6月1日(日)のリップル(XRP)は、1.28〜1.34ドル付近で推移しています。本日6月1日は6月の月初で、TradingView上のアナリストが「6月15日〜18日がCLARITY Actの大きな転換点」を予想する重要な月の始まりです。5月のXRP ETFは$118.29M(一部では$131M)の流入で2026年最良の月を達成、Morgan Stanley参入と相まって、機関の選択的支持は継続しています。一方でXRPは「ショート清算枠$227M vs ロング$24M」という90%偏ったポジショニングの中で、短期下方ブレイクとショート・スクイーズの両シナリオが交錯する「ベア・トラップ」の可能性を秘めた節目を迎えています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年6月1日)
リップル(XRP)の注目ポイント
6月1日(日)早朝時点のデータでは、リップル(XRP)は1.28〜1.34ドル付近で推移していました。Crypto.comでは1.34ドル(24時間+0.14%、7日間レンジ$1.27〜$1.37)、Yahoo Financeでは1.3371ドル(24時間-0.71%)、CoinGeckoでは1.34ドル(過去7日-1.20%)、時価総額は約820〜830億ドル前後となっています。
本日の最大の注目点は、Yahoo Financeが伝えた「XRP June 2026 Bear Trap」分析の構図です。同記事によれば、XRPはBinance USDT永続先物で「ショート清算累積レバレッジ$227.10M vs ロング清算累積レバレッジ$24.04M」という極端な偏りを示しており、ショートが全レバレッジ清算の約90%を占めています。これは「下方ブレイクを期待するトレーダーの過剰なポジショニング」を意味し、価格が反転すれば大規模なショート・スクイーズの可能性を秘めています。
もう一つの重要な視点は、CLARITY Act(クラリティ法)への期待です。TradingView上のアナリストは「XRPの最大の動きは6月15-18日に始まる可能性」「6月18日(木曜)がCLARITY Act可決の最も有力な日」と予想しています。同法案が「XRPを法定デジタルコモディティ」と位置づける最終段階にあり、本会議での60票獲得を待っています。本日はTrump大統領のTruth Social投稿が、SEC・上院共和党・Rippleの「CLARITY Act一体協調支持」を引き出したと報じられています。
テクニカル面では、Yahoo Financeによれば、XRPは「2月以来の対称三角形(symmetrical triangle)」内で取引されており、$1.27の支持と$1.40の抵抗の間で圧縮されています。Coinbaseで伝えられた分析によれば、XRPは「重い出来高による低安値更新ストリークを断ち切った」一方、「今年すべてのラリーを抑えた主要抵抗水準下に依然として閉じ込められている」状況です。同社は5月のXRPは6.19%の下落で終了、ETFフローが単独でXRPを動かさないことを示しました。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



2月以来4カ月間続いた$1.27〜$1.5486の対称三角形が、6月にいよいよ方向を決める時を迎えそうです——ショート勢が90%偏ったポジショニングを取る中で、市場の「コンセンサス」と実際の動きが逆になる「ベア・トラップ」シナリオが本格化するかが最大の焦点です。
本日の相場を読み解く鍵は、3つの動きを切り分けることだと考えています。1つ目は、ショート清算枠$227M vs ロング$24Mという90%偏った極端なポジショニングと、対称三角形ブレイクの方向選択。2つ目は、5月ETF流入$118M(2026年最強月)、Morgan Stanley参入、XRPL RWA $3.58B(前期+124%)という機関採用の構造的強化。3つ目は、6月15-18日のCLARITY Act可決期待、Trump大統領Truth Social暗号資産推進、SEC・上院・Ripple一体協調支持という規制環境の急速な進化です。
後述の価格動向セクションでは、$1.27の対称三角形下限、$1.40-$1.42の抵抗、$1.5486のチャネル上限を整理します。オンチェーン項では5月XRP ETF流入の詳細と「ショート清算枠$227M」の意味、ファンダメンタルズ項ではCLARITY Act 6/15-18期待と「アナリストBirdの$2-$4予測」について掘り下げます。
