リップル(XRP)は$1.39近辺で推移し、$1.43の抵抗を前に足踏みが続いています。9月15日の採決を前に、法案の成立を疑問視する声が政界からも出始めており、この銘柄にとって最大の材料の行方が問われています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年9月9日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.39近辺で推移しています。前日の$1.40近辺からほぼ横ばいの水準です。
9月7日の高値は$1.43、安値は$1.38でした。$1.43という抵抗を、越えられない状態が続いています。
制度面の日程は、9月15日で変わっていません。米証券取引委員会の委員長も、上院が法案を前進させることへの期待を示しています。
ただし、成立を疑問視する声も出始めました。ある上院議員は、今の議会で成立しなければ次の機会は当面訪れない可能性に言及しています。
予測市場での見方も厳しいままです。法案が前進する確率は20%から24%と見積もられています。
出来高は大きく減りました。9月4日には41億7,000万ドルを超えていましたが、9月7日には約14億6,000万ドルまで落ちています。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



9月15日の投票結果によって、この銘柄の値動きはどう分かれるのでしょうか。
市場では三つの想定が示されています。可決すれば$1.65から$1.70、否決でも市場全体が堅調なら$1.40近辺、否決に加えて市場が下げれば、それ以下という見方です。
価格動向のセクションでは、越えられない抵抗と、下値の目安を整理します。
ファンダメンタルズのセクションでは、採決までの日程と、政界からの見方を取り上げます。
オンチェーンデータのセクションでは、資金の流れと、供給の状況に触れます。
結果を当てることはできませんが、それぞれの場合に何が起きるかを想定しておくことはできます。準備しておけば、当日の値動きに振り回されにくくなります。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年9月9日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.39近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね222円前後の水準です。
9月7日の高値は$1.43、安値は$1.38でした。8月の高値$1.70からは約2割低い水準です。
時価総額は約872億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約62%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月9日) | 約$1.39 | 約222円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $1.40近辺からほぼ横ばい | $1.43の抵抗を前に足踏み |
| 9月7日の高値 | $1.43 | 越えられない状態が継続 |
| 9月7日の安値 | $1.38 | 下値は維持 |
| 8月17日の安値 | $0.9877 | そこから約4割の戻り |
| 8月の高値 | 約$1.70 | 現在値は約2割下 |
| 上値抵抗 | $1.43、次に$1.50〜$1.55 | 後者を抜けると$1.70が視野に |
| 下値サポート | $1.35〜$1.31 | 約32億XRPが取引された帯 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$1.56 | 戻りを抑える水準 |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000176 BTC | 前日から横ばい |
| 24時間出来高 | 約14億6,000万ドル | 9月4日の約41億7,000万ドルから減少 |
| 時価総額 | 約872億ドル | 暗号資産で第5位 |
| 流通供給量 | 約627億4,000万XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-62% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
出来高が大きく減りました。9月4日の約41億7,000万ドルから、9月7日には約14億6,000万ドルまで3分の1近くに落ちています。
採決を前に様子見が広がっている状態です。少ない売買で価格が動きやすくなる点は、意識しておきたいところです。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
資金の流入は続いていますが、勢いは落ちています。9月4日までの週で1,896万ドルとなり、8営業週連続の流入です。
8月28日までの週の1億1,049万ドルと比べると、8割を超える減少です。上場以来の累計は約16億6,000万ドルに達しています。
ここで比較したい数字があります。2026年で最も多かった5月の月間流入額は約1億3,194万ドルでした。9月がこの水準を超えるには、残りの期間で大幅な加速が必要です。
取引所の在庫は減り続けています。取引所が保有するXRPは17億枚と、7年ぶりの低水準です。
台帳の利用も活発化しました。8月の上昇局面では、取引に参加したアドレスの数が47,180から356,070へ654%増えています。
ただし供給の増加は続きます。9月1日の解放では、差し引きで約3億XRPが市場に加わりました。現在の価格で約4億2,000万ドル相当です。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 関連ETFの週間純流入 | 1,896万ドル | 9月4日までの週 |
| 前の週の流入額 | 1億1,049万ドル | 8割を超える減少 |
| 連続流入の週数 | 8営業週 | 流れ自体は途切れていない |
| 上場以来の累計流入額 | 約16億6,000万ドル | 2025年11月の上場以降 |
| 参考:5月の月間流入額 | 約1億3,194万ドル | 2026年で最も多い月 |
| 取引所の保有量 | 17億XRP | 7年ぶりの低水準 |
| 取引アドレス数の増加 | 47,180から356,070へ | 8月の上昇局面で654%増 |
| 9月1日の供給純増 | 約3億XRP | 約4億2,000万ドル相当 |



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
9月15日の採決は、予定通り行われる見通しです。米証券取引委員会の委員長も、上院が法案を前進させることへの期待を示しました。
この投票は、法案を審議の対象とするかどうかを決めるものです。可決には60票が必要で、どの政党も単独では60議席を持っていません。
同委員長は、法案が成立しない場合には既存の証券法で対応する余地もあるとしています。ただし、法律による枠組みのほうが持続的な基盤になるとの見方も示しました。
一方、成立を疑問視する声も出ています。ある上院議員は、今の議会で成立しなければ次の機会は当面訪れない可能性に言及しました。
下院の日程も影響します。9月の審議日が8日分削減されたため、法案を仕上げる時間が減りました。
予測市場では、法案が前進する確率が20%から24%と見積もられています。市場が期待を織り込んでいない状態で採決を迎えることになります。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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|---|---|
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