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価格・相場

2026年5月8日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

5月8日(金)のリップル(XRP)は、1.39ドル前後で軟調に推移し、前日同社のXRP Ledger上で完了したJPMorgan・Mastercard・Ondo Financeとの初の国境を越えるトークン化米国債決済という歴史的成果にもかかわらず、価格は1.45ドルの壁を超えられず1.40ドルの心理的支持帯を試す展開となっています。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年5月8日)

リップル(XRP)の注目ポイント

5月8日(金)のリップル(XRP)は、1.38〜1.39ドル付近で軟調に推移しています。Yahoo Financeのデータでは、5月7日17時51分(UTC)時点でXRPは1.3876ドル、24時間で-2.69%の下落となっています。

本日最大の注目点は、5月7日に予定されていたGraniteSharesの3倍レバレッジXRP ETFのナスダック上場と、リップル・JPMorgan・Mastercard・Ondo FinanceによるXRP Ledger上での国境を越えるトークン化米国債決済の完了という二つの歴史的な触媒が出揃ったにもかかわらず、価格が冴えない展開になっている点です。

FX Leadersによれば、5月7日にGraniteSharesは3倍ロング・3倍ショートのXRP ETFをナスダックに上場した、と報じられています。一方で、CoinDeskの報道によれば、XRPは5月7日に1.45ドルを上抜けることに失敗し、再び1.40〜1.41ドルの重要な節目に接近する形でプルバックした、と整理されています。

テクニカル面では、CoinDCXによれば、1.45〜1.47ドルの抵抗ゾーンが今年4回XRPをリジェクションしており、これがトレーダーが注視すべき水準である、と整理されています。週次クローズが1.46ドル上方なら1.50ドルへの道が開け、複数週レンジからのブレイクアウトが確認される、とされています。

ZUU Web3 竹原
ETF上場と機関決済成功という大きな材料が同時に出ても価格が動かないという展開は、買い疲れと供給壁の存在を示唆していますね。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のリップル(XRP)は、”材料出尽くしの先にある本当の試練”の局面かもしれません。

ETFが上場し、JPMorganと組んだ機関決済が成功し、それでも価格が1.45ドルの壁を抜けられない——この状況を私たちはどう解釈すべきでしょうか。

本日のXRP相場を読み解くうえで意識したい軸は、「1.45ドルでの4回連続リジェクションが意味する供給壁の正体」「Glassnodeデータが示す60%の保有者の平均取得コスト1.44ドル」、そして「CLARITY法案5月21日期限への二つのシナリオ」という3つの要素です。

後述の価格動向セクションでは、1.39ドル前後の攻防と、上値1.45〜1.50〜1.70ドル、下値1.30〜1.38ドルの重要レベルを整理していきます。

オンチェーン項では、4月の月次ETF流入額、Goldman Sachsの最大保有ポジション、クジラ蓄積動向、そして決済ニュース後も続く取引所XRP残高の継続的減少を確認します。

マクロ項ではFRB議長交代を巡るドル・金利動向、ファンダメンタルズ項ではGraniteShares 3倍ETFの上場、JPMorgan・Mastercard・Ondoとの決済パイロット完了、CLARITY法案5月マークアップを巡る攻防、地政学項では中東情勢の動向を整理します。

読者の皆さまには、目先の価格停滞に焦るのではなく、「機関投資家のインフラ整備が着々と進む一方で、価格は供給壁が解消されるまで動かない」という構造的視点で、5月後半の値動きを冷静に観察してみていただければと思います。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

指標 数値 備考
現在価格(5月8日) 約1.39ドル(約215円) 1.45ドル上抜け失敗、1.40ドル試し
5月7日17:51 UTC 1.3876ドル Yahoo Finance、24時間-2.69%
5月7日朝 1.3930ドル FX Leaders、24時間-0.61%
5月6日終値 約1.42ドル 5月直近高値圏から反落
5月7日24時間レンジ 1.38〜1.42ドル 狭いレンジでの推移
3カ月レンジ 1.30〜1.45ドル 2月以来のタイトコンソリデーション
カップ&ハンドルのハンドル 1.37〜1.43ドル 数週間にわたる形成
カップネックライン 1.50ドル ブレイクで1.65〜1.70ドル目標解放
上値抵抗(直近) 1.45〜1.47ドル 年内4回リジェクション、最重要
次の抵抗 1.50ドル カップ&ハンドル ブレイクライン
強い抵抗 1.65〜1.70ドル カップ&ハンドル 測定目標
下値サポート(直近) 1.40ドル ピボット、維持必要
次の下値 1.35〜1.38ドル 50日EMA・直近支持
深い下値 1.28〜1.30ドル 2月以来重要支持・下方ターゲット
50日移動平均線 約1.4166ドル 現値付近
200日移動平均線 約1.4238ドル 強弱分水嶺、5月3日以降上昇継続
RSI(14日) 約56.63(中立) 過熱感なし
24時間出来高 約20〜21億ドル レンジ相場としては平常水準
時価総額 約880億ドル 暗号資産時価総額第4位
5月予測平均(CoinDCX) 1.55ドル(レンジ1.35〜1.60ドル) 200日MA上抜け次第
5月予測平均(Changelly) 1.52ドル(min 1.40〜max 1.63ドル) テクニカル分析ベース
史上最高値 約3.65ドル(2025年7月) 現値は約61%下方

