リップル(XRP)は$1.42近辺で横ばいとなり、出来高は前日から約3割減少しました。9月18日以降は下落を見込む持ち高が積み上がっており、ビットコイン(BTC)に対する相対的な弱さも続いています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年9月21日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.42近辺で推移しています。前日の$1.42近辺とほぼ同水準です。
7日間では約2.9%の上昇を維持しています。法案の否決と利上げという二つの逆風を受けた後、水準は落ち着いています。
ただし勢いは弱まりました。24時間の出来高は約23億5,000万ドルで、前日から約29.9%減少しています。
ビットコイン(BTC)に対する比率にも弱さが出ています。一度は直近の取引範囲に戻したものの、再び下に抜けました。
デリバティブでは、9月18日以降に下落を見込む持ち高が積み上がっています。ただし資金調達率はプラスを保っており、決済を迫られる状況にはなっていません。
次の金融政策の会合は10月27日から28日です。それまでに発表される雇用統計と物価指標が、次の材料となります。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



ドル建ての価格は落ち着いているのに、ビットコイン(BTC)との比率では弱さが目立つ。この違いをどう読めばよいでしょうか。
ドル建ての価格は、市場全体の地合いに引っ張られます。比率はそれを取り除き、この銘柄そのものの強弱を映します。比率が取引範囲を下に抜けたことは、市場全体の戻りに乗り切れていないことを示しています。
価格動向のセクションでは、落ち着いた水準と、上下の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、積み上がる売り建てと、出来高の変化を取り上げます。
マクロ環境との連動のセクションでは、次の会合までの論点に触れます。
ドル建てと比率の両方を見ることで、上昇が市場全体によるものか、この銘柄固有のものかを区別できます。判断の精度を上げる視点です。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年9月21日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.42近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね226円前後の水準です。
9月20日には$1.37から$1.45の帯で推移しました。その後は$1.42近辺で落ち着いています。
時価総額は約893億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約61%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月21日) | 約$1.42 | 約226円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | ほぼ横ばい | 二つの逆風の後で落ち着く |
| 9月20日の高値 | $1.45 | $1.50には届かず |
| 9月20日の安値 | $1.37 | 値幅は約6% |
| 7日間変動率 | 約+2.9% | 週間ではプラスを維持 |
| 直近1カ月の高値 | $1.695 | 8月下旬に記録 |
| 上値抵抗 | $1.45、次に$1.55 | 後者を抜けると$1.68が視野に |
| 下値サポート | $1.37、次に$1.30 | 後者は20日指数平滑移動平均 |
| 52週レンジ | $0.9886〜$3.0991 | 現在値は下半分に位置 |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000174 BTC | 直近の取引範囲を下回る |
| 24時間出来高 | 約23億5,000万ドル | 前日比約29.9%減 |
| 時価総額 | 約893億ドル | 暗号資産で第5位 |
| 流通供給量 | 62,879,209,849XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-61% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
9月20日の高値は$1.45で、$1.50には届きませんでした。上値では$1.55が次の関門で、ここを抜ければ$1.68が視野に入ります。
下値では$1.37が最初の目安です。前日の安値にあたり、ここを割り込むと20日指数平滑移動平均の$1.30近辺までの下落が想定されます。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
デリバティブの持ち高に変化が出ています。9月18日以降、下落を見込む持ち高が新たに積み上がってきました。
ただし、資金調達率はプラスを保っています。売り建てが決済を迫られる状況にはなっておらず、踏み上げが起きる条件はまだ整っていません。
注文の流れは中立からやや弱気と評価されています。強い警戒を示すほどではないものの、上昇を支える力も乏しい状態です。
出来高は減りました。24時間で約23億5,000万ドルとなり、前日から約29.9%減少しています。前日に約37.2%増えた反動の面もあります。
ビットコイン(BTC)との比率も弱含みです。一度は直近の取引範囲に戻したものの、再び下に抜けました。こうした形は、相対的な弱さが続く兆しとされることが多いものです。
供給の構造は変わりません。預託契約から毎月2億から4億XRPが市場に加わっており、10月1日にも次の解放が予定されています。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 売り建ての動き | 9月18日以降に積み上がる | 決済はまだ起きていない |
| 資金調達率 | プラスを維持 | 踏み上げの条件は未整備 |
| 注文の流れ | 中立からやや弱気 | 上昇を支える力は乏しい |
| 24時間出来高 | 約23億5,000万ドル | 前日比約29.9%減 |
| XRP/BTC比率 | 取引範囲を再び下抜け | 相対的な弱さが続く兆し |
| 毎月の供給純増 | 2億〜4億XRP | 次回の解放は10月1日 |
| 流通供給量 | 62,879,209,849XRP | 上限1,000億XRPの約63% |



リップル(XRP)とマクロ環境との連動
9月16日の会合で、政策金利が0.25%引き上げられました。誘導目標は3.75%から4.00%となり、2023年7月以来の利上げです。
見通しを示す図では、年内にもう一度の利上げが示唆されました。18人のうち16人が少なくとも1回、4人が2回を見込んでいます。
次の会合は10月27日から28日です。その後、12月にも会合が予定されており、年内に2回の判断の機会があります。
この銘柄は、金利の材料に対して他の銘柄より大きく反応してきました。時価総額がビットコイン(BTC)の約20分の1にとどまり、同じ金額が動けば価格への影響が大きくなるためです。
地政学面の緊張も続いています。原油は1バレル100ドル前後で推移しており、物価への圧力が残っています。
10月の会合までには、9月の雇用統計と物価指標が発表されます。この銘柄は指標の結果に大きく反応しやすいため、発表日の値動きには注意が必要です。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
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