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価格・相場

2026年8月15日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

リップル(XRP)は$1.00近辺まで下落し、24時間では$0.98台をつける場面もありました。米証券取引委員会が予定していた規則案の採決が中止され、制度面の前進を待っていたこの銘柄には重い知らせとなっています。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年8月15日)

リップル(XRP)の注目ポイント

本日のリップル(XRP)は、$1.00近辺で推移しています。前日の$1.01近辺から約1%の下落となりました。

チャートを直接参照したところ、24時間の高値は$1.01、安値は$0.9887でした。$1という節目を再び割り込む場面があったことになります。

下落の直接の要因は、制度面の失望です。米証券取引委員会は8月14日に予定していた暗号資産の規則案をめぐる採決を、前日になって中止しました。

この銘柄にとって、規則案は特別な意味を持ちます。証券かどうかという分類の問題に当局が答えを出す可能性があったためです。

7日間では約2.6%の下落、30日間では約9.3%の下落です。ビットコイン(BTC)が7日間で約2.9%安、イーサリアム(ETH)が横ばい圏にあるなか、月間では見劣りする状態が続いています。

24時間の出来高は約9億7,400万ドルでした。値動きの乏しさに比べれば、$1をめぐる攻防で売買はやや増えています。

ZUU Web3 竹原
待っていた前進が止まりました。$1という節目の攻防が、いよいよ本番ですね。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のリップル(XRP)は、”待つ相手が二つとも動かない”局面です。

議会の審議が9月中旬へ持ち越され、当局の規則づくりまで日程が消えたいま、この銘柄は何を手がかりに動けばよいのでしょうか。

制度が固まらないかぎり、機関投資家は本格的に資金を配分できません。その状態が続く間、毎月の供給増加だけが確実に進んでいきます。

価格動向のセクションでは、割り込んだ$1と、上に並ぶ移動平均を整理します。

オンチェーンデータのセクションでは、8月に入って実際に増えた流通量を確認します。

ファンダメンタルズのセクションでは、中止された採決の中身と、今後の日程に触れます。

待つ期間が延びること自体が、この銘柄にとってはコストになります。何がいつ動きうるのかを整理しておくことが、過度な期待も過度な悲観も避ける助けになるはずです。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月15日午後2時ごろ(JST)のデータでは、リップル(XRP)は$1.00近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね160円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、24時間の高値は$1.01、安値は$0.9887でした。7日間では$0.992から$1.05のレンジ内での推移です。

時価総額は約629億ドルで、暗号資産のなかでは第6位です。完全希薄化後の時価総額は約1,004億ドルで、現在との差は約375億ドルとなっています。

指標 数値 備考
現在価格(8月15日) 約$1.00 約160円前後で推移
前日水準・前日比 $1.01近辺から約-1% $1の節目を割り込む場面も
24時間高値 $1.01 $1.02には届かず
24時間安値 $0.9887 再び$1を下回る
7日間レンジ $0.992〜$1.05 下限を切り下げる展開
7日間変動率 約-2.6% 週間ではマイナス圏
30日間変動率 約-9.3% 月間でも下落基調
1年間変動率 約-69.2% 中長期の下落が続く
上値抵抗 $1.02、次に$1.05 後者は7日間高値
下値サポート $0.9887、次に$0.95 前者は本日の安値
24時間出来高 約9億7,400万ドル $1の攻防で売買はやや増加
時価総額 約629億ドル 暗号資産で第6位
完全希薄化後の時価総額 約1,004億ドル 現在との差は約375億ドル
史上最高値からの下落率 約-72.6% 主要銘柄のなかで最も深い
史上最高値(参考) $3.65 2025年7月17日に記録

$1という節目は、今年に入って繰り返し試されてきた水準です。8月11日には$0.99台、本日は$0.9887まで下げており、試される頻度が上がっています。

同じ水準が何度も試されるほど、そこに置かれた買い注文は消化されていきます。守られ続けるとは限らない点は、意識しておきたいところです。

ZUU Web3 竹原
同じ節目が何度も試されています。回数が増えるほど、支えは薄くなりやすいものですね。

リップル(XRP)のオンチェーンデータ

供給の増加が、数字として表れ始めました。台帳のデータを直接参照したところ、8月15日時点の流通供給量は約626億8,000万XRPでした。

8月初旬の約625億3,000万XRPと比べると、約1億5,000万XRP増えています。8月1日の預託解放で加わった純増分約3億XRPの、およそ半分が実際に流通へ移ったことになります。

残りの分も、時間をかけて市場へ出てくる見通しです。この解放は毎月1日に実施されるため、9月にも同規模の供給が加わります。

需要側との差は開いたままです。米国のXRP関連ETFへの純流入は8月に入って途絶える日が続いており、直近1週間の流入額は供給の純増分を大きく下回っています。

完全希薄化後の時価総額との差も無視できません。現在の時価総額約629億ドルに対し、未流通分を含めると約1,004億ドルです。将来にわたって市場が吸収すべき量が、依然として大きく残っています。

ネットワークの手数料は約1,351ドルで、前日から大きな変化はありません。利用は緩やかに回復しているものの、供給の増加を吸収するだけの需要にはつながっていない状況です。

指標 数値 傾向・補足
流通供給量(8月15日) 約626億8,000万XRP 上限1,000億XRPの約63%
流通供給量(8月初旬) 約625億3,000万XRP 約1億5,000万XRPの増加
8月1日の供給純増 約3億XRP 約半分が流通へ移行
未流通分 約373億XRP 預託分が段階的に解放される
完全希薄化後の時価総額 約1,004億ドル 現在との差は約375億ドル
24時間ネットワーク手数料 約1,351ドル 前日から横ばい
24時間出来高 約9億7,400万ドル $1の攻防で売買はやや増加
ZUU Web3 竹原
供給は予定通り増えています。需要が追いつかない構図は、まだ変わっていませんね。

リップル(XRP)のファンダメンタルズ

制度面で、市場が待っていた前進が止まりました。ロイターによると、米証券取引委員会は8月14日に予定していた公開会合を前日に中止し、日程上の想定外の事情によるものだと説明しています。

この会合では、暗号資産に関する初の本格的な規則案を公表するかどうかが議論される予定でした。The Blockによると、採決が行われても規則案を公表して意見公募を始める段階にとどまり、制度が確定するわけではありません。

それでも、この銘柄にとって意味は大きいものでした。規則案には、十分に分散化したトークンを証券の枠組みから外す道筋が含まれるとされていたためです。証券かどうかという分類は、この銘柄の位置づけに直結します。

タイミングも重なりました。上院は8月上旬に夏季休会へ入り、市場構造法案の採決は9月中旬以降へ持ち越されています。立法が止まるなか、当局による規則づくりが唯一の前進の道筋とみられていました。

新たな日程は示されていません。規則案そのものが取り下げられた形跡はなく、延期という位置づけですが、いつ再開されるかは不透明です。

結果として、この銘柄が待っている材料は二つとも動かない状態になりました。9月中旬の議会再開までは、需給の重さが続きやすい局面とみられます。

ZUU Web3 竹原
延期であって撤回ではありません。ただ、待つ期間が延びること自体が重荷になりますね。

出典:The Block(規則案の内容と手続きの位置づけ)CoinDesk(市場構造法案の審議日程)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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