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価格・相場

2026年7月29日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は$1,900近辺へ反落し、$2,000への挑戦がいったん足踏みしています。FOMCを前にした利上げ懸念の高まりが、高値$1,980からの約4.5%の押し戻しを招きました。ただ、記録的なステーキングと大口の蓄積は続いており、下値の土台は崩れていません。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月29日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、$1,877〜$1,900近辺で推移しています。7月27日に$1,980の約55日ぶり高値をつけた後、FOMCを前に約4.5%反落しました。$2,000の大台への挑戦は、いったん足踏みしています。

反落の主因は、ETH固有の材料ではありません。FOMCを前にした利上げ懸念とドル高が、ビットコイン(BTC)を含むリスク資産全般を押し下げました。ETHは金利に敏感なだけに、BTC以上の下げ幅となりました。

ただし、下値の土台は崩れていません。ステーキング比率は記録的な約34%に達し、大口投資家の蓄積も続いています。$1,900を維持できるかが、FOMC後の$2,000再挑戦に向けた分かれ目です。

ZUU Web3 竹原
$2,000目前で足踏みですが、土台は健在です。$1,900を守れるか、FOMCを前にした攻防が続きますね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”大台の手前”でFOMCの号砲を待つ一日かもしれません。

$2,000を目前にして反落したこの動きを、あなたは一時的な調整と見るでしょうか、それとも上値の重さの表れと見るでしょうか。

本日のイーサリアム(ETH)は、$1,900の防衛線を試しています。価格動向のセクションでは、この節目と$2,000という大台の構図を整理します。そして、ファンダメンタルズのセクションでは、記録的なステーキングと、大口の蓄積という土台を掘り下げます。

重要なのは、今回の反落が「マクロ主導」である点です。ETHは金利に敏感なハイベータ資産で、FOMC前の利上げ懸念に真っ先に反応しました。逆に言えば、ネットワークの実需という土台は、この下げでも揺らいでいません。

実際、著名投資家のArthur Hayes氏は、7月15日以降ETHを買い増し続けています。平均取得価格は約$1,923で、現在値と大きく離れていません。機関投資家が「ETHを取引する」段階から「ETH上で構築する」段階へ移りつつあるとの見方も、根強く残っています。

マクロの逆風を警戒するのか、揺らがない土台に注目するのか。判断材料は交錯していますが、「FOMC後の反応」と「長期の構造的な需要」を分けて捉える視点を持って、ご自身なりに考えてみてください。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年7月29日時点(JST)のデータでは、イーサリアム(ETH)は$1,877〜$1,900近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね28万円前後の水準です。

7月28日は$1,890.67で寄り付いた後、$1,877まで下落しました。前日の$1,980の高値からは約4.5%の反落です。6月末の底値$1,540近辺からは依然として約22%高く、7月を通じた回復基調そのものは保っています。

指標 数値 備考
現在価格(7月29日) 約$1,877〜$1,900 約28万円前後で推移
24時間変動率 約-3.2% FOMC前の利上げ懸念で下落
直近高値 約$1,980 7月27日、約55日ぶり
月間上昇率 約+22〜25% $1,540近辺から回復
上値抵抗 $1,900、次に$1,970・$2,000 $1,970超で月間高値更新
下値サポート $1,900、次に$1,750〜$1,800 $1,900割れで再蓄積帯へ
100日EMA $1,970近辺 上値の主要目標
ステーキング比率 循環供給の約34% 記録的な高水準
Coinbaseプレミアム指数 -0.098へ低下 米国の需要がやや後退
時価総額 約$2,270億 時価総額2位
史上最高値(参考) $4,946 2025年8月24日に記録

テクニカル面では、$1,900の維持が最重要です。cryptonewsによると、この水準を明確に維持できれば強気の構造が保たれる一方、割り込めば$1,750〜$1,800の再蓄積帯への押し戻しが視野に入ります。上値は100日EMAの$1,970が、月末終値の焦点とされています。

市場心理はやや冷めています。FXStreetによると、米国のETH需要を示すCoinbaseプレミアム指数は-0.098へ低下し、直近の回復の一部が失われました。FOMCを前に、投資家が積極的な買いを控えていることを示唆します。$2,000への再挑戦は、FOMC後のマクロ環境にかかっています。

ZUU Web3 竹原
$1,900を守れるか、$1,970を回復できるか。月末終値の水準が、8月の地合いを占う目安になりそうですね。

イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

本日のイーサリアム(ETH)の下値を支えるのが、ネットワークの構造的な強さです。cryptonewsによると、ステーキングへの参加は記録的な水準にあり、ETF資金も調整局面を通じて底堅く推移してきました。この上昇は、マクロよりも構造的な要因によるものとされています。

大口の蓄積も続いています。cryptonews.comによると、著名投資家のArthur Hayes氏は7月15日以降、ETHを買い増し続けており、保有量を積み上げています。平均取得価格は約$1,923で、現在値と近い水準です。6月にいったん手放した後、7月に再び買い戻した形です。

機関投資家の姿勢の変化も指摘されています。FundstratのTom Lee氏は、機関が「ETHを取引する」段階から「ETH上で構築する」段階へ移りつつあると述べました。BlackRockのトークン化ファンドや、Robinhoodのレイヤー2が、その構造的な需要の担い手として挙げられています。

ただし、こうした需要は中期的なものです。目先の値動きは、FOMCというマクロイベントに左右されます。加えて、大型アップグレード「Glamsterdam」の稼働は9〜10月に予定されており、技術面の起爆剤は当面先になります。土台と目先の綱引きが続いています。

ZUU Web3 竹原
「取引する」から「その上で作る」へ。ETHの使われ方の変化は、長期の視点で追いたいテーマですね。

出典:Cryptonews(Arthur Hayes氏の蓄積と機関投資家の姿勢)cryptonews(記録的なステーキングと構造的な強さ)


イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

本日のイーサリアム(ETH)にとって最大の変数が、FOMCの政策発表です。政策声明は日本時間30日午前3時に予定されています。据え置きが基本シナリオですが、利上げの可能性がじわりと高まっています。

Yahoo Financeによると、CME FedWatchでの利上げ確率は約35.8%と、前週の約25.7%から上昇しました。一部の専門家は、今回を「近年で最も予想が難しいFOMC」と評しています。ETHは金利に敏感なハイベータ資産だけに、この不透明感が反落を招きました。

ETHの金利感応度は、諸刃の剣です。TradingKeyによると、据え置きなら$2,000突破が期待される一方、利上げなら短期的な調整を招くとされます。仮に想定外の利下げがあれば、5月の高値$2,400への上昇もあり得るとの見方です。

加えて、今週は大型テック企業の決算やPCE物価指数の発表も控えています。暗号資産はナスダックとの相関が高く、これらの結果がリスク選好を左右します。ETHの$2,000挑戦は、FOMCとその後のマクロ材料に大きく左右されそうです。

ZUU Web3 竹原
ETHは金利に特に敏感です。だからこそ、数時間後のFOMCが上にも下にも大きく効いてきそうですね。

出典:Yahoo Finance(利上げ確率の上昇とFOMCの不透明感)TradingKey(金利シナリオ別のETHの見通し)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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