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価格・相場

2026年4月12日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

4月12日(日曜日)、リップル(XRP)はVance副大統領によるイスラマバード会談「合意なし」発表とトランプ大統領のホルムズ海峡海軍封鎖宣言という二重の地政学ショックを受け、CoinDesk の4月12日午前11時46分(東部時間)データで1.33ドル(出来高11.3億ドル)を記録して週を締めくくっています。しかし明日4月13日(月曜日)には米上院が復会し、XRP相場の行方を左右するCLARITY法マークアップに向けた動きが本格化するため、今夜の地政学ショックを来週の規制カタリストが相殺できるかどうかが最大の焦点です。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年4月12日)

リップル(XRP)の注目ポイント

4月12日のリップル(XRP)は二段階の下落圧力を受けました。第一段階は土曜深夜(米国時間)のVance副大統領「合意なし」発表直後で、CoinDesk (4月12日午前2時5分UTC)が「XRPは1.33ドルへ−1.69%下落」を確認しています。第二段階は日曜午前(米国時間)のトランプ大統領によるホルムズ海峡海軍封鎖宣言で、Benzingaが「XRPを含む主要暗号資産が赤字圏で推移、2億8,000万ドル超の清算(ロング主導)が発生」と報告しています。CoinDesk の4月12日付Hormuz封鎖記事では、封鎖宣言時点のXRP価格として「1.34ドル(+0.33%)」が確認されています。CoinDesk の最終確認価格は4月12日午前11時46分(東部時間)時点で1.33ドル(出来高11.3億ドル)となっています。

一方でFX Leaders(4月12日付)は「XRPは4月12日時点で1.33〜1.355ドルの範囲で推移しており、24時間比−1.1〜1.7%という小幅な下落に留まっている」と指摘しており、海軍封鎖宣言という今年最大級の地政学ショックに対してもXRPが1.28ドルという戦時レンジ下限を維持していることが「底堅さのシグナル」として評価されています。週次リターンは1週前(4月5日)比でほぼ横ばいから小幅プラスの水準を維持しています。円建てでは約206〜210円(1ドル≒155円換算)となります。

ZUU Web3 竹原
「海軍封鎖宣言の日に1.28ドルを守った」——この事実は、来週の規制週間でXRPが動ける土台がまだ残っていることを示しています。今週末は「最悪のシナリオで何を守ったか」を確認する週末でした。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今の相場を一言で表すなら「地政学が壊しても、規制が建て直す」という綱引きの最終局面です。その答えが出るのは明日、上院が復会する月曜日からです。

今週末のリップル(XRP)は「最悪の地政学シナリオ(会談決裂+海軍封鎖)と最良の規制タイミング(上院復会前夜)が同時に訪れた」という歴史的な週末となりました。価格は1.33ドルと表面上は地味ですが、その内側では「Coinbase CEO・財務長官・SEC議長・CFTC議長が同日支持を表明したCLARITY法」対「石油供給日量1,000万バレル超の不足リスクを孕む海軍封鎖」という超大型の材料が相殺し合っています。

本稿では価格動向・チャート概況、オンチェーンデータ(清算・ETP流入継続・出来高構造)、マクロ環境(封鎖宣言・IEA備蓄期限・PPI・原油7%急騰)、ファンダメンタルズ(CLARITY法「Make It Or Break It」週・Armstrong転換・Bessent WSJ寄稿・XRPL Pilots・SEC円卓会議)、地政学(イスラマバード決裂詳細・封鎖の意味・次の外交展開の可能性)の5角度から分析します。特にCLARITY法が4月後半のマークアップを通過するかどうかは、24/7 Wall St.が「上院銀行委員会のマークアップ確定日の発表だけで、採決前にXRP価格は動く」と指摘したとおり、来週から始まる「XRP史上最も重要な2週間」の入り口となります。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

4月12日のデータを確認すると、CoinDesk の4月12日午前11時46分(東部時間)更新で1.33ドル(出来高11.3億ドル)が記録されています。CoinDesk の海軍封鎖宣言記事(午後2時16分東部時間)のティッカーではXRP 1.34ドル(+0.33%)が示されており、封鎖宣言後も1.33〜1.34ドルの水準を維持していたことが確認されます。FX Leaders(4月12日付)は1.33〜1.355ドルのレンジ(24時間比−1.1〜1.7%)を報告しています。Benzingaの報告では、封鎖宣言後に2億8,000万ドル超の清算(ロング主導)が市場全体で発生し、BTCのオープンインタレストは24時間で5.76%減少しましたが、XRPの個別清算規模はBTC・ETHと比べて限定的でした。

