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価格・相場

今日のビットコイン(BTC)の価格・相場・動き・相場市況レポート

4月21日(火曜日)のビットコイン(BTC)は、75,600ドル台で推移しており、前日月曜日の安値からの反発基調を維持しています。4月22日に迫った米イラン停戦期限を前に、「74,000ドルのETFコストベーシスを守れるか」が市場の最大の焦点となっています。

目次

ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年4月21日)

ビットコイン(BTC)の注目ポイント

本日のビットコイン(BTC)は、75,600ドル台で堅調な推移となっています。4月20日月曜日に一時73,820ドルまで下落したものの、米市場再開後は75,242ドルまで反発し、そのまま火曜日の取引に持ち越されている格好です。

注目すべきは、週末にイランが米国との2回目の交渉を拒否し、米海軍がイラン籍船を拿捕するという連続的な地政学リスク悪化にもかかわらず、BTCが74,000ドル台を一度割り込んだ後すぐに反発した点です。CoinDeskによれば、CoinSharesのLuke Nolan氏は「BTCがETFコストベーシスの約74,000ドル上方を確保し、ETF流入が3セッション連続でプラスになっていることが、リスクオンローテーションを支える鍵」と指摘しています。

4月22日には米イラン停戦期限が到来し、市場は新たな停戦協議が成立するか、紛争が激化するかの分岐点に立っています。同日にはカナダCPI、海外企業決算など、マクロイベントも重なります。

ZUU Web3 竹原
週末の地政学ショックを飲み込みつつある今、今週はBTCの”吸収力”が試される大事な1週間ですね。

ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のビットコイン(BTC)は、”74,000ドル防衛戦”の真っただ中にあるかもしれません。

このように考えられるのではないでしょうか。

本日の相場を読み解くうえで意識したい軸は、「4月22日停戦期限への接近」と「74,000ドルのETFコストベーシス防衛」という2つの重要テーマです。いずれも、今週のBTCの中期トレンドを決定づける可能性を持ちます。

後述の価格動向セクションでは、75,000ドル近辺の攻防と、74,000ドル・77,500ドルという両サイドの重要レベルを具体的な数値で確認していきます。オンチェーン項では、3連続でプラスに転じたETF流入と、先週のStrategy(旧MicroStrategy)の大型購入を整理します。

マクロ項では原油価格の振れと米株再開のインパクト、ファンダメンタルズ項では相次ぐ企業BTC購入と規制動向をお伝えします。最後に地政学項で、4月22日の停戦期限を前に重要となるポイントを整理します。

読者の皆さまには、目先のヘッドラインに一喜一憂するのではなく、「BTCの地政学耐性がどう進化しているか」という構造的視点を持っていただければと思います。


ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況

指標 数値 備考
現在価格(2026年4月21日) 約75,657ドル(約1,155万円) 前日の安値から反発継続
前日比 +1.12%(24時間) 月曜の安値$73,820から回復
週次騰落率 +1.3%前後 先週の急騰分の大半を保持
直近週間高値 約78,348ドル 4/17記録、2/4以来の高値
直近週間安値 約73,753ドル 4/19に記録
直近30日レンジ 約67,000〜78,348ドル 値幅は約1.1万ドル
上値抵抗 77,500〜78,000ドル 先週突破するも戻り売り継続
次の抵抗 80,000ドル 重要心理的節目
下値サポート 74,000ドル ETFコストベーシス、防衛ライン
次の下値 73,000ドル、70,500ドル ブレイクすれば深押しリスク
50日移動平均 約71,700ドル 上抜け維持
200日移動平均 約87,519ドル 長期線は依然として上値
時価総額 約1.51兆ドル 世界最大の仮想通貨資産
24時間出来高 約173億ドル 平均的な出来高水準
史上最高値 約126,198ドル 2025年10月6日、現在-40%

2026年4月21日時点のデータでは、BTC/USDは75,657ドル付近で推移していました。日本円換算では約1,155万円となり、月曜朝の安値圏からは約30万円の戻しとなっています。

テクニカル面では、50日移動平均線(71,700ドル)を上抜けた状態を維持しており、日足構造は依然として強気寄りです。74,000ドルのETFコストベーシスが支持線として機能するかが、今後1〜2週間の最大の分岐点です。

Polymarketの予測市場では、「4月21日のBTCが対前日上昇するか」の確率は52%Upで、ほぼ互角の攻防となっています。BTCの方向感が決まるには、米イラン交渉の展開と、ETF流入動向の両方を注視する必要があります。

CoinDeskが報じるCoinSharesのLuke Nolan氏の分析によれば、「74,000ドル上方を明確に維持し、ETF流入が4セッション連続でプラスとなれば、リスクオンローテーション継続のシグナル」となります。逆に74,000ドル割れとなれば、再びボラティリティが高まる展開が想定されます。

ZUU Web3 竹原
74,000ドルは単なる数字ではなく、ETF投資家の平均コストという意味で、相場の心理的な重心かもしれません。

出典:CoinDesk


ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ

直近のオンチェーンデータは、機関投資家の底堅い買いを示唆しています。CoinDeskのクリプト週次まとめによれば、BTC ETFは直近3セッション連続で純流入を記録しており、「リスクオンローテーション」のシグナルが点灯しています。