5月8日(金)早朝時点のデータでは、リップル(XRP)は1.39ドル前後で推移していました。日本円換算では約215円となります。

5月7日17時51分(UTC)時点のYahoo Financeのデータでは、XRPは1.3876ドル、24時間で-2.69%の下落となっており、ETF上場と機関決済成功にもかかわらず売り優勢の展開となりました。

テクニカル面では、CoinDeskの分析が重要な構図を示しています。同社は、XRPは1.45ドルの上抜けに失敗してプルバックし、現在は1.40〜1.41ドルの重要なブレイクアウト・ゾーンの上部で値固めしている、と整理しています。同社はまた、トレーダーは1.40〜1.41ドルの支持と1.45〜1.47ドルの抵抗を注視しており、薄い流動性が一度レンジを抜けた際の急変動リスクを高めている、と分析しています。

1.45ドルの壁の正体について、Crypto.newsはGlassnodeのデータを引用し、約368億XRP(流通供給の約60%)が平均取得コスト1.44ドル付近で保有されており、これが1.45ドル接近時に毎回機械的な売り壁を生み出している、と整理しています。

FinanceFeedsは、現在のチャートパターンはカップ&ハンドル形成中で、$1.50を超える日足終値を確定すれば測定目標は1.65〜1.70ドル近辺、1.30ドルを失えば通常は1.20ドル以下まで下落する、と分析しています。一方Investing.comは、2026年2月以降、1.27〜1.30ドルの水平サポートと下降抵抗線が形成する下降三角形パターンが形成されており、統計的には下抜けの確率が高い、とも指摘しています。

ZUU Web3 竹原
1.45ドル付近に60%の保有者が密集する構造は、ブレイクアウトには相応の買い圧力が必要であることを意味しますね。

リップル(XRP)のオンチェーンデータ

本日のオンチェーン面で最も注目すべき動きは、価格が1.45ドルで跳ね返される一方で、機関投資家マネーとクジラ蓄積は静かに積み上がり続けている点です。Crypto.newsによれば、米国スポット型XRP ETFは4月に20日連続流入で月次合計8,163万ドル(4月30日に途切れた)を記録した、と整理されています。

ETF面では、CoinMarketCapが、5月6日に米国スポット型XRP ETFは1,303万ドルの流入を記録し、ビットコイン(4,633万ドル)とソラナ(2,130万ドル)に次ぐ3位となった一方、イーサリアム(1,157万ドル)を上回った、と報じています。これは投資家が暗号資産マネーをBTC・ETH以外にも配分する動きが続いていることを示しています。

指標 数値 前日比・補足
5/6 XRP ETF単日流入 +1,303万ドル BTC・SOLに次ぐ3位
4月XRP ETF月次流入 +8,163万ドル 20日連続流入、4/30に途切れる
累計XRP ETF純流入 $1.29B超 米上場6商品横断、構造的記録
4/17週流入 +5,539万ドル 2026年最大の週次流入
Goldman Sachs最大XRP ETF保有 約1.538億ドル 機関投資家トップ
主要XRP ETF発行体 Bitwise・Grayscale・21Shares・Canary・Franklin Templeton SECが2025年11月承認
クジラ平均日次蓄積(4月以降) 約1,100万XRP 大口継続買い増し
1K〜100K XRP保有ウォレット数 110万超(過去最高) 1,400〜140,000ドル相当の中規模保有者
取引所XRP残高減少(2月以降) 約70億XRP カストディアル移行・売却可能供給16%減少
1.44ドル付近の保有量 約368億XRP(流通供給60%) Glassnodeデータ、1.45ドル供給壁の正体
5/1 Rippleエスクロー解放 10億XRP(約13.8億ドル相当) 月次定例解放
OI(無期限先物) 約2.77億ドル 4月23日のETF延期後に減少
RLUSD時価総額 約15億ドル 1年半で急拡大

