リップル(XRP)は$1.36近辺で推移し、採決を数時間後に控えています。ホワイトハウスが倫理規定で譲歩し、共和党が635ページの修正案を公表するなど、直前まで調整が続きました。
リップル(XRP) 相場解説(2026年9月15日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.36近辺で推移しています。前日の$1.34近辺から約1.5%の上昇となりました。
本日の米国時間午後2時15分に、市場構造法案の採決が行われます。日本時間では9月16日の午前3時15分です。
直前まで調整が続きました。ホワイトハウスが倫理規定で譲歩し、共和党は635ページの修正案を公表しています。
大統領も9月11日に助言者と会談しました。採決を前に、法案を通すための動きが活発化した形です。
ただし可決には60票が必要です。共和党は53議席にとどまるため、少なくとも7人の民主党議員の賛成が欠かせません。
翌9月16日には金融政策の会合も控えます。金利先物では0.25%の利上げが90%の確率で織り込まれています。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



本日の採決は、法案そのものを成立させるものではありません。では、何を決めるのでしょうか。
審議を始めてよいかを決める手続き上の投票です。可決しても、その先に討論、修正、本会議での採決、下院との調整、大統領の署名という段階が残ります。
価格動向のセクションでは、直前の水準と、上下の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、資金の流れと、供給の構造を取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、採決の仕組みと、直前の調整に触れます。
見出しでは「法案の採決」と伝えられることもあります。実際に何が決まるのかを把握しておけば、結果を受けた値動きにも冷静に向き合えます。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年9月15日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.36近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね217円前後の水準です。
9月12日には$1.43まで上昇する場面がありました。その後は$1.34から$1.36の帯での推移が続いています。
時価総額は約855億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約63%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月15日) | 約$1.36 | 約217円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $1.34近辺から約1.5%高 | 採決を前に小反発 |
| 上値抵抗 | $1.37〜$1.40、次に$1.50〜$1.55 | 前者を回復できるかが焦点 |
| 下値サポート | $1.33、次に$1.20〜$1.25 | 後者は否決時の想定水準 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$1.354 | 現在値はわずかに上回る |
| 可決時の想定 | $1.65〜$1.70 | 9月末までの水準として |
| 否決時の想定 | 7%から10%の下落 | $1.20〜$1.25への調整 |
| 参考:ビットコイン(BTC) | $77,000近辺 | 同時点の水準 |
| 参考:イーサリアム(ETH) | $2,490近辺 | 同時点の水準 |
| 先物の建玉(大手取引所) | 3億8,700万XRP | 8月中旬の2億8,400万XRPから増加 |
| 時価総額 | 約855億ドル | 暗号資産で第5位 |
| 流通供給量 | 約628億8,000万XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-63% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
200日指数平滑移動平均の$1.354を、現在値がわずかに上回っています。この水準を維持できるかが、目先の判断材料です。
市場では、可決した場合に$1.65から$1.70、否決した場合に7%から10%の下落という想定が示されています。ただし、いずれも一つの見方にすぎません。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
上場商品への資金流入は、9週連続で続いています。運用資産の合計は17億ドルに達しました。
8月28日までの週には1億1,049万ドルが流入し、2026年で最大の週となりました。累計では約16億6,000万ドルです。
ただし勢いは落ちています。9月4日までの週は1,896万ドルにとどまり、8割を超える減少でした。
デリバティブでは、持ち高が積み上がっています。大手取引所での建玉は3億8,700万XRPとなり、8月中旬の2億8,400万XRPから増えました。
同取引所が占める比率も、約10%から約17%へ上昇しています。機関投資家の参加が広がっていることを示す変化です。
供給の構造は変わりません。預託契約から毎月2億から4億XRPが市場に加わっており、この仕組みが価格の重しとなっています。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 上場商品への連続流入 | 9週 | 運用資産は17億ドル |
| 8月28日までの週間流入 | 1億1,049万ドル | 2026年で最大の週 |
| 9月4日までの週間流入 | 1,896万ドル | 8割を超える減少 |
| 上場以来の累計流入額 | 約16億6,000万ドル | 2025年9月の上場以降 |
| 先物の建玉(大手取引所) | 3億8,700万XRP | 8月中旬は2億8,400万XRP |
| 同取引所の占める比率 | 約17% | 8月中旬は約10% |
| 毎月の供給純増 | 2億〜4億XRP | 預託契約からの解放による |



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
本日の米国時間午後2時15分に、採決が行われます。対象は下院を通過した法案への審議を始めるかどうかで、可決には60票が必要です。
共和党は53議席にとどまります。全員が賛成しても、少なくとも7人の民主党議員の協力が欠かせません。
直前まで調整が続きました。ホワイトハウスは、公職者が暗号資産を保有することをめぐる倫理規定で譲歩したとされています。
共和党は635ページの修正案を公表しました。9月11日には、大統領が助言者と会談したとも伝えられています。
見方は分かれています。ある上院議員は、今の議会で成立しなければ次の機会は2030年まで訪れない可能性に言及しました。一方、元検察官からは法案がすでに勢いを失ったとの見方も示されています。
可決しても、成立まではさらに段階が残ります。討論、修正、本会議での採決、下院との調整、大統領の署名という過程を経る必要があります。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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