Strategy(旧MicroStrategy)は先週1週間で34,164 BTC(約25.4億ドル相当)を追加購入し、平均購入単価は74,395ドルとなりました。これで同社の累計取得コストは約615.6億ドル、平均単価75,527ドルに達しており、現在のBTC価格(約75,657ドル)をわずかに上回る評価益圏で推移しています。

指標 数値 前日比・補足
BTC ETF連続プラス流入 3セッション連続 リスクオンローテーションのシグナル
直近週次BTC ETF流入 約9.96億ドル 2026年1月以来の最大規模
Strategy先週1週間の購入 34,164 BTC(約25.4億ドル) 平均単価$74,395
Strategy累計取得コスト 約615.6億ドル 平均単価$75,527
BlackRock IBIT保有BTC 約77.3万BTC 業界最大ETF
BTC流通供給 約20.02百万BTC 上限21百万まで残り約100万BTC
大口ウォレット積み増し 約27万BTC蓄積 75,000ドル圏での買い集め継続

また、MetaMask提供データによれば、大口ウォレット(1,000 BTC以上)は75,000ドル付近の調整局面で約27万BTCを積み増しており、機関投資家の押し目買いが確認されています。Strategyは4月初旬にBTCで13億ドル規模の評価益を計上したと報じられており、企業勢の買い基調は揺らいでいません。

ZUU Web3 竹原
ETFが3日連続プラスとなったのは、ここ2週間ほどのボラを越えてようやく見えた、落ち着きのあるシグナルかもしれません。

出典:CoinDesk


ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動

マクロ環境は、4月22日の停戦期限を前に不透明感が続いています。Brent原油は週末のイラン情勢悪化で+5.7%急反発し94ドル台に戻しましたが、月曜の米市場再開後はやや落ち着きを取り戻し、82〜85ドル圏での推移となっています。

米株市場は月曜に小幅高で寄り付き、S&P500先物は7,089ポイント付近で推移しています。Tesla(4/22予定)・Alphabet・Microsoftなどの大型ハイテク決算が今週控えており、ハイテク株のパフォーマンス次第ではBTCとのデカップリングが進む可能性もあります。

金利面では、米10年債利回りは4.24%付近を維持しており、4月29日のFOMCに向けてFRBのハト派コミュニケーション期待が維持されています。カナダCPI(4/21)、米住宅統計など、マクロ指標の発表もBTC相場の変動要因となります。

ZUU Web3 竹原
原油・株式・金利・地政学・ハイテク決算と、材料が多すぎる週です。一つ一つ落ち着いて確認していきたいですね。

出典:CoinDesk


ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズ

BTCのファンダメンタル面は、地政学的な不透明感のなかでも引き続き堅調です。Strategyは先週1週間で34,164 BTC(約25.4億ドル相当)を追加購入しました。同社は優先株STRC及び普通株発行の資金でこの購入を行ったとされ、累計BTC取得コストは約615.6億ドル、平均単価75,527ドルに達しています。

規制面では、CLARITY Act(仮想通貨市場構造法案)が4月下旬に上院銀行委員会のマークアップ投票を控えています。法案が通過すれば、SECとCFTCの管轄分担が連邦法で恒久化され、BTCが「デジタルコモディティ」として明確に規定される見込みです。

また、今週はHong Kong Web3 Festival 2026(4/20-23)やSolana Economic Zone Dubai 2026(4/20-26)など、アジア・中東での大型Web3カンファレンスが集中しており、アジア機関投資家の動きが注目されます。HSBC・Standard Charteredが主導する香港のステーブルコイン発行ライセンス取得も、アジアにおける規制フレームワーク整備の重要な進展です。

一方で、4月7日にMorgan StanleyがローンチしたBTC ETF「MSBT」は、6営業日でAUM 1.2億ドル超に達しました。同ETFは業界最安水準の0.14%という低手数料を武器に、Morgan Stanleyの16,000人のアドバイザーと約9.3兆ドルの顧客資産を通じて拡大を続けています。

ZUU Web3 竹原
相場の揺れとは別に、BTCを買う仕組みは着実に増え続けていることが確認できる1週間ですね。

出典:CoinDesk


ビットコイン(BTC)と地政学・国際情勢

本日最大の注目点は、4月22日(明日)に迫った米イラン停戦期限です。4月7日に成立した2週間の停戦は、4月11〜12日のパキスタン協議決裂、4月13日の米国によるホルムズ海峡封鎖命令、4月17日のイランによるホルムズ一時開放、4月18日の再閉鎖・船舶への発砲、4月19日のイラン2回目交渉拒否、4月20日の米海軍によるイラン籍船拿捕と、短期間で目まぐるしく変化してきました。

トランプ大統領は4月19日夜、「もう”ナイスガイ”は演じない」と警告するメッセージを発信しており、市場は4月22日以降の状況悪化にも一定の備えをしています。

一方で、PolymarketではホルムズFの6月末までの正常化確率が81%と依然として高水準を維持しており、中長期の外交解決期待は残されています。Bitcoin.com Newsによれば、パキスタンを仲介役とする協議の再開余地はまだ残されているとのことです。

BTCは過去2カ月のあいだに、同じような「緊張→緩和→再緊張」のサイクルを複数回経験しており、今回もその延長線上にあると市場は認識しています。「地政学ショック吸収役」としてのBTCの機能が、今週以降さらに試されることとなります。

ZUU Web3 竹原
停戦期限を明日に控えた夜、ポジションを大きく動かすより”情報を追いかける”ことが優先される局面ですね。

出典:Bitcoin.com News

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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