The Market Periodicalによれば、4月の価格弱含み中にもクジラは1日平均約1,100万XRPを蓄積し、1,400〜140,000ドル相当を保有する中規模ウォレット数は110万を超える過去最高となった、とされています。同記事はまた、2025年11月以降で最大規模の取引所からカストディアル・ウォレットへの流出が2月に発生し、機関投資家による70億XRP超の蓄積が続いている、と整理しています。

特に注目すべき構造として、Investing.comは、2025年11月以降のスポットXRP ETF累計運用資産(AUM)が約10億ドルに達し、3カ月前にはゼロだった水準から急拡大した、と整理しています。同記事はCoinSharesのデータを引用し、4月11日週のXRP投資商品の純流入は1.196億ドルとなり、2025年12月以来最強の週次数字を記録した、と報じています。

ZUU Web3 竹原
ETF・クジラ・取引所流出の三方向の買い圧が積み上がっていても、価格の壁が崩れていない——時間が解決する局面なのかもしれませんね。

出典:Crypto.news(4月XRP ETF月次8,163万ドル流入・Glassnode 60%保有者$1.44コスト基準)CoinMarketCap(5/6 XRP ETF 1,303万ドル流入)The Market Periodical(クジラ1,100万XRP/日蓄積・110万ウォレット過去最高・取引所70億XRP流出)Investing.com(XRP ETF AUM 10億ドル接近・CoinShares週次1.196億ドル流入)


リップル(XRP)とマクロ環境との連動

マクロ環境では、ビットコイン主導のリスク資産センチメントがXRPの値動きを大きく左右しています。Yahoo Financeのデータでは、5月7日17時51分(UTC)時点でビットコインは79,924ドル、24時間で-1.87%の下落となり、200日単純移動平均線(83,300ドル付近)への挑戦に失敗した動きと、XRPの1.45ドル上抜け失敗が同期した、と整理されています。

金融政策面では、CoinDeskによれば、Barclaysが従来の利下げ予想を撤回し、JPMorganも金融緩和への期待に否定的な姿勢を示すなど、主要ブローカーの間で2026年中の利下げ予想を撤回する動きが広がっています。同記事は、Barclaysがイラン情勢に絡んだ高水準のエネルギー価格をインフレ要因として指摘した、と報じています。

FRB議長交代については、5月15日にJerome Powell氏の任期が終了し、Kevin Warsh氏が後任となる見通しで、本会議の承認投票は5月11日週に予定されています。24/7 Wall St.は、Warsh氏が2022年のインフレ急騰を「過去40年で最大の政策ミス」と批判してきた経緯があり、JPMorganはWarsh氏がPowell氏よりも早期の利下げを推進する可能性を指摘している、と整理しています。

もう一つの重要な要素として、Investing.comは、24/7 Wall St.が指摘する「現在の価格範囲のすぐ上に約30億ドルのショート清算クラスターが積み上がっている」という分析を引用し、XRPが1.51〜1.57ドルの構造的天井を超えられれば、ショート清算のフィードバックループが30〜50%の上昇を48〜72時間で発生させ得る、というアシンメトリック・コンプレッションの構図を整理しています。

ZUU Web3 竹原
上に30億ドルのショート清算クラスター、そして60%の保有者が固まる供給壁——どちらが先に動くかでXRPの方向感が決まりそうですね。

出典:CoinDesk(Barclays・JPMorgan利下げ予想撤回)24/7 Wall St.(Warsh議長就任・5月触媒スケジュール)Investing.com(30億ドル ショート清算クラスター・1.51〜1.57ドル天井のアシンメトリー構図)


リップル(XRP)のファンダメンタルズ

本日のリップル(XRP)は、ファンダメンタル面で非常に重要な節目を二つ通過しました。一つは5月7日のGraniteShares 3倍レバレッジXRP ETFのナスダック上場、もう一つは前日に完了したリップル・JPMorgan・Mastercard・Ondo FinanceによるXRP Ledger上での国境を越えるトークン化米国債決済です。

ETFについては、FX Leadersによれば、5月7日にGraniteSharesは4月以来5度の延期を経て、3倍ロング・3倍ショートのXRP ETFをナスダックに上場した、と報じられています。ETHNewsの整理では、これら8本のレバレッジファンドはBitcoin、Ethereum、Solana、XRPそれぞれの3倍版で構成され、これら3倍構造に対するSECのスタンスを示す試金石となる、とされています。