チャート構造については、CoinDesk (4月12日午前5時57分UTC)が公開した詳細分析が最重要情報を提供しています。「XRPは1.36ドルから1.33ドルへ大量出来高を伴って急落し、1.35ドルが今や抵抗に転換した。高出来高での下落・低出来高での反発という組み合わせは分配(distribution)シグナルだ。$1.33を維持できなければ$1.32〜$1.31の需要帯へ向かうリスクがある」と評価しています。一方、FX Leaders(4月12日付)は「59日間続いたボリンジャーバンドの圧縮が極度に狭くなっており、カタリストが引き金を引けば大きな価格変動が起きる準備が整っている——その引き金が来週の上院復会になりうる」と指摘しています。

指標 数値 備考
現在価格(4/12) 約206〜210円(約$1.33〜$1.355) Vance発表後−1.69%・封鎖宣言後も1.33ドル台維持
週内高値(4/8 停戦後) $1.38〜$1.40 週内最高値・停戦合意後の+5%ラリー起点
週次リターン(4/12) ほぼ横ばい〜小幅プラス 4/5の$1.32〜$1.34起点・BTC週次+6.81%対比アンダーパフォーム
24時間出来高 約$11億〜$19億 封鎖宣言・清算発生で出来高急増(CoinDesk・Benzinga)
戦時レンジ(7週間継続) $1.28〜$1.40 下限$1.28は2月来の最終防衛ライン
即時上値抵抗 $1.35(転換抵抗)/ $1.40〜$1.41 / $1.45〜$1.47 $1.35が抵抗に転換(CoinDesk 4/12分析)
50日EMA $1.3817 今週到達も週末に遠ざかる・次の壁
ボリンジャーバンド圧縮 59日間・数ヶ月来の最狭水準 大きな価格変動の前兆シグナル(FX Leaders 4/12)
主要下値サポート $1.33〜$1.32 / $1.30〜$1.28 $1.28割れでXRP史上最大の無支持帯へ(24/7 Wall St.)
時価総額 約$826億(Coinbase確認) 時価総額ランキング3〜4位
史上最高値 $3.65〜$3.67 2025年7月(現価格から約63%下方)
ZUU Web3 竹原
「59日間のボリンジャーバンド圧縮」——これは単純に「エネルギーが溜まっている」ということを意味します。上に抜けるか下に抜けるかは来週の規制ニュース次第ですが、どちらにせよ動きは大きくなりそうです。

リップル(XRP)のオンチェーンデータ

4月12日のリップル(XRP)オンチェーン動向で注目すべきは、Benzingaが報告した「市場全体での2億8,000万ドル超の清算(ロング主導)」の中でXRPが比較的限定的な個別被害に留まったことです。CoinDesk のHormuz封鎖宣言記事では「BTCのオープンインタレストは24時間で5.76%減少」が確認されており、本来ならばXRPも同程度以上の清算が発生すべきシナリオでしたが、週次ETP流入1億1,960万ドルという大規模な機関資金流入が下値買いとして機能したと考えられます。24/7 Wall St.(4月12日付)が確認したデータによると、CoinShares週次XRP ETP純流入1億1,960万ドルは年初来累計を1億5,900万ドル(AUM比7%)へと引き上げており、7本のスポットETFが保有する累計資産は14億4,000万ドルに達しています。

