リップル(XRP)は$1.35近辺まで下落し、7日間では約7.3%安と主要銘柄のなかで見劣りしています。流通供給の約6割が取得価格を下回る状態にあり、売り手は保有者ではなく預託契約からの解放にあるとの指摘も出ています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年9月13日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.35近辺で推移しています。前日とほぼ同水準です。
7日間では約7.3%の下落です。同じ期間にイーサリアム(ETH)は約2.5%上昇しており、対照的な動きとなっています。
保有者の状況は厳しいものです。実現価格は$1.48近辺で、現在値を上回っています。流通供給の約6割が取得価格を下回る計算です。
ただし、売り手は保有者ではないとの見方も出ています。取引所の在庫は17億XRPと7年ぶりの低水準で、大口は5週間で2.8%買い増しました。
上場商品の規模も過去最高です。7本の商品が20億ドルを運用し、11億XRPを保有しています。
来週は9月15日に法案の採決、16日に金融政策の会合が控えます。予測市場では利上げの確率が83%と見積もられています。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



流通供給の6割が含み損を抱えながら、取引所の在庫は7年ぶりの低水準にあります。この矛盾は何を示しているのでしょうか。
保有者は売っていないということです。含み損を抱えたまま手放さず、取引所から資産を引き揚げています。ある分析では、売り手は預託契約からの解放だと指摘されています。
価格動向のセクションでは、下落した水準と、上下の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、保有者の損益と、供給の構造を取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、来週の日程と、事業面の動きに触れます。
売り手が保有者ではなく仕組みであるなら、価格の回復には毎月の供給を吸収する需要が必要です。この点は繰り返し確認しておく価値があります。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年9月13日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.35近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね215円前後の水準です。
9月に入ってからは$1.34から$1.45の帯で推移しています。8月の高値$1.70からは2割以上低い水準です。
時価総額は約849億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約63%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月13日) | 約$1.35 | 約215円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | ほぼ横ばい | 週末で参加者は限られる |
| 7日間変動率 | 約-7.3% | イーサリアム(ETH)は約2.5%高 |
| 実現価格 | 約$1.48 | 現在値を上回る |
| 含み損を抱える供給の割合 | 約6割 | 保有者の多くが取得価格を下回る |
| 上値抵抗 | $1.55、次に$1.68 | 前者を抜けると後者が視野に |
| 下値サポート | $1.35〜$1.38 | 約32億XRPが取引された帯 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$1.56 | 戻りを抑える水準 |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000173 BTC | 前日の約0.0000173から横ばい |
| 24時間出来高 | 約24億3,500万ドル | 前日から約1.2%増 |
| 時価総額 | 約849億ドル | 暗号資産で第5位 |
| 流通供給量 | 約629億XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 完全希薄化後の時価総額 | 約1,350億ドル | 現在との差は約501億ドル |
| 史上最高値からの下落率 | 約-63% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
実現価格が$1.48近辺にあり、現在値を上回っています。保有者の平均的な取得価格を下回った状態が続いていることになります。
下値では$1.35から$1.38の帯が支えです。約32億XRPが取引された水準で、繰り返し守られてきました。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
保有者の損益状況は厳しいものです。実現価格は$1.48近辺で、現在値の$1.35を上回っています。流通供給の約6割が取得価格を下回る計算です。
ただし、この状態は売却の圧力を意味しません。取引所の在庫は17億XRPと7年ぶりの低水準にあり、保有者は資産を引き揚げています。
大口も買い増しています。5週間で2.8%の増加が確認されており、下落局面でも保有を積み増している状況です。
ある分析では、この構図を投げ売りの段階と整理しています。保有者が限界まで耐えている状態であり、売却が進む配分の段階とは異なるという見方です。
売り手は別にあります。預託契約から毎月2億から4億XRPが市場に加わっており、この供給が価格の重しとなっています。
上場商品の規模は過去最高です。7本の商品が20億ドルを運用し、11億XRPを保有しています。ただし月間の供給増加分を吸収するには、なお距離があります。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 実現価格 | 約$1.48 | 現在値の$1.35を上回る |
| 含み損を抱える供給 | 約6割 | 投げ売りの段階との見方も |
| 取引所の保有量 | 17億XRP | 7年ぶりの低水準 |
| 大口の買い増し | 5週間で2.8%増 | 下落局面でも保有を積み増す |
| 毎月の供給純増 | 2億〜4億XRP | 預託契約からの解放による |
| 上場商品の運用資産 | 20億ドル | 7本の商品の合計 |
| 上場商品の保有量 | 11億XRP | 流通供給の約1.7% |



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
来週は二つの日程が並びます。9月15日に市場構造法案の採決、9月16日に金融政策の会合です。
採決は、法案を審議の対象とするかどうかを決めるものです。可決には60票が必要で、どの政党も単独では60議席を持っていません。
ある金融機関は、法案の進展により80億ドル規模の資金流入が見込めると試算しています。現在の運用資産20億ドルと比べると、4倍の規模です。
金融政策の見通しは厳しい方向にあります。予測市場では9月16日の利上げ確率が83%と見積もられ、3週間でほぼ3倍に高まりました。
事業面では、企業向けの資金管理の仕組みに人工知能を組み込む動きが進んでいます。現金や資産の状況を監視し、判断を補助する機能です。
ただし、こうした事業がXRPそのものの需要を直接生むわけではありません。本シリーズで繰り返し扱ってきた論点です。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」
| 社名 | 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
| 代表取締役 | 竹原 壮起 |
| 住所 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階 |
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