Watcher.guruによれば、SECは2025年に2倍レバレッジXRP ETF(TeucriumとNYSE Arca)の上場を承認し、両社合わせて4億4,000万ドルの運用資産を構築した、と整理されています。GraniteSharesの3倍上場は、それより1段高いレバレッジで規制された商品が米国に登場することを意味します。

もう一つの注目材料として、Crypto.newsの報道では、Standard Charteredのデジタル資産研究グローバルヘッドGeoffrey Kendrick氏が、CLARITY法案の上院銀行委員会通過がXRP ETFに追加で40〜80億ドルの流入をもたらし得る、と予測している、とされています。同氏は2026年末XRP目標を当初の8ドルから2.80ドルに引き下げたものの、CLARITY法案の通過がリレーティングの主要な変数だ、と整理しています。

規制面では、24/7 Wall St.によれば、Cynthia Lummis上院議員はBitcoin 2026会議で「5月のマークアップに失敗すれば、新議会が立法プロセスを最初からやり直す必要があるため、少なくとも2030年まで待たなければならない」とコメントし、5月21日のメモリアルデー休会前の議事日程設定の重要性を強調した、と整理されています。

Polymarket予測市場では、MEXC News/Blockonomiの整理によれば、CLARITY法案の2026年内成立確率は約64%、24/7 Wall St.は5月1日のステーブルコイン利回り妥協以降46%から62%に上昇した、と報じられています。Senator Thom Tillis上院議員は5月マークアップを目指すと確認しており、5月11日週がearliest realistic dateとされています。

XRP Ledgerの実用面では、前日5月7日にリップル、JPMorgan、Mastercard、Ondo FinanceがXRP Ledger上で初の国境を越えるトークン化米国債決済を完了させたことが、引き続き市場の注目を集めています。

ZUU Web3 竹原
ETF上場と機関決済成功という二つの大きな節目を通過した今、CLARITY法案がどこまで進むかがXRPの中期方向性を決める鍵になりそうですね。

出典:FX Leaders(5/7 GraniteShares 3倍XRP ETFナスダック上場)Watcher.guru(2025年Teucrium・NYSE Arca 2倍XRP ETF $440M AUM)Crypto.news(Standard Chartered Kendrick氏 $4-8B ETF流入予測・$2.80ドル目標)24/7 Wall St.(Lummis議員 2030年まで待ち発言・5月21日期限の重要性)MEXC News/Blockonomi(Polymarket 64%成立確率・5月マークアップ予定)CoinDesk(5/7 XRP Ledger上の国境越えトークン化米国債決済継続報道)


リップル(XRP)と地政学・国際情勢

地政学面では、米国とイランの和平プロセスがリスク資産全般のセンチメントを左右する変数として残っています。24/7 Wall St.の分析によると、停戦が継続して原油価格が90ドル/バレルを下回れば、XRPを含むリスク資産にラリーの余地が生まれる一方、合意が崩れてイランがホルムズ海峡を完全閉鎖すれば、ブレントは150ドル/バレルへ急騰し、ETFやCLARITY法案の好材料も相殺される可能性がある、と整理されています。

同記事は、XRPが2ドルに到達するためのシナリオ条件として、CLARITY法案の進展、ETF流入の回復、ビットコインの80,000ドル超維持の3つが揃う必要があり、5月のレンジは1.41〜1.75ドルとの見方を示しています。

注目点として、XRPはアジア(日本・韓国・シンガポール)や中東(UAE)での実需ドライバーが厚い構造を持っています。本日5月7日のJPMorgan・Mastercard・リップル決済パイロットでも資金が最終的にリップルのシンガポール口座に届けられた点は、国際金融ネットワーク上の実装が中長期の地政学リスクに対する一定の耐性を生む可能性も示しています。

The Motley Foolの報道では、Polymarket予測市場ではXRPが2026年内に2.80ドルへ到達する確率が24%とされており、地政学リスクが解消されない限りはレンジ内推移、解消すれば上値追いという二極化シナリオが意識されています。

ZUU Web3 竹原
地政学が静かなときに買い手が積み上がり、緊張が高まると売られる——この単純なパターンが今後も続くかどうか、ニュースには注意を払いたいですね。

出典:24/7 Wall St.(米イラン停戦と暗号資産市場・$2到達条件・5月レンジ$1.41-$1.75)The Motley Fool(Polymarket確率24%・$2.80シナリオ)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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