リップル(XRP)は$1.37近辺で推移し、上場商品への11営業日続いた資金流入が途切れました。一方、取引所が保有するXRPは2024年2月以来の低水準まで減っており、需給には別の変化も生じています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年9月4日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.37近辺で推移しています。前日の$1.35近辺から約1.5%の上昇となりました。
9月2日には、上場商品から約720万ドルが流出しました。11営業日続いた流入が、そこで途切れています。
ただし翌9月3日には、取引所への資金の出入りが約294万ドルの流入超に転じました。方向は定まっていない状況です。
供給面では変化が続いています。取引所が保有するXRPは26億枚まで減り、2024年2月以来の低水準となりました。
デリバティブには偏りが残っています。大手2社の買い建てと売り建ての比率は2.39倍と2.43倍で、買い建てに大きく傾いた状態です。
ビットコイン(BTC)は$80,900近辺、イーサリアム(ETH)は$2,504近辺まで上昇しました。市場全体が戻すなか、この銘柄の上昇率は限定的です。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



取引所が保有するXRPが2024年2月以来の低水準まで減ったという事実は、何を示しているのでしょうか。
調査会社の分析では、保有者が個人の管理下へ移していることを示すとされています。取引所から出た資産は、すぐには売却されにくくなります。
価格動向のセクションでは、上下の目安と、移動平均の位置を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、取引所の在庫と、デリバティブの偏りを取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、機関投資家の保有状況と、9月の日程に触れます。
ただし、供給が細ることは値動きを大きくもします。上下どちらの方向にも振れやすくなる点は、あわせて意識しておきたいところです。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年9月4日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.37近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね219円前後の水準です。
9月3日には$1.3788まで上昇したあと、押し戻されました。8月の高値$1.69からは約2割低い水準です。
時価総額は約858億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約62%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月4日) | 約$1.37 | 約219円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $1.35近辺から約1.5%高 | 市場全体の戻りに追随 |
| 9月3日の高値 | $1.3788 | その後に押し戻される |
| 主要な需要の帯 | $1.35〜$1.38 | 過去に約32億XRPが取引された水準 |
| 上値抵抗 | $1.3833、次に$1.55 | 後者を超えると$1.68が視野に |
| 下値サポート | $1.3293、次に$1.3087 | 前者を割ると下値を試す展開に |
| 50期間指数平滑移動平均 | 約$1.3713 | 現在値とほぼ重なる |
| 20日指数平滑移動平均 | 約$1.3055 | 下値の目安として意識 |
| 買い建てと売り建ての比率 | 2.39倍・2.43倍 | 大手2社の集計 |
| 24時間の清算額 | 買い建て約374万ドル | 売り建ては約224万ドル |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000169 BTC | 前日の約0.0000175から低下 |
| 時価総額 | 約858億ドル | 前日の約844億ドルから増加 |
| 流通供給量 | 約626億1,000万XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-62% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
50期間の指数平滑移動平均が$1.3713に位置しており、現在値とほぼ重なっています。この水準を上回った状態を保てるかが、目先の確認点です。
下値では$1.3293が目安となります。ここを割り込むと$1.3087までの下落が想定される一方、上値では$1.3833を超えられるかが焦点です。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
取引所の在庫が減っています。取引所が保有するXRPは26億枚まで減り、2024年2月以来の低水準となりました。
調査会社の分析では、この動きが保有者による長期の買い集めを示すとされています。取引所から個人の管理下へ移された資産は、すぐには売却されにくくなります。
2025年11月以降、取引所からの流出が流入を上回る日が続いていました。9月3日には約294万ドルの流入超に転じましたが、傾向としては流出が優勢です。
一方、上場商品への流入は途切れました。9月2日には約720万ドルの流出となり、11営業日続いた流入が止まっています。
デリバティブでは、買い建てへの偏りが残っています。大手2社の比率は2.39倍と2.43倍で、下落局面では決済が連鎖しやすい配置です。
直近24時間の清算額も、買い建てが約374万ドルと売り建ての約224万ドルを上回りました。$1.3788から押し戻される過程で、買い建てが整理されています。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 取引所の保有量 | 26億XRP | 2024年2月以来の低水準 |
| 取引所の資金の出入り | 9月3日は約294万ドルの流入超 | 2025年11月以降は流出が優勢 |
| 関連ETFの資金フロー | 9月2日に約720万ドルの流出 | 11営業日続いた流入が途切れる |
| 買い建てと売り建ての比率 | 2.39倍・2.43倍 | 大手2社の集計 |
| 24時間の買い建て清算 | 約374万ドル | 売り建ては約224万ドル |
| デリバティブの建玉 | 約30億7,000万ドル | 24時間で1.42%増加 |
| 流通供給量 | 約626億1,000万XRP | 上限1,000億XRPの約63% |



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
機関投資家の保有状況が明らかになっています。第2四半期の報告書によると、大手投資銀行が5本の上場商品を通じて約8,650万ドル相当を保有し、報告した企業のなかで最大となりました。
同社の保有量は四半期で8,300万XRP以上増えています。他の大手金融機関や運用会社も、規模は小さいながら保有を増やしました。
ネットワークの利用も広がっています。8月の1日あたりの利用アドレス数は約35%増加しました。
ただし、新規のアドレスの作成は横ばいでした。既存の利用者による取引が増えたことを示しており、新たな需要が生まれているかは別の問題です。
9月には二つの日程が控えます。9月15日には市場構造法案の採決が予定され、9月30日にはこの銘柄を保有する企業の上場をめぐる株主投票が行われます。
法案が成立すれば、暗号資産を商品として扱う分類が法律で確定します。この銘柄にとっては位置づけの中心にある論点であり、9月最大の材料です。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
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