リップル(XRP)は$1.39近辺まで上昇し、24時間で約7%高となりました。$1.33の支えを一時割り込んだあと大きく戻しており、市場全体がリスクを取る動きへ転じています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年9月19日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.39近辺で推移しています。前日の$1.31近辺から約6.1%の上昇となりました。
24時間の高値は$1.40、安値は$1.29でした。$1.33という支えを一時割り込んだあと、大きく戻しています。
市場全体が戻しました。ビットコイン(BTC)は$80,000を回復し、イーサリアム(ETH)も$2,628まで上昇しています。
法案の否決と利上げという二つの不確かさが、いずれも結果として出そろいました。材料の通過による安心感が、戻りを支えた形です。
ただし上値には壁が残ります。200日指数平滑移動平均は$1.56近辺に位置しており、現在値から1割以上離れています。
9月は過去の傾向としても難しい月です。直近8年のうち7年で、8月とは逆の方向に動いてきました。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



8月の上昇局面で、どの層が保有を手放したのでしょうか。
ある分析では、3月ごろから保有していた層が中心とされています。当時の価格は現在とほぼ同じ水準で、6月末には約23%の含み損を抱えていました。5カ月待ち、損益が戻った時点で手放したことになります。
価格動向のセクションでは、戻した水準と、上値の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、保有者の入れ替わりと、資金の流れを取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、否決後の見通しに触れます。
新しい買い手が早かったのか、それとも最後の買い手だったのか。その答えは、これからの数カ月で明らかになります。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年9月19日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.39近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね222円前後の水準です。
24時間の高値は$1.40、安値は$1.29でした。値幅は約8.5%で、大きく振れています。
時価総額は約874億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約62%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月19日) | 約$1.39 | 約222円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $1.31近辺から約6.1%高 | 24時間では約7%の上昇 |
| 24時間高値 | $1.40 | $1.43には届かず |
| 24時間安値 | $1.29 | $1.33の支えを一時割り込む |
| 上値抵抗 | $1.43、次に$1.56 | 後者は200日指数平滑移動平均 |
| 下値サポート | $1.35〜$1.38 | 約32億XRPが取引された帯 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$1.56 | 現在値から1割以上離れる |
| 参考:ビットコイン(BTC) | $80,000を回復 | 9月上旬以来の水準 |
| 参考:イーサリアム(ETH) | 約$2,628 | $2,550の壁を上抜け |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000174 BTC | 前日の約0.0000171から上昇 |
| 24時間出来高 | 約37億3,000万ドル | 前日から減少 |
| 時価総額 | 約874億ドル | 暗号資産で第5位 |
| 流通供給量 | 62,879,209,849XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-62% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
$1.35から$1.38の帯は、約32億XRPが取引された水準です。一時割り込んだものの、その後に回復しています。
上値では$1.43、その先に200日指数平滑移動平均の$1.56が控えます。後者は現在値から1割以上離れており、到達には相応の買いが必要です。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
8月の上昇局面で、保有者の入れ替わりが起きていました。ある分析によると、売却したのは3月ごろから保有していた層が中心とされています。
当時の価格は現在とほぼ同じ水準でした。この層は6月末には約23%の含み損を抱えており、5カ月待って損益が戻った時点で手放したことになります。
上場商品への資金は、遅れて入りました。8月の流入は大きな規模でしたが、価格が上がった後に集まった形です。
ただし規模としては限定的でした。8月の流入額は約87億ドルという時価総額に対して小さく、価格を押し上げた主因とは言えません。
5月にも1億3,000万ドルの流入がありましたが、価格は下げています。流入と上昇が同時に起きたのは、8月が初めてでした。
保有者の損益状況は、なお厳しいままです。保有者の75%が現在値より高い価格で取得しているとされ、戻り売りが上値を抑える構図が続いています。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 8月に売却した層 | 3月ごろからの保有者 | 6月末は約23%の含み損 |
| 保有していた期間 | 約5カ月 | 損益が戻った時点で売却 |
| 参考:5月の流入額 | 1億3,000万ドル | それでも価格は下落 |
| 流入と上昇の一致 | 8月が初めて | 過去は一致していなかった |
| 含み損を抱える保有者 | 約75% | 戻り売りが出やすい構造 |
| 24時間出来高 | 約37億3,000万ドル | 前日から減少 |
| 流通供給量 | 62,879,209,849XRP | 上限1,000億XRPの約63% |



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
9月15日の採決は、賛成50票、反対49票で否決されました。必要な60票には届いていません。
この銘柄にとって、法案は証券にあたるのか商品にあたるのかという分類を法律で確定させる内容でした。位置づけの中心に立ち続けてきた論点です。
ただし、規制上の枠組みがすべて失われたわけではありません。2025年8月には訴訟が終結し、規制当局による解釈も示されています。
次の段階として、規制当局が独自に規則を整える可能性が指摘されています。法律による確定ではありませんが、実務上の指針にはなります。
ある金融機関は、法案の進展により80億ドル規模の資金流入が見込めると試算していました。この前提は当面失われたことになります。
次の立法の機会は、11月の中間選挙を経た後になる見通しです。それまでは、規制当局の動きと事業面の進展が材料となります。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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