リップル(XRP)は6月13日時点で1.13ドル前後と、主要な移動平均線をすべて下回る弱い地合いが続いています。一方でETFへの資金流入は途切れず、Mastercardとの提携など制度・事業面の前進が価格との対比で際立つ展開となっています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年6月14日)
リップル(XRP)の注目ポイント
リップル(XRP)は、足元で1.10〜1.14ドルの狭いレンジでの推移が続いています。先週の急落後、1.10ドルの重要なサポートをなんとか維持している状況です。
価格そのものは精彩を欠く一方で、ETFへの資金流入は途切れることなく続いており、累計流入額は約14億ドルに達しました。資金は入り続けているのに価格が上がらない、という構図が大きなテーマになっています。
本日のリップル(XRP)は、テクニカル上の弱さと、機関投資家からの根強い需要という、相反する力がせめぎ合う局面にあります。投資家にとっては、目先の値動きの背後にある資金の流れをどう読むかが問われる場面です。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



資金流入が続くなかでも価格が伸び悩むとき、あなたはその原因を需要不足と見るか、それとも上値の壁と見るでしょうか。
本日のリップル(XRP)は、1.10ドル台前半での膠着が続く一方、ETF流入や事業提携といった前向きな材料が積み上がる、対照的な状況にあります。価格動向のセクションでは、サポート維持と移動平均線を下回るテクニカル構造、そして短期足で形成されつつある反転パターンを確認します。
マクロ環境のセクションでは、ビットコインや市場全体に対してXRPが出遅れている相対的な弱さを整理します。
ファンダメンタルズのセクションでは、RippleとMastercardの提携や、XRPL上でのAI関連の取り組みといった事業面の進展を取り上げます。
注目すべきは、ETFへの資金流入が続いているにもかかわらず、上値に控える売り圧力がそれを吸収し、価格を抑え込んでいる点です。需要の強さだけでなく、どこに供給の壁があるのか。今の相場は、需給の両面から構造を読み解く視点を投資家に求めているといえそうです。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
チャートを直接参照したところ、6月13日2時時点(米国東部時間)のデータでは、リップル(XRP)は1.13ドル台で推移していました。前日比はおよそ0.4%とわずかな動きにとどまっています。
6月12日時点では24時間安値が1.09ドル、高値が1.15ドルで、おおむね1.10〜1.15ドルのレンジ内での値動きが中心でした。先週の急落後、1.10ドルのサポートを維持している点が足元の焦点となっています。
テクニカル面では、50日・100日・200日の各移動平均線をいずれも下回っており、中期的な構造は売り手優勢の状態が続いています。一方、4時間足ではダブルボトム(W字型)の形成も指摘されており、短期的な反発の可能性も意識されています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(6月14日) | 約1.13ドル | 6月13日序盤の参照値を起点に推移 |
| 前日比 | 約+0.42% | 方向感に乏しい小幅な動き |
| 24時間高値(6月12日) | 約1.15ドル | レンジ上限として意識される |
| 24時間安値(6月12日) | 約1.09ドル | 1.10ドル割れの局面も |
| 直近レンジ | 約1.10〜1.15ドル | 先週の急落後の膠着圏 |
| 上値抵抗 | 約1.18ドル | ダブルボトムのネックラインとして意識 |
| 下値サポート | 約1.10ドル | 割り込むと1.00ドルが視野に |
| 主要移動平均線 | 約1.14ドル前後 | 50日・100日・200日をいずれも下回る |
| 24時間出来高 | 約10億ドル | 参加者の動きはやや限定的 |
| 時価総額 | 約700億ドル | 暗号資産で第6位 |



リップル(XRP)とマクロ環境との連動
足元のリップル(XRP)は、市場全体の回復から取り残される形で、相対的な弱さが目立っています。CoinDeskの報道によると、機関投資家の資金がXRP関連商品に流入し、先物取引も活発化している一方で、価格はビットコインや市場全体が回復するなかでも数カ月来の安値圏に張り付いていると分析されています。
同メディアは、低い建玉(オープンインタレスト)が長期的な確信の薄さを示しているとも指摘しています。つまり、短期的な関心は戻りつつあるものの、本格的な強気転換にはまだ距離があるという見方です。
こうしたXRPの出遅れは、ビットコイン主導の相場で資金がアルトコインに広く回りきっていない現状を映しているとみられます。市場全体のリスク選好が高まるかどうかが、引き続き重要な分岐点となりそうです。



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
事業・制度面では、リップル(XRP)を取り巻く環境に前向きな進展が相次いでいます。CoinMarketCapの集計によると、6月11日にRippleがMastercardの新たなAI決済サービス「Agent Pay for Machines」への参画を確認し、XRPL(XRP Ledger)を決済レイヤーとして位置づけたと報じられています。
同じく6月11日には、RippleがAIエージェントによるXRP・RLUSDでの取引を可能にする開発者向けツールキット「XRPL AI Starter Kit」を公開したとされ、AI主導の金融分野への展開を強めています。
資金面でも、6月9日にはビットコインETFが流出を記録するなかでスポットXRP ETFが純流入を確保するなど、底堅い需要が確認されました。ただし、価格を押し上げるには上値の売り圧力を吸収しきる必要があり、需給の綱引きが続いているのが現状です。



出典:CoinMarketCap(Mastercard提携・XRPL AI Starter Kit・ETF流入)
当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
ビットコイン・イーサリアム・XRPをはじめとする主要銘柄の相場レポートを毎日更新。価格動向・オンチェーンデータ・マクロ環境・ファンダメンタルズを多角的に分析してお届け。読者が「自分で判断できる力」を養えることを第一に、中立・正確な情報発信。
法人概要
会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」
| 社名 | 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
| 代表取締役 | 竹原 壮起 |
| 住所 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階 |
株式会社ZUU グループ会社一覧
ZUU Singapore
株式会社ZUUM-A
株式会社COOL
<加入団体>
第二種金融商品取引業協会
日本投資顧問業協会
<登録番号>
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 2229 号
株式会社COOL SERVICE
<加入団体>
日本貸金業協会 会員 第005946号
<登録番号>
東京都知事(3)第31603号
株式会社Unicorn(第一種少額電子募集取扱業者)
<加入団体>
日本証券業協会
<登録番号>
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
株式会社ZUU Wealth Management
(※2023年1月31日に株式会社AWZから商号変更)
<登録番号>
金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第923号
ZUU Funders株式会社
株式会社ZUU IFA
株式会社経済界
株式会社NET MONEY