MENU
価格・相場

2026年7月25日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は$1,860近辺へ小幅安となりました。米国債利回りの上昇が重しとなる一方、LayerZeroが銀行預金をイーサリアム上でトークン化する新たな仕組みを発表するなど、基盤としての実需は着実に広がっています。$1,850を守れるかが、$2,000再挑戦への分かれ目です。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月25日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、$1,860近辺で推移しています。7月24日は$1,876.92で寄り付いた後、米国債利回りの上昇を受けて$1,860近辺まで水準を切り下げました。前日比では約2.9%安です。

下落の主因は、ETH固有の材料ではありません。原油高と新たな関税政策がインフレ期待を高め、米国債利回りが上昇したことで、機関投資家がリスク資産から資金を引き上げたためです。ビットコイン(BTC)も同様に軟調でした。

一方で、基盤としての実需は広がっています。7月23日、LayerZeroとKeetaが、規制対象の銀行預金をイーサリアム上でトークン化し、複数のチェーン間で移転できる仕組みを発表しました。伝統的金融との統合が、一歩前進しています。

ZUU Web3 竹原
価格は金利に押されても、使われ方は着実に広がっています。短期の値動きと長期の実需、両方を見ておきたいですね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”金利の逆風”と”実需の追い風”がせめぎ合う一日かもしれません。

金利上昇で価格が押される一方、銀行預金のトークン化が進むこの状況を、あなたはどう捉えるでしょうか。

本日のイーサリアム(ETH)は、$1,850の支持を試す局面にあります。価格動向のセクションでは、$1,850と$1,938という決定レンジの構図を整理します。そして、ファンダメンタルズのセクションでは、LayerZeroのトークン化と、続くETF資金の流入を掘り下げます。

重要なのは、ETHが抱える「二つの時間軸」です。短期では、金利上昇に弱いという弱点が出ています。利息を生まないETHは、米国債利回りが上がると相対的な魅力が薄れ、機関投資家の資金が債券へ向かいやすくなります。

しかし長期では、実需が積み上がっています。銀行預金のトークン化、資産のトークン化、ステーブルコインの決済基盤として、ETHは首位を保っています。今回のLayerZeroの発表は、その流れを象徴する動きです。

金利の逆風を警戒するのか、実需の広がりに注目するのか。判断材料は交錯していますが、「目先の価格」と「基盤としての成長」を分けて捉える視点を持って、ご自身なりに考えてみてください。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年7月25日時点(JST)のデータでは、イーサリアム(ETH)は$1,850〜$1,880近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね27万円台後半の水準です。

7月24日は$1,876.92で寄り付いた後、午前9時14分(EDT)には$1,860.78まで下落しました。7月21日の高値$1,953からは反落していますが、6月末の安値$1,514近辺からは依然として高い水準を保っています。

指標 数値 備考
現在価格(7月25日) 約$1,850〜$1,880 約27万円台後半で推移
7月24日寄付 $1,876.92 前日比-2.9%で開始
7月24日午前の下落 約$1,860.78 米国債利回り上昇で軟化
直近高値 約$1,953 7月21日、6月2日以来
決定レンジ $1,850〜$1,938 この範囲で方向を探る
上値抵抗 $1,938、次に$2,000 $2,000超で買い戻し誘発
下値サポート $1,850、次に$1,800 $1,850割れで調整深まる
DeFiのTVL 約420億ドル ネットワーク活動は堅調
上方の清算集中帯 $2,180、$2,700〜$2,860 $2,000突破で意識される
時価総額 約$2,250億 時価総額2位
史上最高値(参考) $4,946 2025年8月24日に記録

テクニカル面では、$1,850と$1,938が当面の決定レンジです。cryptonewsによると、ETF流入・プラスの資金フロー・改善するETH/BTC比率が$2,000への再挑戦を支える一方、4時間足のトレンドの弱さ・原油高・地政学リスクが、明確な日足での上抜けを条件付きにしています。

$2,000を明確に突破できれば、$2,180、さらに$2,700〜$2,860に控える売り建ての清算を誘発し、上昇に弾みがつく可能性があります。ただし、$1,850を割り込めば調整が深まるリスクもあり、まずはこの支持の維持が焦点です。

