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価格・相場

2026年8月7日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

リップル(XRP)は$1.045近辺まで水準を切り下げ、2日続けて主要銘柄に劣後しました。上院が夏季休会に入り、市場構造法案の採決は9月中旬以降へ持ち越されることが確実になっています。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年8月7日)

リップル(XRP)の注目ポイント

本日のリップル(XRP)は、$1.045近辺で推移しています。前日の$1.055近辺から約1%の下落で、2日続けて水準を切り下げました。

同じ期間にビットコイン(BTC)は約0.2%高、イーサリアム(ETH)は約0.3%高でした。市場全体が小幅に持ち直すなかで、この銘柄だけが下げ続けています。

チャートを直接参照したところ、24時間の高値は$1.0733、安値は$1.0416でした。6月下旬から支えとなってきた$1.05を、ついに下回る場面が出ています。

XRP/BTC比率は約0.0000162で、前日の約0.0000163からさらに低下しました。相対的な弱さが解消される兆しは見えていません。

24時間の出来高は約13.3億ドルで、前日の約9.3億ドルから増加しました。下落局面で売買が増えるのは、売り圧力が強まっているサインとも読めます。

日本時間の今夜には米雇用統計が発表されます。ただし、この銘柄の値動きを規定してきたのは制度面の日程であり、統計の影響は限定的とみられます。

ZUU Web3 竹原
支えだった$1.05を割り込みました。ここが抵抗に変わると、戻りは重くなりやすいですね。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のリップル(XRP)は、”毎月の算数”が価格を規定している構図を確かめたい局面です。

好材料が積み上がっているはずのこの銘柄が下げ続けている理由を、感情ではなく数字で説明できるでしょうか。

毎月の預託解放で市場に加わる量と、ETFが吸収している量を並べると、供給が需要を上回っている状態が見えてきます。制度の停滞と並ぶ、もう一つの構造的な要因です。

価格動向のセクションでは、割り込んだ$1.05という水準と、増えている出来高を整理します。

オンチェーンデータのセクションでは、供給と吸収の量を具体的な数字で比較します。

ファンダメンタルズのセクションでは、休会入りで確定した法案の日程と、上場商品の運用実態に触れます。

期待で買う局面と、需給で判断する局面は分けて考える必要があります。数字を押さえておくことが、次に材料が出たときの判断を確かなものにしてくれるはずです。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月7日午後2時ごろ(JST)のデータでは、リップル(XRP)は$1.045近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね165円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、24時間の高値は$1.0733、安値は$1.0416でした。値幅は約$0.03で、前日と同程度の狭さです。

24時間の出来高は約13.3億ドルで、前日から増加しています。時価総額は約657億ドルで、暗号資産のなかでは第6位を維持しています。

指標 数値 備考
現在価格(8月7日) 約$1.045 約165円前後で推移
前日水準・前日比 $1.055近辺から約-1% 2日続けて主要銘柄に劣後
24時間高値 $1.0733 $1.08に届かず
24時間安値 $1.0416 $1.05の支持帯を下回る
上値抵抗 $1.07、次に$1.09 前者は割り込んだ支持帯の下限
下値サポート $1.04、次に$1.00 後者は心理的な節目
XRP/BTC比率 約0.0000162 BTC 前日の約0.0000163から低下
24時間出来高 約13.3億ドル 前日の約9.3億ドルから増加
7日間の1日平均出来高 約13.6億ドル 足元はほぼ平均並み
時価総額 約657億ドル 暗号資産で第6位
市場全体に占める比率 約2.9% 前日から小幅に低下
流通供給量 約625億3,000万XRP 上限1,000億XRPの約63%
史上最高値からの下落率 約-71.4% 主要銘柄のなかで最も深い
史上最高値(参考) $3.65 2025年7月17日に記録