注目したいのは、Yahoo Financeが伝えた「ベア・トラップ・テーゼ」です。「ETF流入が2026年最高水準、スポット・ディップ・バイヤーが取引所ネット・ポジション・チェンジで参入、ショート・レバレッジが過去最大級積み重なっている」中で、突然の上方ブレイクが発生すれば、90%偏ったショートが一斉に強制決済されてカスケード上昇を引き起こす可能性があります。歴史的に、これは「市場のコンセンサスが最も偏った時こそ反対方向に動く」典型的なパターンです。短期的なテクニカル弱気に動揺せず、6月のCLARITY Act進展とショート・スクイーズの可能性を冷静に評価することが重要な局面と言えそうです。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(6月1日) | 約1.28〜1.34ドル(約207円) | Crypto.com/Yahoo Finance/CoinGecko |
| 24時間変動率 | -0.71〜+0.14% | 狭いコンソリ継続 |
| 過去7日下落率 | -1.20% | グローバル市場-2.80%にアウトパフォーム |
| 5月クローズ | 約-6.19% | 機関流入と価格停滞の乖離 |
| 7日レンジ | $1.27〜$1.37 | Crypto.com、極端な圧縮 |
| 対称三角形下限 | 1.27ドル | 長期チャネル下限・重要支持 |
| 対称三角形上限 | 1.5486ドル | 長期チャネル上限・重要抵抗 |
| 抵抗(直近、Fx Leaders) | 1.40〜1.42ドル | 突破で1.60-1.85ドル方向 |
| 下値リスク(CLARITY遅延時) | 1.10〜1.14ドル | Kraken、$1.30奪還失敗時 |
| 200日移動平均 | 1.88ドル | FX Leaders、長期回復確認ライン |
| RSI(14日) | 低40s(中立以下) | FX Leaders、モメンタム弱化 |
| 恐怖・強欲指数 | 23(Extreme Fear) | Changelly、Bearish 78% |
| ショート清算枠(Binance) | $227.10M | Yahoo Finance、全レバレッジ清算の90% |
| ロング清算枠(Binance) | $24.04M | 残り10%、極端な偏り |
| 強気目標(Bird、対称三角形) | $1.82〜$2.15 | パターン高さからの予測 |
| 強気目標(Bird、CLARITY触媒) | $2.00〜$4.00 | TON・ONDO並みのブレイクアウト条件 |
| 強気ケース(Canary Capital CEO) | $2.80超(2026年末) | 30%追加ETF流入条件 |
| 強気ケース(Standard Chartered) | $8.00(年末) | CLARITY+ETF条件 |
| 強気ケース(Elon Musk氏AI) | $3.75〜$5.00 | 機関採用+規制明確化 |
| 時価総額 | 約820〜830億ドル | 暗号資産時価総額第5位 |
| 2025年7月ATH | 3.65ドル | 現値は約-64%下方 |
6月1日(日)早朝時点のデータでは、リップル(XRP)は1.28〜1.34ドル付近で推移していました。日本円換算では約207円前後です。
Yahoo Financeによれば、XRPの30日Binance USDT永続先物清算マップは「極端に偏ったブック」を示しています。ショート清算累積レバレッジ$227.10M vs ロング清算累積レバレッジ$24.04Mで、ショートが全レバレッジ清算の約90%を占めます。同社は「トレーダーが対称三角形の継続的な下方ブレイクを期待して6月に入った」「混雑したショート・ポジションが価格反転時のアップサイド・スクイーズの燃料」と整理しています。
テクニカル面では、TradingViewのアナリスト「NeverWishing」氏は「XRPの最大の動きは6月15-18日に始まる可能性、6月18日(木曜)がCLARITY Act可決の最も有力な日」と予想しています。これはWall Street最大手Morgan Stanleyの参入、5月ETF流入$118M、対称三角形圧縮が極限に達したタイミングで、複数の触媒が重なる可能性を示唆します。
長期予測ではバラつきが目立ちます。24/7 Wall St.が伝えるアナリストBirdの分析では、対称三角形パターンの高さから$1.82-$2.15ターゲット(24%上昇)、CLARITY触媒が「TON並みのブレイクアウト」を引き起こせば$2-$4の100%ラリー可能性が指摘されています。Canary Capital CEOは年末$2.80超、Standard Charteredは年末$8.00、Elon Musk氏のAIモデルは$3.75-$5.00と、ファンダメンタル・ベースの強気予測が並んでいます。