指標 数値(4月12日周辺) 備考
市場全体清算額(24時間) $2億8,000万超(ロング主導) Coinglass確認(Benzinga 4/12)
BTC先物OI変化 −5.76%(24時間) 封鎖宣言後のリスクオフで縮小(Benzinga)
週次XRP ETP純流入(4/7〜11) $1億1,960万(全暗号資産53%) 2025年12月以来最高・BTC$1.073億超(CoinShares)
XRP ETF年初来累計流入 約$1億5,900万(AUM比7%) スポットETF7本・累計AUM$14.4億(24/7 Wall St.)
スイス単独流入(週次) $1億5,750万(全体70%) 欧州機関投資家が主導(boerse-global.de)
恐怖・強欲指数 「Extreme Fear」に転落(Benzinga確認) Coinpedia前日時点では45(ニュートラル)から急悪化
ボリンジャーバンド圧縮期間 59日間・数ヶ月来最狭 大きな価格変動前の典型的な蓄積構造(FX Leaders)
クジラ蓄積(週次平均) 日量1,100万XRP超(10ヶ月ぶり高水準) 大口による継続的な取引所引き出し(openpr.com)

CoinMarketCap(4月11日付)が確認した「小売買い活動が前比+212%急増・スポット需要が売りを2:1で上回る」というデータも本日の分析に重要な文脈を提供します。「Extreme Fear」に転落した恐怖指数と「小売買いが売りの2倍」という事実は、歴史的に底打ちの前兆として機能することが多く、来週の規制カタリストと組み合わさった場合に強い反転の素地を形成しています。

ZUU Web3 竹原
「Extreme Fearの中で機関も個人も買っている」——この組み合わせは通常、大きな価格変動の前兆です。ただし、どちらの方向に動くかは来週の規制ニュース次第という点を忘れずに。

出典:Benzinga(Coinglass清算$2.8億・BTC OI−5.76%・恐怖指数)24/7 Wall St.(CoinShares週次ETP流入・累計AUM・4/11最新)FX Leaders(ボリンジャーバンド59日圧縮・XRPLパイロット・4/12)


リップル(XRP)とマクロ環境との連動

4月12日(日曜日)午後2時16分(東部時間)、トランプ大統領はTruth Socialに「米海軍が直ちにホルムズ海峡の全ての船舶の出入りを封鎖する」と投稿しました。CoinDesk の速報によると、この宣言直後にWTI原油先物がHyperliquidで約7%・Brentが約6%それぞれ急騰し、WTIの取引量は15.3億ドルに達しました。Benzingaはこの封鎖宣言を受けて「翌月曜日の株式先物でダウ先物−465ポイント(−0.97%)・S&P500先物−0.94%・ナスダック100先物−1.06%」が発生したことを確認しています。XRPを含む暗号資産にとっては「原油高→インフレ上昇→Fed利下げ困難→リスク資産売り」という連鎖を通じた下押し圧力が強まる展開です。

CoinDesk の4月2日付深堀り分析が提示したデータは今日の文脈でも重要です。「IEAの緊急備蓄放出(4億2,600万バレル)がホルムズ閉鎖による日量450〜500万バレルの不足を補ってきたが、今後数週間でこのバッファが枯渇すると不足量は1,000〜1,100万バレルに拡大する——これは現代の石油市場で前例のない供給ショックになりうる」とされており、IEAの備蓄枯渇期限(4月19日前後)まであと1週間という最もクリティカルなタイミングで海軍封鎖宣言が重なりました。来週4月15日(火曜日)の3月PPI(生産者物価指数)が原油高を反映した場合、5月FOMCでの利下げ期待はさらに後退し、XRPにとって追加的なマクロ逆風となります。

ZUU Web3 竹原
「IEA備蓄があと1週間で枯渇するタイミングでの海軍封鎖」——これは月曜日の原油市場開始が今年最大のリスクイベントになりうることを意味します。XRPの月曜開値がまずその答えを出します。

出典:CoinDesk(海軍封鎖宣言・原油7%急騰・IEA備蓄警告・4/12)Benzinga(米株先物急落・Van De Poppe分析・4/12)


リップル(XRP)のファンダメンタルズ

今週末の地政学ショックに関わらず、来週はリップル(XRP)にとって「2026年で最も重要な規制週間」が始まります。4月13日(月曜日)の上院復会を皮切りに、4月16日(木曜日)のSECデジタル資産円卓会議・Kevin Warsh新Fed議長指名公聴会が同日開催されます。crypto.news(4月6日)が確認した24/7 Wall St.の分析によると「銀行委員会は4月13日以降の約2週間でCLARITY法を通過させなければ、中間選挙の政治カレンダーが議会を占拠する。Moreno上院議員は5月に届かなければ2026年は終わりと公言した」という危機感が共有されています。

