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価格・相場

2026年8月26日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は$2,460近辺で小幅に反落しましたが、週間では約30%高を維持しています。一方、分散型金融の融資基盤では3%程度の値動きが3,600万ドル規模の強制決済を引き起こし、担保の設計をめぐる課題が表面化しました。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年8月26日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、$2,460近辺で推移しています。前日の$2,500近辺から約1.6%の下落となりました。

週間では約30%の上昇を維持しています。同期間のビットコイン(BTC)を上回っており、相対的な優位は続いています。

本日は米国時間の朝に、7月の物価指標と第2四半期の国内総生産の改定値が発表されます。物価は前月比0.2%の上昇、成長率は年率1.5%への下方修正が見込まれています。

同じ日からジャクソンホール会議も始まります。2026年の主題は金融の技術革新と決済への影響で、ウォーシュ議長による初めての講演は8月28日です。

ネットワーク上では、注意すべき出来事もありました。ある利回り連動型のトークンで3%程度の値動きが起き、それが連鎖して3,600万ドル規模の強制決済につながっています。

企業の保有は増え続けています。最大の保有者は585万ETHまで積み増し、暗号資産と現金の合計は149億ドルに達しました。

ZUU Web3 竹原
わずかな値動きが大きな決済を招きました。担保の仕組みは確認しておきたいですね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアム(ETH)は、”担保の連鎖”がもたらす脆さを考えたい局面です。

3%程度の値動きが3,600万ドルの強制決済を引き起こしたという事実は、この基盤の設計について何を示しているのでしょうか。

利回りを生む資産を担保にして借り、その資金でさらに同じ資産を買う。こうした持ち高が積み上がると、わずかな価格の変化でも決済が連鎖します。

価格動向のセクションでは、反落した水準と、上下の目安を整理します。

マクロ環境との連動のセクションでは、本日の指標と、今週の日程を取り上げます。

オンチェーンデータのセクションでは、今回の決済の仕組みと、預けられている数量に触れます。

ステーキングによる利回りは、この銘柄の魅力の一つです。ただし、その利回りを前提に組まれた仕組みが増えるほど、思わぬ場所に弱点が生まれることもあります。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

2026年8月26日午後2時ごろ(JST)時点で、イーサリアム(ETH)は$2,460近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね39万円前後の水準です。

8月22日には$2,541.89まで上昇し、約4カ月ぶりの高値をつけました。その後は$2,400台での推移が続いています。

時価総額は約2,969億ドルです。史上最高値の$4,946.05からの下落率は約50%となっています。

指標 数値 備考
現在価格(8月26日) 約$2,460 約39万円前後で推移
前日水準・前日比 $2,500近辺から約-1.6% ビットコイン(BTC)とほぼ同率の下落
7日間変動率 約+30.2% ビットコイン(BTC)を上回る
8月22日の高値 $2,541.89 約4カ月ぶりの水準
上値抵抗 $2,542、次に$2,600 後者は心理的な節目
下値サポート $2,349、次に$2,122 後者は200日指数平滑移動平均
200日指数平滑移動平均 約$2,122 大きく上回った状態
ETH/BTC比率 約0.0312 BTC 前日の約0.0313からほぼ横ばい
24時間出来高 約186億ドル 集計元により差が大きい
時価総額 約$2,969億 前日の約$3,017億から減少
流通供給量 120,681,537ETH 発行上限の定めはなし
年間の供給増加率 約0.23%〜0.85% 利用が活発な時期は減少に転じる
52週レンジ $1,388.12〜$4,955.90 下限圏からは明確に脱する
史上最高値からの下落率 約-50% 8月18日の約-61%から改善
史上最高値(参考) $4,946.05 2025年8月24日に記録

上値では8月22日の高値$2,542が最初の関門です。この水準を超えられれば$2,600が視野に入りますが、届かなければ$2,400台での推移が続く可能性があります。

供給の構造も押さえておきたい点です。年間の増加率は0.23%から0.85%程度で、ネットワークの利用が活発な時期には減少に転じます。手数料の一部が消却される設計によるものです。

ZUU Web3 竹原
高値まであと少しです。ただ今週は材料が多く、素直に上がるとは限りませんね。

イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

本日は米国時間の朝に、複数の指標が同時に発表されます。7月の物価指標は前月比0.2%の上昇が見込まれ、6月の0.1%から加速する見通しです。前年同月比は3.3%で横ばいとされています。

同時に、第2四半期の国内総生産の改定値も公表されます。年率1.5%への下方修正が見込まれており、当初の2.1%から引き下げられる形です。

物価が加速し成長率が鈍化する組み合わせは、金融政策にとって扱いにくい状況です。この銘柄にとっては、金利の方向が特に重要になります。

ステーキングによる年2%台の利回りは、安全資産の利回りと直接比較されます。金利が下がるほど預けて得られる収益の相対的な価値は高まり、逆に上がれば魅力は薄れます。

同じ日からジャクソンホール会議も始まります。2026年の主題は金融の技術革新と決済への影響とされており、この分野が中心的な議題となるのは初めてです。

ステーブルコインやトークン化された資産の多くは、このネットワーク上で動いています。ウォーシュ議長が8月28日の講演でこの分野にどう言及するかは、金利の方向と並んで注目される点です。

ZUU Web3 竹原
金利と決済、二つの論点が同じ会議で扱われます。この銘柄には両方が効きますね。

イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ

ネットワーク上で、注意すべき出来事がありました。ある利回り連動型のトークンで大口の買いが入り、対となるトークンの価格が押し下げられたことで、それを担保にしていた借り手の持ち高が連鎖的に決済されています。

値動きは3%程度でした。それにもかかわらず、決済された規模は約3,600万ドルに達しています。

この仕組みは、利回りを生む資産を担保にして借り入れ、その資金でさらに同じ資産を買うという形で組まれることが多くなっています。担保の価値がわずかに下がるだけで、決済の基準に触れる持ち高が積み上がっていたことになります。

ステーキングそのものは拡大が続いています。ネットワーク全体で預けられているETHは約4,230万枚で、流通供給の約35%にあたります。

企業の保有も増えました。最大の保有者は585万ETHまで積み増しており、流通供給の約4.8%にあたります。暗号資産と現金を合わせた保有額は149億ドルに達しました。

預けられた分や企業が抱える分は、すぐには市場へ戻りません。供給が絞られる効果がある一方、その資産を担保にした仕組みが増えるほど、価格が下げた際の連鎖も起きやすくなります。両面を見ておく必要があります。

指標 数値 傾向・補足
連鎖した強制決済の規模 約3,600万ドル きっかけは3%程度の値動き
ステーキング済みのETH 約4,230万枚 流通供給の約35%
最大企業保有者の保有量 585万ETH 流通供給の約4.8%
同社の保有総額 149億ドル 暗号資産と現金の合計
年間の供給増加率 約0.23%〜0.85% 消却設計により変動
1日あたりの新規発行 約2,800ETH ステーキング参加率により変動
流通供給量 120,681,537ETH 発行上限の定めはなし
ZUU Web3 竹原
供給が絞られる仕組みは、下げの局面では逆に働きます。両面を見ておきたいですね。

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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法人概要

会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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