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価格・相場

今日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

リップル(XRP)は$1.10という重要な節目をめぐる攻防が続いています。SWIFTのブロックチェーン基盤稼働やRippleの欧州ライセンス取得など好材料が相次ぐ一方、それらがXRPそのものの需要にどこまで結びつくのか、市場の見方は割れています。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年7月12日)

リップル(XRP)の注目ポイント

本日のリップル(XRP)は、$1.10〜$1.11近辺で推移しています。6月末から7月にかけて$1.00の心理的支持線を守り抜き、$1.10の抵抗を試す展開が続いています。

この一週間はニュースが豊富でした。国際送金網SWIFTがブロックチェーン基盤の稼働を発表し、Rippleと関係の深い銀行が多数参加したことが話題を集めました。加えて、Rippleは欧州でMiCAの完全ライセンスを取得しています。

ただし、これらの材料がXRPという通貨そのものの需要に直結するかは、市場でも意見が分かれています。好材料の「中身」を冷静に見極める必要がある局面です。

ZUU Web3 竹原
ニュースの華やかさと、XRP自身への恩恵は別物かもしれません。「誰が得をするのか」を意識して読むと本質が見えてきますね。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のXRPは、”good newsが、そのままgood priceになるとは限らない”局面かもしれません。

相次ぐ好材料にもかかわらず、XRPの価格が$1.10前後で足踏みしているのはなぜだと思われるでしょうか。

本日のリップル(XRP)は、$1.10の節目を挟んだ攻防が続いています。価格動向のセクションでは、この重要な水準をめぐるテクニカルな構図を整理します。そして、ファンダメンタルズのセクションでは、SWIFTのブロックチェーン稼働やRippleの欧州ライセンスといった材料が、なぜ必ずしもXRP高につながらないのかを掘り下げます。

ポイントは、SWIFTの新基盤が「トークン化された銀行預金」を用いる設計であり、XRPをブリッジ資産として使うものではないという点です。SWIFTの元幹部も、Rippleとの提携説を明確に否定しています。

一方で、参加銀行の多くがRippleと既存の取引関係を持つことは事実であり、長期的に銀行がXRPをブリッジ資産として採用する可能性を否定するものではない、との見方もあります。強気・弱気の双方に理由があるのが現状です。

材料の見出しに反応するのか、その構造まで踏み込んで判断するのか。情報が多い時ほど、ご自身なりに「何がXRPの実需を動かすのか」を切り分けて考えてみてください。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年7月12日時点(JST)のデータでは、リップル(XRP)は$1.10〜$1.11近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね160円台前半の水準です。

直近では$1.10の抵抗を一時上抜けし、$1.1065近辺の高値を付ける場面も見られました。ただし週間ベースでは約-4.7%と、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に対して見劣りする動きとなっています。

指標 数値 備考
現在価格(7月12日) 約$1.10〜$1.11 160円台前半で推移
24時間変動率 約+1%前後 小幅高で$1.10を挟む
週間変動率 約-4.7% BTC・ETHに対し劣後
直近レンジ $1.00〜$1.14 7月の値動きの範囲
上値抵抗 $1.1065〜$1.13 抜ければ$1.19〜$1.23も
下値サポート $1.10、次に$1.0880 $1.00が最終防衛ライン
20日EMA $1.11近辺 中期の分岐点
50日EMA $1.20近辺 上値の重し
時価総額 約$680億〜690億 時価総額6位
史上最高値(参考) $3.84 2018年1月4日に記録

テクニカル面では、$1.10を明確に維持できるかが目先の焦点です。CoinDeskによると、この水準を守り切れば$1.19〜$1.23といった上値を見込む声がある一方、$1.09を割ると下押しが再燃するとの警戒も残っています。

また、20日EMAが$1.11近辺に位置しており、この移動平均線を明確に上回れるかが、本格的な回復の分かれ目になるとの見方があります。$1.00の心理的支持線が最終的な防衛ラインです。

ZUU Web3 竹原
$1.10を挟んだ綱引きが続いています。この節目を「守れるか」「抜けるか」が、次の方向性を決めそうですね。

リップル(XRP)のファンダメンタルズ

本日のリップル(XRP)を語る上で欠かせないのが、7月9日に発表されたSWIFTのブロックチェーン基盤稼働です。ANZ、HSBC、Citi、UBS、MUFGなど6大陸17行が、トークン化預金を用いた24時間対応の国際送金パイロットに参加します。

参加行の多くがRippleと既存の取引関係を持つことから、当初は「SWIFTがRippleと提携した」との憶測が広がり、XRPの買い材料と受け止められました。しかし、この見方には注意が必要です。

CoinDeskによると、SWIFTの新基盤はあくまで「トークン化された銀行預金」を用いる設計で、XRPをブリッジ資産として使うものではありません。SWIFTの元幹部も、Rippleとの統合について「そのような事実はない」と明確に否定しています。

一方、Rippleは7月6日、ルクセンブルクでMiCAの完全ライセンス(CASP認可)を取得し、欧州経済領域全体で規制準拠の決済サービスを提供できるようになりました。これは同社の事業基盤を着実に広げる、地に足のついた前進といえます。

ZUU Web3 竹原
「銀行が使う技術」と「XRPが使われること」は必ずしも同じではありません。見出しの一歩先を読む視点が大切ですね。

出典:CoinDesk(SWIFTのブロックチェーン基盤稼働)HOKANEWS(Ripple提携説の否定)Coinbase(Ripple MiCAライセンス取得)


リップル(XRP)のオンチェーンデータ

価格が足踏みする一方、XRPの資金フローには相反する動きが見られます。ETFと大口保有者の動向を整理しておきましょう。

指標 数値 補足
XRP現物ETF流入(6月累計) 約6,200万ドル超 累計純流入は約14.8億ドル
XRP現物ETF流出(7月8日) 約729万ドル 3月以来最大の1日流出
循環供給量 約624億XRP 上限は1,000億XRP
デイリーアクティブアドレス 6月中旬比 約+72% ネットワーク活動は改善傾向

6月を通じてXRP現物ETFへの資金流入は継続し、累計純流入は約14.8億ドルに達していました。ネットワーク上のアクティブアドレスも6月中旬から大きく増加し、実需の裏付けは着実に育っています。

ただし直近では、7月8日に約729万ドルという3月以来最大の1日流出を記録しました。機関投資家が短期的にポジションを縮小した動きとみられ、価格の足踏みと整合的です。ネットワークの成長と短期的な資金流出が、綱引きを演じている状況です。

ZUU Web3 竹原
長期の実需は育ちつつあるのに、短期の資金は慎重。この「時間軸のズレ」がXRPの今の姿かもしれませんね。

出典:CoinDesk(ETF累計流入・ネットワーク活動)CryptoNews(7月8日のETF流出)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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法人概要

会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
住所 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階


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