ZUU Web3 竹原
$1,850を守れるか、$1,938を抜けるか。上下の節目に挟まれた、方向探りの局面が続きそうですね。

イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

本日のイーサリアム(ETH)にとって注目の材料が、伝統的金融との統合を進める新たな動きです。crypto.newsによると、7月23日、LayerZeroとKeetaが、規制対象の銀行預金をトークン化し、イーサリアム・ソラナ・Base間で移転できる仕組みを発表しました。

この仕組みは、LayerZeroの規格を用い、従来のステーブルコインに頼らずに銀行のお金をオンチェーンで決済に使えるようにするものです。米ドルや円、ユーロなど9つの法定通貨に対応し、規制準拠を重視した設計となっています。イーサリアムの決済基盤としての実用性を、さらに高める動きです。

需給面では、ETFの流入が続いていました。The Market Periodicalによると、米国の現物イーサリアムETFは7月22日まで4営業日連続で純流入となり、累計で約1億8,400万ドルを集めました。BlackRockのETHAがけん引役です。

ただし、直近では変化もあります。米国債利回りの上昇を受け、7月23日以降は資金の流れが不安定になっています。技術面では、大型アップグレード「Glamsterdam」が第3四半期後半へ延期されたままで、目先の起爆剤は実需の広がりに委ねられています。

ZUU Web3 竹原
銀行のお金がイーサリアム上を動く時代へ。地味ですが、長期の土台を固める動きといえますね。

出典:crypto.news(LayerZeroとKeetaのトークン化銀行預金)The Market Periodical(ETF4日連続流入とDeFi指標)


イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

本日のイーサリアム(ETH)の下落を主導したのが、米国債利回りの上昇です。Yahoo Financeによると、原油高と新たな関税政策がインフレ期待を押し上げ、米国債利回りが上昇したことで、機関投資家がリスク資産から資金を引き上げました。

ETHは金利上昇に弱い資産です。利息を生まないうえ、ステーキング報酬にはリスクも伴います。米国債利回りが上がると、より安全に利息を得られる債券の魅力が増し、ETHから資金が流出しやすくなります。BTC以上に金利に敏感な面があります。

背景には、中東情勢の緊迫があります。ブレント原油が2カ月ぶりに$100を超え、インフレ再燃の懸念を高めました。原油高は、FRBの利下げ余地を狭める方向に働きます。

最大の焦点は、来週7月28〜29日のFOMCです。原油高がインフレを押し上げるなか、Warsh FRB議長がタカ派姿勢を維持すれば、ETHにとって逆風が続きます。金利の先行きが、$2,000再挑戦の成否を左右しそうです。

ZUU Web3 竹原
ETHは金利の動きに特に敏感です。来週のFOMCが、目先の方向を決める大きな節目になりますね。

出典:Yahoo Finance(米国債利回り上昇とリスク資産からの資金流出)cryptonews(原油高・地政学リスクとETHの決定レンジ)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

詳しいプロフィールはこちら

ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

ビットコイン・イーサリアム・XRPをはじめとする主要銘柄の相場レポートを毎日更新。価格動向・オンチェーンデータ・マクロ環境・ファンダメンタルズを多角的に分析してお届け。読者が「自分で判断できる力」を養えることを第一に、中立・正確な情報発信。

法人概要

会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
住所 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階


株式会社ZUU グループ会社一覧
ZUU Singapore
株式会社ZUUM-A
株式会社COOL
 <加入団体>
 第二種金融商品取引業協会
 日本投資顧問業協会
 <登録番号>
 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 2229 号
株式会社COOL SERVICE
 <加入団体>
 日本貸金業協会 会員 第005946号
 <登録番号>
 東京都知事(3)第31603号
株式会社Unicorn(第一種少額電子募集取扱業者)
 <加入団体>
 日本証券業協会
 <登録番号>
 第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
株式会社ZUU Wealth Management
(※2023年1月31日に株式会社AWZから商号変更)
 <登録番号>
 金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第923号
ZUU Funders株式会社
株式会社ZUU IFA
株式会社経済界
株式会社NET MONEY