イーサリアム(ETH)は$2,693近辺で推移し、下げ止まりつつあります。移動平均の配置は改善が続いており、50日線と100日線の差は$143.9まで広がりました。
イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年9月25日)
イーサリアム(ETH)の注目ポイント
本日のイーサリアム(ETH)は、$2,693近辺で推移しています。前日の$2,682近辺から約0.4%の上昇となりました。
前日の下落からは、いったん落ち着いています。24時間の値幅は$2,634.74から$2,700.84でした。
移動平均の配置は改善が続いています。50日指数平滑移動平均が100日線を$143.9上回り、前回の$131.9から差が広がりました。
200日線との関係も好転しています。50日線が$122.4上回っており、中期の基調が上向きに転じた形です。
直近1カ月では約9.5%の上昇です。この期間の高値は$2,805.41、安値は$2,358.03でした。
3日後の9月28日には、年内に予定される大型の更新が公開の試験網で有効化される見通しです。
ZUU Web3 竹原イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解



価格が前日に下げたにもかかわらず、移動平均の差が広がっているのはなぜでしょうか。
移動平均は過去の値動きを平均したものです。1日の下落より、8月からの上昇の積み重ねのほうが計算に強く効きます。短期の下げで構造が崩れないのは、その厚みがあるからです。
価格動向のセクションでは、落ち着いた水準と、移動平均の配置を整理します。
マクロ環境との連動のセクションでは、債券市場の動きと、金利の見通しを取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、3日後に迫った試験網の日程に触れます。
ただし、200日線を割り込めば評価は変わります。現在値からは約22%の余裕があり、当面は問題のない距離です。
イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況
2026年9月25日午後2時ごろ(JST)時点で、イーサリアム(ETH)は$2,693.09で取引されていました。日本円に換算すると、おおむね43万円前後の水準です。
24時間の高値は$2,700.84、安値は$2,634.74でした。値幅は約2.5%です。
時価総額は約3,288億ドルです。史上最高値の$4,946.05からの下落率は約46%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月25日) | $2,693.09 | 約43万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $2,682近辺から約0.4%高 | 前日の下落から下げ止まる |
| 24時間高値 | $2,700.84 | $2,700をわずかに上回る |
| 24時間安値 | $2,634.74 | 値幅は約2.5% |
| 直近1カ月の変動率 | 約+9.5% | 8月24日からの集計 |
| 直近1カ月の高値 | $2,805.41 | 安値は$2,358.03 |
| 上値抵抗 | $2,787、次に$2,800 | 後者を越えれば視界が開ける |
| 下値サポート | $2,635、次に$2,534 | 前者は24時間安値 |
| 50日指数平滑移動平均 | 約$2,354.5 | 100日線を$143.9上回る |
| 100日指数平滑移動平均 | 約$2,210.6 | 差は$131.9から拡大 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$2,232.1 | 現在値まで約22%の余裕 |
| ETH/BTC比率 | 約0.0318 BTC | 前日から横ばい |
| 24時間出来高 | 約148億ドル | 売買は活発な水準 |
| 時価総額 | 約$3,288億 | 前日の約$3,274億から増加 |
| 流通供給量 | 約1億2,208万ETH | 発行上限の定めはなし |
| 史上最高値からの下落率 | 約-46% | 8月18日の約-61%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $4,946.05 | 2025年8月24日に記録 |
50日線が100日線を$143.9、200日線を$122.4上回っています。いずれも前回より差が広がっており、上向きの構造が強まっています。
ただし、この形が有効なのは価格が200日線を上回っている間です。現在値からは約22%の余裕があり、当面は問題のない距離といえます。



イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動
市場の焦点は、米国債の利回りに移っています。9月23日の景況指数の発表を受けて急上昇し、リスクを取る資産が幅広く売られました。
その後はほぼ横ばいで推移しています。急上昇の後、いったん落ち着いた形です。
この銘柄にとって、利回りの上昇は他の銘柄以上に響きます。ステーキングによる年2%台の利回りが、安全資産の利回りと直接比較されるためです。
国債の利回りが上がるほど、預けて得られる収益の相対的な魅力は薄れます。9月23日の下落幅がビットコイン(BTC)を上回ったのも、この構造によるものとみられます。
9月16日の会合では、政策金利が0.25%引き上げられました。見通しを示す図では、年内にもう一度の利上げが示唆されています。
次の会合は10月27日から28日です。それまでに9月の雇用統計と物価指標が発表され、利上げの時期を占う材料となります。



イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ
3日後に、技術面の節目が控えています。9月28日には、年内に予定される大型の更新が公開の試験網で有効化される見通しです。
この試験網で問題なく動けば、本体への適用に向けた準備が進みます。本体への適用は第4四半期が想定されています。
更新の中身は、処理能力の向上です。ブロックを提案する役割と組み立てる役割を分離する仕組みと、事前に参照先を宣言する仕組みが含まれ、取引を並行して処理できるようになります。
手数料が高い水準にある現状では、この更新の意味は大きくなります。処理量が増えれば、1件あたりの費用は下がりやすくなるためです。
ただし日程は動く可能性があります。試験網で不具合が見つかれば、本体への適用が後ろ倒しになることもありえます。
基盤としての利用も広がっています。予測型の市場を運営する事業者が、このネットワークを主要な基盤に選ぶ動きも出ました。開発者の関心が集まりやすい状態が続いています。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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| 社名 | 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
| 代表取締役 | 竹原 壮起 |
| 住所 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階 |
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