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価格・相場

2026年8月20日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

リップル(XRP)は$1.10近辺まで急騰し、24時間で約10%の上昇となりました。市場構造法案の手続き上の採決が9月15日に予定されていることが明らかになり、長く待たれていた日程がようやく具体的になっています。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年8月20日)

リップル(XRP)の注目ポイント

本日のリップル(XRP)は、$1.10近辺で推移しています。前日の$0.997近辺から約10%の急騰となりました。

きっかけは市場全体に及ぶものでした。米財務省が長期国債の買い戻し規模を1回あたり20億ドルから少なくとも40億ドルへ倍増させると発表し、長期金利が急低下しています。

チャートを直接参照したところ、この銘柄は8月17日に$0.9877まで下げたあと、$1.13まで戻す場面がありました。$1を挟んだ1週間以上の攻防に、いったん決着がついた形です。

制度面でも大きな前進がありました。上院銀行委員会の委員長が市場構造法案の9月中の進展に自信を示し、9月15日に手続き上の採決が予定されていることが明らかになっています。

この銘柄にとって、法案は証券かどうかの分類に直結する材料です。8月上旬から止まっていた日程が動き出したことになります。

ただし、上昇の大半は売り建ての強制決済によるものです。持続するかどうかは、ここから現物の買いが入るかにかかっています。

ZUU Web3 竹原
待っていた日程がようやく決まりました。ただ上昇の中身は、冷静に見ておきたいですね。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のリップル(XRP)は、”待っていたものが日付になった”局面です。

8月上旬から一貫して制度の停滞に押さえ込まれてきたこの銘柄にとって、9月15日という具体的な日付が示された意味はどこにあるのでしょうか。

不透明な待機と、期限のある待機は性質が異なります。日付が決まれば、機関投資家は逆算して準備を進められるようになります。

価格動向のセクションでは、回復した$1と、上値に控える節目を整理します。

オンチェーンデータのセクションでは、強制決済の規模と、下落局面で積み上がっていた買いを取り上げます。

ファンダメンタルズのセクションでは、9月15日の採決の中身と、なお残る論点に触れます。

日付が決まったことと、法案が通ることは別の話です。それでも、何をいつ確認すればよいかがはっきりしたことは、判断の材料として意味があります。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月20日午後2時ごろ(JST)のデータでは、リップル(XRP)は$1.10近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね175円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、この局面の高値は$1.13でした。8月17日に記録した$0.9877という安値からは、約14%の上昇です。

時価総額は約690億ドルまで回復しました。前日の約625億ドルから大きく増えています。

指標 数値 備考
現在価格(8月20日) 約$1.10 約175円前後で推移
前日水準・前日比 $0.997近辺から約+10% $1を明確に回復
直近の高値 $1.13 戻りの上限
直近の安値 $0.9877 8月17日に記録
安値からの上昇率 約+14% 3営業日での戻り
上値抵抗 $1.13、次に$1.15 前者は直近の高値
下値サポート $1.08、次に$1.00 後者は回復した節目
20日指数平滑移動平均 約$1.0572 現在値が上回る位置へ
50日指数平滑移動平均 約$1.0969 ほぼ現在値と重なる
100日指数平滑移動平均 約$1.1777 次の関門
時価総額 約690億ドル 前日の約625億ドルから増加
市場全体に占める比率 約2.9% ビットコイン(BTC)は約56%台
流通供給量 約626億8,000万XRP 上限1,000億XRPの約63%
史上最高値からの下落率 約-69.9% 前日の約-72.6%から改善
史上最高値(参考) $3.65 2025年7月17日に記録

20日と50日の指数平滑移動平均を回復しました。8月を通じて上値を抑えてきた水準で、この位置を保てるかが最初の確認点です。

上値では直近の高値$1.13、その先に$1.15が控えます。$1.15を明確に超えられれば、100日指数平滑移動平均が位置する$1.1777が次の目標となります。

ZUU Web3 竹原
短期の移動平均を取り戻しました。ただ長期の線はまだ上にあり、道のりは残っていますね。

リップル(XRP)のオンチェーンデータ

今回の上昇も、強制決済によって増幅されました。市場データを直接参照したところ、直近12時間でこの銘柄の売り建て決済は約600万ドルに達し、過去6カ月で最大の規模となりました。

市場全体では、売り建ての決済額が24億9,000万ドルを超えています。単日としては暗号資産市場で過去最大の規模で、この銘柄もその流れに乗った形です。

下落局面では、買いが静かに積み上がっていました。8月18日には100万ドル以上の大口取引が38件を超え、前日から約280%増加しています。価格が$1近辺で低迷していた時期の動きです。

台帳の利用も活発でした。8月13日には取引に参加したアドレスの数が49,929件に達し、2カ月以上ぶりの高水準となりました。価格が11月2024年以来の安値で終えた翌日の数字です。

上場商品の保有量も一定の規模を保っています。米国のXRP関連ETFは約9億9,472万XRPを保有しており、今回の上昇の前から10億枚近くを抱えていました。

ただし、大口の送金だけでは買い集めとは断定できません。購入、売却、保管先の移動のいずれの可能性もあるためです。上昇が続くには、現物の買いと資金の流入が伴う必要があります。

指標 数値 傾向・補足
売り建ての決済(12時間) 約600万ドル 過去6カ月で最大の規模
市場全体の売り建て決済 24億9,000万ドル超 単日で過去最大
大口取引の件数(8月18日) 38件超 100万ドル以上、前日比約+280%
取引に参加したアドレス数(8月13日) 49,929件 2カ月以上ぶりの高水準
関連ETFの保有量 約9億9,472万XRP 上昇前から10億枚近く
流通供給量 約626億8,000万XRP 上限1,000億XRPの約63%
次回の預託解放 9月1日 供給の純増は続く見通し
ZUU Web3 竹原
下げている間に買いが積み上がっていました。それが今回の戻りにつながった面もありそうですね。

リップル(XRP)のファンダメンタルズ

長く待たれていた日程が、ようやく具体的になりました。CoinDeskによると、上院銀行委員会のティム・スコット委員長は8月18日の会合で、市場構造法案が9月に前進する可能性が高いと述べています。

手続き上の採決は9月15日に設定されました。本会議での審議に進むかどうかを決める投票で、可決されれば法案は次の段階へ移ります。

この銘柄にとって、法案の意味は他の銘柄と異なります。暗号資産が証券にあたるのか商品にあたるのかという分類を法律で確定させる内容であり、この銘柄はまさにその論点の中心に位置してきました。

ただし、課題は残っています。CoinDeskによると、暗号資産の報酬をめぐる扱い、分散型金融の規制範囲、議員の倫理規定という3つの論点で意見の隔たりが続いています。採決までの数週間で調整が必要です。

規制当局の動きも再び注目されました。8月14日に予定されていた規則案をめぐる採決は直前に中止されましたが、資金調達の適用除外を認める案そのものへの期待は市場に残っています。

今回の上昇では、規制上の位置づけが明確になりつつある銘柄群へ資金が向かう動きも見られました。制度の前進が価格に反映されるかどうかは、9月15日という日付が最初の試金石となります。

ZUU Web3 竹原
9月15日という日付が決まりました。可決されるかは別として、確認すべき日が定まりましたね。

出典:CoinDesk(市場構造法案の日程と論点)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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