リップル(XRP)は一時$1.57台まで上昇し、200日指数平滑移動平均に届きました。9月18日以降に積み上がっていた売り建てが市場全体で整理されるなか、その後は$1.51近辺で上昇が一服しています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年9月22日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.51近辺で推移しています。前日の$1.42近辺から約6%の上昇となりました。
24時間の値幅は$1.40から$1.57台でした。上昇の途中で、200日指数平滑移動平均が位置する$1.56近辺に到達しています。
この線は、戻りを抑える水準として意識されてきました。一時は上回ったものの定着せず、$1.51近辺まで押し戻されて一服しています。
前日に指摘した売り建ての積み上がりが、今回の上昇で整理された形です。市場全体では24時間で7億5,000万ドルから7億7,000万ドル規模の強制決済が発生しました。
出来高は大きく膨らみました。24時間で約61億ドルとなり、前日から約2.3倍に増えています。
ただし週間で見ると、市場全体には及びません。7日間では約6.7%の上昇で、市場全体の約10%を下回っています。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



前日まで静かに増えていた下落を見込む持ち高は、なぜ上昇の力に変わったのでしょうか。
売り建ては、価格が上がると損失が膨らみます。一定の水準を超えると強制的に買い戻され、その買いがさらに価格を押し上げます。積み上がっていた分だけ、上昇の燃料が多かったことになります。
価格動向のセクションでは、到達した長期の線と、上下の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、出来高の急増と、持ち高の変化を取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、次の供給の日程と、制度面の動きに触れます。
燃料となった売り建てが整理された後は、新たな買い手が続くかどうかが焦点です。200日線で押し戻されたことは、その力がまだ十分でないことを示しているのかもしれません。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年9月22日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.51近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね241円前後の水準です。
24時間の安値は$1.40、高値は$1.57台でした。高値からは約4%押し戻されて一服しています。
時価総額は約949億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約59%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月22日) | 約$1.51 | 約241円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $1.42近辺から約6%高 | 上昇後に一服 |
| 24時間高値 | $1.57台 | 200日線を一時上回る |
| 24時間安値 | $1.40 | 値幅は約12% |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$1.56 | 定着できず押し戻される |
| 上値抵抗 | $1.56〜$1.57、次に$1.68 | 後者の帯には約20億XRPの需要 |
| 下値サポート | $1.45、次に$1.40 | 後者は24時間安値 |
| 7日間変動率 | 約+6.7% | 市場全体の約+10%を下回る |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000177 BTC | 前日の約0.0000174から上昇 |
| 24時間出来高 | 約61億ドル | 前日から約2.3倍 |
| 時価総額 | 約949億ドル | 暗号資産で第5位 |
| 完全希薄化後の時価総額 | 約1,508億ドル | 現在との差は約559億ドル |
| 流通供給量 | 62,879,209,849XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-59% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
200日指数平滑移動平均の$1.56近辺は、長く戻りを抑えてきた水準です。一時は上回ったものの定着せず、押し戻されました。この線を終値で超えられるかが、中期の基調を判断する目安となります。
下値では$1.45が最初の目安です。その下には24時間安値の$1.40があり、上昇の起点となった水準です。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
出来高が急増しました。24時間で約61億ドルとなり、前日から約2.3倍に増えています。前日は約23億5,000万ドルまで細っていました。
前日に指摘した売り建ての動きが、今回の上昇に関わっています。9月18日以降に積み上がっていた下落を見込む持ち高が、価格の上昇で買い戻しを迫られた形です。
市場全体では、24時間で7億5,000万ドルから7億7,000万ドル規模の強制決済が発生しました。ビットコイン(BTC)が$82,000の壁を上抜けたことが、連鎖の起点となっています。
ビットコイン(BTC)との比率も改善しました。約0.0000177で、前日に直近の取引範囲を下抜けた状態からは戻しています。
ただし週間で見ると、相対的な弱さは残ります。7日間の上昇率は約6.7%で、市場全体の約10%を下回りました。
供給の構造も変わりません。預託契約から毎月2億から4億XRPが市場に加わっており、次の解放は10月1日に予定されています。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 24時間出来高 | 約61億ドル | 前日から約2.3倍 |
| 参考:前日の出来高 | 約23億5,000万ドル | 細っていた状態から急増 |
| 市場全体の強制決済 | 7億5,000万〜7億7,000万ドル | 積み上がった売り建てが整理 |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000177 BTC | 前日から改善 |
| 7日間変動率 | 約+6.7% | 市場全体は約+10% |
| 毎月の供給純増 | 2億〜4億XRP | 次回の解放は10月1日 |
| 流通供給量 | 62,879,209,849XRP | 上限1,000億XRPの約63% |



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
次の供給の日程が近づいています。10月1日には、預託契約から10億XRPが解放される予定です。
過去の例では、6億から8億XRPが直ちに新しい契約へ戻されます。差し引きで市場に加わるのは2億から4億XRPで、現在の価格では約3億ドルから6億ドル相当です。
制度面では、法案の否決後に別の経路が意識されています。規制の整備が、米証券取引委員会と米商品先物取引委員会による規則づくりへ移る可能性です。
この銘柄には、すでに一定の枠組みがあります。2025年8月に訴訟が終結し、規制当局による解釈も示されています。法律による確定ではありませんが、実務上の指針にはなります。
上場商品は、1周年を迎えたところです。米国で最初に上場した商品は、上場時から約6割下げた水準にあります。上場そのものが需要を保証するわけではないことを示す実績です。
次の金融政策の会合は10月27日から28日です。それまでに、10月1日の預託解放と9月の雇用統計、物価指標が控えています。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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