$1.05から$1.07の帯は、6月下旬以降、繰り返し買いを集めてきた水準でした。ここを下回った以上、今度は戻りを抑える抵抗として機能する可能性があります。

下値では$1.04が最初の防衛線です。ここを明確に割り込むと、$1.00という心理的な節目までは目立った支えがありません。

ZUU Web3 竹原
支えが抵抗に変わる場面は、相場の性格が切り替わるサインになります。$1.04は注視したいですね。

リップル(XRP)のオンチェーンデータ

この銘柄の弱さは、需給の算数で説明できる部分があります。台帳とファンドのデータを直接参照したところ、8月1日の預託解放では10億XRPが放出され、7億XRPが再び預託へ戻されました。

差し引きの純増は約3億XRPです。この規模は例月と大きく変わらず、月によっておおむね2億から4億XRPが新たに流通へ加わっています。

一方、需要側の代表格である米国の現物XRP関連ETFは、7本合計で約9億7,792万XRPを保有しています。2025年9月の上場以降、月平均でおよそ1億900万XRPを吸収してきた計算です。

この二つを並べると、構図がはっきりします。毎月の供給純増が2億から4億XRPであるのに対し、ETFの吸収は約1億XRPにとどまります。差し引きでは、毎月1億から3億XRP分の売り圧力が残る計算になります。

制度面の追い風は、実は揃っていました。訴訟は2025年8月に終結し、上場商品も出そろい、企業の買収や提携も進んでいます。それでも価格が戻らないのは、この供給の算数が効いているためとみられます。

ネットワークの利用状況も低調です。同じ時点の直近24時間の手数料は約1,432ドルにとどまり、需要の裏付けとなる活動量は限定的なままです。

指標 数値 傾向・補足
8月1日の解放量 10億XRP 毎月1日に実施される定例の解放
同日の再預託量 7億XRP 差し引きの純増は約3億XRP
月間の供給純増(目安) 2億〜4億XRP 月により変動
現物ETFの保有量(7本合計) 約9億7,792万XRP 2025年9月の上場以降の累計
ETFの月平均吸収量 約1億900万XRP 供給純増を下回る水準
差し引きの需給 月1億〜3億XRPの供給超過 上値の重しとして作用
24時間ネットワーク手数料 約1,432ドル 利用は低調なまま
流通供給量 約625億3,000万XRP 上限1,000億XRPの約63%
ZUU Web3 竹原
好材料が出ても戻らない理由が、この差にあるのかもしれません。感情ではなく数字で見る視点ですね。

リップル(XRP)のファンダメンタルズ

制度面の日程は、いよいよ動かなくなりました。CoinDeskによると、暗号資産の市場構造法案をめぐっては複数の道筋が想定される状況が続いており、上院が夏季休会に入ったことで、当面の採決は見込めなくなっています。

議員が復帰するのは9月中旬です。その後は11月の中間選挙が控えており、審議に割ける時間は限られます。7月中も本会議での採決は行われませんでした。

この銘柄にとって法案が持つ意味は、他の銘柄とは異なります。商品としての位置づけを法律で確定させるかどうかという論点であり、機関投資家が商品を組成する際の前提に直結するためです。

上場商品の運用実態にも、厳しい数字が出ています。米証券取引委員会への提出書類によると、大手運用会社が手がけるXRP関連の信託型商品は、2026年上半期に1億8,000万ドル超のトークンを売却し、相応の実現損を計上しました。

解約に応じるための売却と価格下落が重なった結果です。上場商品は需要の受け皿であると同時に、解約が続けば売り手にも回るという二面性を持ちます。

制度の確定を待つ間、この銘柄は供給の増加と解約の売りという二つの圧力にさらされ続けます。9月中旬までは、その構図が変わりにくい状況です。

ZUU Web3 竹原
待つ期間が長くなるほど、待つこと自体のコストは積み上がります。日程は押さえておきたいですね。

出典:CoinDesk(市場構造法案の想定される展開)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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