もう一つの注目点は、CoinGeckoのデータが示す相対的強さです。XRPは過去7日間-1.20%下落しましたが、グローバル暗号資産市場全体(-2.80%)に対してアウトパフォームしており、同様のFTX Holdings関連暗号資産(-3.40%)に対しても顕著にアウトパフォームしています。Morgan Stanley参入と継続的なETF流入が、他の主要暗号資産との対照を生んでいる証拠です。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
本日のオンチェーン面で最も重要なのは、5月のXRP ETF流入が2026年最良月を達成した点と、ショート清算枠の極端な偏りという2つの構造変化です。BTC・ETHが大規模流出に直面する中、XRPは選択的支持を集め続けています。
Yahoo Financeによれば、米国スポット型XRP ETFは5月に$118.29M(一部報道では$131M超)の流入を記録、2026年最良の月となりました。これは4月の$81.59Mを上回り、3月の$31.16M流出から完全な反転です。BeInCryptoが伝えるSoSoValueデータと、Benzinga・24/7 Wall St.の複数情報源で確認されています。
| 指標 | 数値 | 前日比・補足 |
|---|---|---|
| 5月XRP ETF累計流入 | $118.29M〜$131M(2026年最良月) | Yahoo Finance/Benzinga、ローンチ以来最良月 |
| 4月XRP ETF累計流入 | $81.59M | 3月の$31.16M流出から反転 |
| 累計XRP ETF AUM | $1.2B超(840M XRP) | Ripple公式、BTC・ETHに次ぐ第3位 |
| ショート清算枠(30日Binance) | $227.10M(全清算の90%) | Yahoo Finance、極端な偏り |
| ロング清算枠(30日Binance) | $24.04M(全清算の10%) | Yahoo Finance、ショートの10分の1 |
| Morgan Stanley XRP ETF保有 | Volatility Shares 1,700株・Grayscale GXRP 100株 | Q1 2026 13F初開示、AUM $9T超 |
| XRPL RWAトークン化価値 | $3.58B(過去30日+10%、Q1+124%) | Messariデータ、機関採用拡大 |
| XRPL日次平均取引数 | 248万件(+35%、Q1) | Messari、ネットワーク利用拡大 |
| XRPLステーブルコイン送金 | $4.6B(+94%、30日) | Messari、ほぼ倍増 |
| 5/27 XRPL fixCleanup3_1_3活性化 | 100%バリデーター・コンセンサス | NFT・Vault・Lending修正完了 |
| 5/26 AMM v2提案 | Concentrated Liquidity・StableSwap対応 | DEX抜本的アップグレード |
| XRPバイナンス純流入(直近) | 2026年初以来最低水準 | CoinGecko、売却圧力減退 |
| RLUSDステーブルコイン時価総額 | $1.8B超(XRPL上$697M) | 急成長継続 |
| 米国上場XRP ETF | 7商品 | Bitwise・Canary・Franklin Templeton等 |
| 本日CME 24/7化(BTC・ETH) | XRP先物は対象外 | CCN、機関採用拡張のBTC・ETH中心 |
注目したいのは、XRPバイナンス純流入が2026年初以来最低水準に低下している点です。CoinGeckoの過去報道によれば、これは「売却圧力減退」のシグナルで、ETF流入と相まって構造的需要が強化されていることを示します。一方で対称三角形の極端な圧縮は、突然の方向選択が近いことを示唆します。
もう一つの重要な構造変化は、XRPL基盤の急速な成長です。Benzingaが伝えるMessariデータによれば、XRPL上のRWA(実物資産)は第1四半期に124%増の$2.25Bに到達、その後さらに$3.58B(過去30日+10%)まで成長しました。ステーブルコイン送金は94%増の$4.6B、日次取引数は35%増の248万件と、ネットワーク利用が爆発的に拡大しています。
機関採用では、Morgan Stanleyの参入が引き続き重要です。CoinGapeの過去報道によれば、運用資産9兆ドル超の同行は5月29日のQ1 2026 13F SEC開示で、初めてXRP ETF保有を明らかにしました。Wall Street最大級の機関がXRPを正式にポートフォリオに組み入れた事実は、機関採用の新しい段階を示すシグナルです。



