ビットコイン(BTC)は$76,400近辺で推移し、利上げの通過後も方向感を欠いています。週足では50日移動平均が上値を抑える一方、日足では200日移動平均が上向きを保つという、時間軸で異なる形が現れています。
ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年9月19日)
ビットコイン(BTC)の注目ポイント
本日のビットコイン(BTC)は、$76,400近辺で推移しています。前日の$76,397近辺からほぼ横ばいの水準です。
法案の否決と利上げという二つの材料を通過しました。それでも大きく崩れず、$76,000台を保っています。
移動平均の形は、時間軸によって異なります。日足では50日線が価格の下で上向きに推移し、200日線も8月20日以降は上昇に転じました。
一方、週足では50日線が価格の上にあり、下向きです。上値を抑える要因として機能しています。
9月の想定レンジは$76,306から$79,585とされています。現在値は下限に近い位置です。
年間では調整が続いています。1年前と比べると、3万ドル以上低い水準にあります。
ZUU Web3 竹原ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解



日足では強気、週足では弱気という形が同時に現れているとき、どちらを信じればよいのでしょうか。
答えは、自分の保有期間によります。数日から数週間で判断する人は日足を、数カ月以上で見る人は週足を重視することになります。どちらかが正しいのではなく、見る期間が違うだけです。
価格動向のセクションでは、移動平均の配置と、上下の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、資金の流れと、市場心理を取り上げます。
マクロ環境との連動のセクションでは、利上げ後の見通しに触れます。
相反する形が出ているときは、方向が定まっていない証拠でもあります。無理に結論を出さず、どちらかが崩れるのを待つ姿勢も有効です。
ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況
2026年9月19日午後2時ごろ(JST)時点で、ビットコイン(BTC)は$76,407近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,220万円前後の水準です。
9月に入ってからは$76,000から$80,000の帯で推移しています。$80,000には届いていません。
時価総額は約1兆5,350億ドルです。史上最高値の$126,080からの下落率は約39%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月19日) | $76,407 | 約1,220万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $76,397近辺からほぼ横ばい | 材料の通過後も方向感を欠く |
| 9月の想定レンジ | $76,306〜$79,585 | 現在値は下限に近い位置 |
| 上値抵抗 | $77,000、次に$79,585 | 週足の50日線が上値を抑える |
| 下値サポート | $76,306、次に$73,381 | 後者は50日指数平滑移動平均 |
| 日足の50日移動平均 | 価格の下で上向き | 支えとして機能 |
| 日足の200日移動平均 | 8月20日以降は上向き | 長期の強さを示す |
| 週足の50日移動平均 | 価格の上で下向き | 上値を抑える要因 |
| 週足の200日移動平均 | 3月1日以降は上向き | 基調は維持 |
| 1年前との比較 | 3万ドル以上安 | 中長期では調整局面が続く |
| 時価総額 | 約$1.535兆 | 前日の約$1.534兆からほぼ横ばい |
| 流通供給量 | 20,085,500BTC | 上限2,100万BTCの約96% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-39% | 8月18日の約-49%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $126,080 | 2025年10月に記録 |
日足では50日線が価格の下で上向きに推移し、200日線も8月20日以降は上昇に転じています。短期から中期では、支えが機能している形です。
一方、週足では50日線が価格の上にあり、下向きです。より長い時間軸では、上値を抑える要因として残っています。



ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ
資金の流れは弱含みが続いています。9月15日には、法案の否決を受けて上場商品から大規模な流出が発生しました。
ビットコイン連動とイーサリアム連動を合わせると、この日だけで5億9,200万ドルが引き揚げられています。数カ月で最大の規模です。
デリバティブでも持ち高が整理されました。同じ日には、上昇を見込んだ持ち高が5億7,000万ドル規模で決済されています。
取引所の保有量は高い水準にあります。大手取引所の保有量は約687,000BTCで、2026年で最も多い状態が続いています。
一方、長期保有者は動いていません。10年以上動かなかったコインの活動は2022年以来の低水準にあり、売却は限定的です。
市場心理も落ち着いています。恐怖と強欲を測る指標は69で、二つの逆風を受けた後も強欲の領域にとどまっています。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 9月15日の資金流出 | 5億9,200万ドル | イーサリアム連動との合計 |
| 同日の強制決済 | 5億7,000万ドル規模 | 上昇を見込んだ持ち高が中心 |
| 大手取引所の保有量 | 約687,000BTC | 2026年で最も多い水準 |
| 長期休眠コインの活動水準 | 2022年以来の低さ | 売却は限定的 |
| 恐怖と強欲を測る指標 | 69(強欲) | 逆風の後も領域は変わらず |
| 流通供給量 | 20,085,500BTC | 上限2,100万BTCの約96% |
| 1ブロックあたりの報酬 | 3.125BTC | 新規供給は年々減少 |



ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動
9月16日の会合で、政策金利が0.25%引き上げられました。誘導目標は3.75%から4.00%となり、2023年7月以来の利上げです。
見通しを示す図では、年内にもう一度の利上げが示唆されました。18人のうち16人が少なくとも1回、4人が2回を見込んでいます。
物価への圧力は続いています。軽油の価格が過去最高を記録しており、輸送費を通じて幅広い品目に影響が及びやすい状況です。
この種の物価上昇は、金融政策では下げられません。金利を上げても供給は増えないため、引き締めが長引く要因となります。
年初の想定とは大きく変わりました。2026年の初めには4回の利下げが見込まれていましたが、現在は引き締めが続く方向へ転じています。
次の会合は12月です。それまでは、物価と雇用の指標が一つずつ確認されていくことになります。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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| 社名 | 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
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