRPなど暗号資産にも前向きと見られており、新議長就任はXRPの中期的な追い風となる可能性があります。



出典:FXPremiere(FOMCシナリオ・原油・XRPマクロ感応度)、CoinCodex(XRP-BTC相関0.376)
リップル(XRP)のファンダメンタルズ
XRPのファンダメンタル面は、本日も独自ドライバーが多面的に進展しています。最大のトピックは、4月30日〜5月1日のXRP Las Vegas 2026です。Bitgetによれば、Paul Barron氏(暗号資産コメンテーター)が「Rippleから来週big newsを期待している」と発言し、Rippleの「Next Monday. Las Vegas. XRP.」という謎めいたメッセージと相まって、市場の期待感は大きく高まっています。Brad Garlinghouse CEOも登壇予定です。
規制面では、CLARITY Actの上院銀行委員会マークアップが本日時点でも未スケジュールの状態が続いています。24/7 Wall St.によれば、120社超の暗号資産企業が4月23日に共同で上院に法案推進を求める書状を送付しましたが、Tim Scott委員長はカレンダーに加えていない状況です。「マークアップが3回以上延期されており、これがXRPの上値抵抗となっている」と指摘されています。
機関投資家関連では、24/7 Wall St.が「Bitwiseが2026年末XRP $4.94を予想する最強気の主要資産運用会社、Standard Charteredは$2.80(2月に$8から大幅引き下げ)」と整理しています。両社とも$5を2026年内ではなく2027年目標と見ており、Bitwiseの2027年目標$6.25、Standard Charteredの2027年目標$7と、強気・慎重両論が並存しています。
技術面では、Bitcoin.com Newsが伝えるRippleの量子耐性4フェーズロードマップ(2028年完了目標)が引き続き注目されています。24/7 Wall St.は「XRPLは2028年まで完全にポスト量子に移行、米NSA CNSA 2.0(2027年新規システム量子耐性化、2030年完全移行)と整合し、BTC・ETHより先に量子耐性を実現」と高く評価しています。
ビジネス面では、SoFi XRP入金開放(4/22)、Rakuten Wallet XRP取扱開始(4/15)、Société Générale-FORGE EUR CoinVertibleのXRPL上稼働(2月)、wXRP on Solana(4/17、$100M流動性)など、グローバル採用網が拡大しています。



出典:24/7 Wall St.(Bitwise $4.94・Standard Chartered $2.80・$5達成4条件)、Bitget(XRP Las Vegas 2026・Paul Barron期待)
リップル(XRP)と地政学・国際情勢
本日の相場に影響を与えている地政学要因は、停戦延長下の不安定感が続いています。Trump大統領は4月22日に米イラン停戦を無期限延長したものの、4月26日に特使のパキスタン訪問をキャンセルし、和平協議は実質的に停滞しています。米海軍によるイラン港湾封鎖は継続中で、原油価格は$108まで急騰しました。
注目すべきは、XRPがBTC・ETHと比較して地政学ヘッドラインへの感応度が相対的に低い点です。これは、XRPの主要な実需ドライバーがアジア(日本・韓国・シンガポール)と中東(UAE)であり、欧米中心のヘッドラインに対する反応が控えめな構造によるものです。
ただし、24/7 Wall St.は「XRPが$5に到達するには、Iran戦争の完全終結とBTC$100K回復が必要」と指摘しており、地政学リスクが解消されない限りはレンジ内推移が続く可能性が高い構造です。逆に言えば、和平協議で実質的な進展があれば、XRPは$1.50突破→$1.62-$1.80への上昇が期待できます。
Polymarketでは「ホルムズ海峡が4月末までに正常化する確率」は28%と低水準ですが、「6月末までの正常化」は81%と中長期の外交解決期待は残されています。停戦が崩壊し原油$120超となれば、XRPは$1.28支持試しのリスクが浮上します。
本日のFOMCとXRP Las Vegas 2026開幕(4/30)、CLARITY Actマークアップ進展という3つの重要要素が、今週後半のXRPトレンドを大きく左右する見通しです。



出典:24/7 Wall St.(XRP $5達成条件・Iran戦争・BTC連動)、The Market Periodical(Trump 4/26パキスタン訪問キャンセル・原油急騰)
当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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(※2023年1月31日に株式会社AWZから商号変更)
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