出典:Yahoo Finance(5月XRP ETF $118M・ショート清算枠$227M)、Benzinga(5月ETF $131M最良月・XRPL RWA $3.58B)、CoinGape(Morgan Stanley参入の意義)、CoinGecko(XRPバイナンス純流入低下)
リップル(XRP)とマクロ環境との連動
マクロ環境では、本日6月1日は6月の月初です。今月最大のイベントは6月17日のFOMC(連邦公開市場委員会)で、Coingabbarが伝える内容として、Fed Futuresは98.1%の確率で「350-375ベーシスポイントでホールド」を予想しています。利下げ期待が極めて低い状況で、XRPを含むリスク資産全体への影響を慎重に見守る必要があります。
XRP固有のマクロ構造として、24/7 Wall St.の過去報道で指摘されてきたように、2026年のXRPは地政学が最大の価格ドライバーとなっています。米国の連邦法は依然としてXRPを多くの機関投資家のコンプライアンス・チームにとってグレーゾーンに残しており、CLARITY Act(クラリティ法)のフル上院通過とTrump大統領の署名(目標7月4日)まで法的バリアは消失しません。今回のTrump大統領のTruth Social暗号資産推進投稿は、議会の優先順位を回復させてCLARITY Act進展を後押しする可能性があります。
金利環境では、Brent原油が60日間停戦延長期待で$92付近まで下落、3月以来の月次最大下落となりました。これはインフレ警戒の主因が緩和に向かう重要なシグナルで、リスク資産全体への中長期的な追い風となります。XRPL上のRLUSDステーブルコインの急成長(XRPL上$697M)が、伝統的金融機関の決済需要を吸収する潜在的な触媒です。
注目すべきは、リスク資産内での選別が鮮明になっている点です。CoinDeskの過去報道によれば、S&P 500 9週連続上昇という追い風がある中、BTC・ETHが取り残される一方、「BNBとXRPがささやかな上昇を記録」とされ、HYPE(Hyperliquid)の20%急騰と並んで小型・特殊銘柄への資金ローテーションの恩恵を受けつつあります。本日のCME 24/7取引化は対象がBTC・ETHのみですが、米国規制インフラの整備加速はXRPを含む暗号資産全体の機関採用基盤を強化します。



出典:Coingabbar(6/17 FOMC利下げ確率98.1%)、CoinDesk(S&P 500 9週連続・XRP・BNB小幅上昇)、24/7 Wall St.(連邦法XRPグレーゾーン)、24/7 Wall St.(地政学最大ドライバー)
リップル(XRP)のファンダメンタルズ
本日のファンダメンタル面で最大のテーマは、Coinbaseが伝えた「Trump’s Crypto Push Unites SEC, Senate, and Ripple Behind CLARITY Act(Trump大統領のTruth Social投稿がSEC・上院共和党・Rippleの一体協調支持を引き出した)」というニュースです。これはCLARITY Act可決への政治的モメンタム強化を意味し、6月15-18日が現実的な可決時期として浮上しています。
CLARITY Actについて、24/7 Wall St.の過去報道によれば、5月14日に上院銀行委員会で15対9の超党派投票(共和党全13名賛成)で通過した後、本会議での60票(フィリバスター回避水準)獲得を待つ状態が続いています。同法案が「XRPを法定デジタルコモディティ」と位置づけることで、機関投資家のコンプライアンス・チームにとってのグレーゾーンが解消され、本格的な機関投資の流入が期待されます。Birdアナリストは「CLARITYがTON並みの触媒となれば$4ターゲット」と分析しています。
技術面では、5月27日に活性化されたXRPL fixCleanup3_1_3アップグレード(100%バリデーター・コンセンサス)に続き、5月26日に提案された「AMM v2」(Concentrated Liquidity・StableSwap対応)の議論が進んでいます。CoinDeskの過去報道によれば、これはXRPLのDeFi資本効率を大幅に強化する潜在的触媒で、XRPL DeFi市場の長年のギャップを解消する重要な進歩です。
機関採用では、Ripple公式によれば、米国上場のスポットXRP ETF 7本のAUMが$1.2B超に達しています。Morgan Stanleyの参入と相まって、Wall Street最大級の機関がXRPを正式にポートフォリオに組み入れた事実は、機関採用の新しい段階を示すシグナルです。Yahoo FinanceによればJames Butterfill氏は「XRP ETFsの流入加速はCLARITY Act進展と関連」と分析しています。