CLARITY法を巡る支持構造の変化も注目です。24/7 Wall St.(4月10日)が詳細を報告したとおり、4月9日(木曜日)にCoinbase CEO Brian Armstrongが支持に転換し、同日にBessent財務長官がWSJに寄稿、SEC議長・CFTC議長・David Sacksが揃って支持を表明しました。Armstrongの転換は「年初から2度反対してきた最大の業界反対者が撤退した」という意味で特別な重要性を持ちます。openpr.comが確認した分析によれば「CLARITY法の実質的な反対者は今や存在しない——問題は通過するかどうかではなく、いつ通過するかだ」という楽観論が業界内で広がっています。FX Leaders(4月12日付)も「XRPL Tokyo 2026での国際送金パイロット(4秒以内・コスト60%削減)という実証データ」が機関投資家の長期信頼を支えていることを指摘しています。

Standard Charteredの2026年末目標2.80ドルは引き続き有効であり、CLARITY法が通過した場合の4〜80億ドル規模の追加ETF流入という試算も変わっていません。しかし24/7 Wall St.が明確に指摘したとおり「法案が5月を越えれば2026年のXRPには最後の規制カタリストが消える」——来週2週間が文字通り「Make It Or Break It」の局面です。

ZUU Web3 竹原
「財務長官・SEC議長・Coinbase CEOが全員CLARITY法を支持して、上院が明日復会する」——これだけの条件が揃って1.33ドルで取引されているXRPは、市場がまだ信じていないということかもしれません。あるいは、信じ始める直前なのかもしれません。

出典:24/7 Wall St.(Armstrong転換・Bessent WSJ寄稿・SEC・CFTC同日支持・4/10)crypto.news(CLARITY法タイムライン・Moreno警告・Garlinghouse予測)FX Leaders(XRPLパイロット実証・4秒・60%削減・4/12)


リップル(XRP)と地政学・国際情勢

4月11〜12日のイスラマバード会談決裂は、CoinCentralが確認した詳細によると「21時間の交渉を経てVance副大統領が合意なし(not reached an agreement)を宣言した」ものでした。核心的な決裂ポイントはイランの核兵器放棄拒否と、ホルムズ海峡の恒久的管理権要求でした。イランのForeign Ministry Spokespersonは「今後の交渉を非合理的とみなす」と表明し、米国側はVanceが「我々の最終かつ最善の提案を残してきた」と述べて事実上の外交チャンネル閉鎖を宣言しました。続いてトランプ大統領がTruth Socialに投稿した海軍封鎖宣言では「封鎖に抵抗するイラン人は地獄に送る」という強硬表現も盛り込まれました。

XRPにとってこの展開が意味する具体的なリスクは3層構造です。第1層は「原油高→インフレ→Fed→リスクオフ」というマクロ連鎖。第2層は「Ripple ODL(オンデマンド流動性)の取引相手となる国際貿易が縮小」することによる実需喪失。第3層は「中東の不安定化→ドル高→新興国通貨安→クロスボーダー送金需要の抑制」というRippleのコアビジネスへの直接打撃です。ただしCoinDesk の4月12日付Benzinga報告では「アナリストのMichael Van De Poppが『弱い経済がFedに量的緩和の再開を強いる』シナリオを示唆した」とされており、最終的には緩和政策へのUターンがリスク資産全般への追い風になりうるという逆説的なシナリオも存在します。24/7 Wall St.(4月9日)が示した「3つの決定要因」のうち、①イスラマバード会談は失敗に終わりました。残る②上院復会(4月13日)と③CLARITY法マークアップ(4月後半)が、XRPの今後3週間を決定する唯一の変数となっています。

ZUU Web3 竹原
「外交が失敗した今、XRPに残された最後のカタリストは規制の成功だけ」——CLARITY法が通過すれば地政学の逆風を相殺できるか。その答えが今週中に出始めます。

出典:CoinCentral(Vance会見・21時間交渉・決裂詳細・イラン要求条件)CoinDesk(Trump封鎖宣言全文・IEA備蓄警告・4/12)Benzinga(Van De Poppe分析・量的緩和シナリオ・Extreme Fear)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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