規制面では、CoinMarketCapの過去報道によれば、5月27日にSEC議長がトークン化を称賛する発言を行い、規制の方向性転換が示されました。Stuart Alderoty氏のCLARITY Act推進、Trump大統領のTruth Social投稿、SEC議長の発言が連動して、米国の規制環境がXRPに有利な方向へ動き続けています。
業界アナリスト動向では、24/7 Wall St.が伝えるBitwise James Butterfill氏は「XRP ETFsの流入加速はCLARITY Act進展と関連」と分析しています。アナリストBirdは「対称三角形パターンから$1.82-$2.15、CLARITY触媒で$2-$4の100%ラリー」、Canary Capital CEO Steven McClurg氏は年末$2.80超、Standard Charteredの強気ケース$8.00、Elon Musk氏のAIモデルは$3.75-$5.00と、機関採用と規制明確化を主要触媒として強気予測が並んでいます。



出典:Coinbase(Trump Crypto Push・SEC・上院・Ripple一体協調)、24/7 Wall St.(アナリストBird $2-$4予測)、CoinGape(Morgan Stanley参入)、CoinMarketCap(AMM v2提案・SEC議長発言)
リップル(XRP)と地政学・国際情勢
本日の相場を支配しているのは、引き続きTrump大統領のIran関連発表と60日間停戦延長交渉の不確実性です。24/7 Wall St.が指摘してきたように、2026年のXRPは地政学が最大の価格ドライバーとなっており、今回もその構造が表れています。
CoinDeskによれば、Trump大統領は金曜日に「予備合意について最終決定を行う準備ができている」と述べる一方、合意条件として「Iranが核プログラム放棄、濃縮ウラン引き渡し、ホルムズ海峡開放」を引き続き要求しています。Brent原油は60日間停戦延長期待で$92付近まで下落し、3月以来の月次最大下落となりました。一方でIran側は核心的主張を拒否しており、合意成立は予断を許しません。
XRPにとって地政学緩和は明確な追い風です。24/7 Wall St.の過去報道によれば、過去のIran情勢悪化時にXRPは地政学ショックを直接的に受けてきました。例えば5月28日の米国Iran新規攻撃時、XRPは1.30ドルの支持帯を割って1.27ドルまで急落しました。今回の60日間停戦延長交渉が実現すれば、こうした地政学リスクが構造的に低下し、CLARITY Act進展と相まって、XRPの機関採用拡大が加速する可能性があります。
市場の反応も注目です。Crypto Briefingの過去報道によれば、Trump大統領発言を受けて「BTCは74,000ドル付近まで戻り、ETHは2,000ドル超に押し戻し、SOLは82ドル、XRPは1.30ドル付近に落ち着いた」とされています。XRPは1.30ドル前後で底堅い動きを示しており、地政学ショック下でも他の主要暗号資産より相対的に強い動きを見せています。
注目点として、XRPはアジア(日本・韓国・シンガポール)や中東(UAE)での実需ドライバーが厚い構造を持つため、地政学緊張緩和の恩恵を受けやすい立場にあります。特に韓国Upbit取引所ではXRP/KRWペアが最大の取引ペアとなっており、地政学の改善はXRPに直接的な追い風となる可能性があります。
下振れシナリオとしては、Iran側の合意拒否継続、Trump大統領のSituation Room決定で軍事行動継続、$1.27の対称三角形下限割れの組み合わせが現実化すれば、XRPは1.10〜1.14ドル方向への深い下落リスクが高まります。一方、60日間停戦延長確定、ホルムズ海峡完全再開、6月15-18日のCLARITY Act可決、ショート・スクイーズが揃えば、$1.40-$1.42抵抗を超え、Bird予測の$1.82-$2.15、強気目標$2-$4方向への大幅な反発シナリオが視野に入ります。6月の決定的な月の方向性が、地政学とCLARITY Actの両方で決まる重要な節目です。



出典:CoinDesk(Trump「最終決定」・60日停戦延長・Brent原油$92)、24/7 Wall St.(地政学最大ドライバー)、Crypto Briefing(市場反応・XRP $1.30付近)、Kraken(1.10ドル下落リスク警告)
当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
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