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価格・相場

2026年7月22日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)が$1,940台まで上昇し、昨年8月の高値から続いていた年間の下降トレンドラインを突破しました。半導体株の反発とETFへの資金流入が追い風です。焦点は$2,000の大台。一方、相場をけん引してきたBitMineの買いには、鈍化の兆しも見えています。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月22日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、$1,940台まで上昇しました。7月21日には一時$1,953をつけ、6月2日以来約1カ月半ぶりの高値となりました。24時間で約4%、過去1週間で約8.8%の上昇です。

チャート上の意味は小さくありません。この上昇により、2025年8月の高値から1年近く続いていた下降トレンドラインを突破しました。年間を通じてビットコイン(BTC)に劣後してきたETHにとって、流れが変わる可能性を示す動きです。

追い風は二つあります。半導体株の反発によるリスク選好の回復と、ETFへの5日連続の資金流入です。次の焦点は$2,000の大台ですが、これは今春以来はね返され続けてきた、簡単ではない壁です。

ZUU Web3 竹原
1年続いた下降トレンドラインを抜けました。次は$2,000の大台。ここを超えられるかが、大きな分岐点になりそうですね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”けん引役の交代”が起きるかを見極める一日かもしれません。

1年続いた下降トレンドを抜けたこの動きを、あなたは本格的な転換の始まりと見るでしょうか、それとも大台前の一時的な戻りと見るでしょうか。

本日のイーサリアム(ETH)は、$1,940台へ上昇しました。価格動向のセクションでは、突破した下降トレンドラインと、次の壁$2,000という構図を整理します。そして、ファンダメンタルズのセクションでは、ETF資金の流入と、BitMineの買い鈍化という相反する材料を掘り下げます。

重要なのは、これまでETHを支えてきた買いの主役が変わりつつある点です。企業トレジャリー最大手のBitMineは、保有目標である「流通量の5%」に近づき、直近の買い増しは戦略採用以降で最小となりました。一つの支えが細りつつあります。

代わって台頭しているのが、ETFを通じた資金です。8週間の流出を経て、2週連続の流入に転じました。買いの主役が、単一の企業から、より幅広い機関投資家へと移りつつあるとも読めます。ただし、この流入が続くかはまだ分かりません。

けん引役の交代に期待するのか、支えの細りを警戒するのか。判断材料は交錯していますが、「誰が買っているのか」という視点で相場の足腰を見ながら、ご自身なりに考えてみてください。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年7月22日時点(JST)のデータでは、イーサリアム(ETH)は$1,930〜$1,950近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね28万円台後半の水準です。

7月21日には一時$1,953の日中高値をつけ、6月2日以来の高水準となりました。7月18日の安値$1,830近辺からの明確な回復です。過去1週間で約8.8%、過去1カ月で約12.3%の上昇となり、戻りの勢いが増しています。

指標 数値 備考
現在価格(7月22日) 約$1,930〜$1,950 約28万円台後半で推移
24時間変動率 約+4% 1カ月半ぶり高値
週間変動率 約+8.8% BTCを上回る戻り
直近高値 約$1,953 7月21日、6月2日以来
下降トレンドライン 突破 2025年8月高値から
上値抵抗 $1,952、次に$2,000 $2,000は複数回はね返される
下値サポート $1,900、次に$1,854・$1,838 $1,838維持が上昇継続の条件
フィボナッチ上値目標 $2,062近辺 $2,000突破後の目標
200日EMA $2,217近辺 長期の上値抵抗
時価総額 約$2,340億 時価総額2位
史上最高値(参考) $4,946 2025年8月24日に記録

テクニカル面では、$2,000が最大の壁です。cryptonewsによると、この心理的節目は複数回の挑戦を要するとの見方が多く、突破すればフィボナッチの$2,062が次の目標になります。$1,952を明確に超えれば、売り建ての買い戻しを誘発し、$2,000への動きが加速する可能性があります。

下値については、$1,900の維持が短期の強気構造を保つ条件です。Finance Magnatesによると、$1,838が上昇シナリオを維持できるかの分岐点とされています。この水準を割り込むと、7月の戻りそのものが崩れるリスクがあります。

ZUU Web3 竹原
$2,000は何度もはね返されてきた壁です。一度で抜けるか、数回の挑戦が要るか。焦らず見ていきたいですね。

イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

本日のイーサリアム(ETH)を支える最大の材料が、ETFへの資金流入です。dmarketforcesによると、米国の現物イーサリアムETFは先週約1億544万ドルの純流入を記録し、2週連続のプラスかつ4月以来最高となりました。BlackRockのETHAが1億ドル超をけん引しました。

一方、これまで相場をけん引してきたBitMineの買いには、鈍化の兆しが見えています。Invezzによると、同社は7月20日時点で約577万7,000ETHを保有し、目標の「流通量の5%」に近づきました。直近1週間の購入は7,430ETHと、戦略採用以降で最小です。

これは必ずしも弱気材料とは限りません。BitMineは資金を自社株買いへ振り向けており、市場からの撤退ではないとされます。むしろ、買いの主役がETFを通じた幅広い機関投資家へと移りつつある「健全な交代」とも解釈できます。

技術面では、大型アップグレード「Glamsterdam」が第3四半期後半へ延期されたままで、目先の起爆剤は乏しい状況です。当面のETHは、開発の進展ではなく、ETFという資金の流れに支えられているといえます。

ZUU Web3 竹原
一社の買いから、幅広い資金へ。支え手が入れ替わるこの局面が、健全な交代になるかどうかが鍵ですね。

出典:dmarketforces(ETF週間流入額とETHAの寄与)Invezz(BitMineの保有量と買い鈍化)


イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

本日のイーサリアム(ETH)の上昇を後押ししたのが、アジアの半導体株の反発です。crypto.newsによると、韓国のKospiが3.6%、日本の日経平均が3%、台湾のTaiexが4.2%上昇し、前日までのAI関連の売りから持ち直しました。これがリスク選好を回復させました。

ETHは、こうしたテック株の動きに特に敏感な資産です。半導体株の反発は、ナスダックとの相関が高いETHにとって直接的な追い風となります。加えて、米・イラン協議再開への期待も、リスク資産への意欲を後押ししました。

ただし、今週は二つの試練が控えています。一つは7月28〜29日のFOMCで、Warsh FRB議長のタカ派姿勢が続けば、リスク選好が反転しかねません。もう一つが、AlphabetやTeslaなどのBig Tech決算です。

ETHがAI関連取引と連動してきただけに、これらの決算が示すAI投資の勢いは重要です。半導体株の反発が一時的なものか、それとも持続するのか。その答えが、ETHの$2,000挑戦の成否を左右しそうです。

ZUU Web3 竹原
半導体株が上がればETHも上がる。この連動を知っておくと、今週のBig Tech決算の見え方も変わりますね。

出典:crypto.news(アジア半導体株の反発とリスク選好)Finance Magnates(FOMC・機関投資家の見通し)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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法人概要

会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
住所 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階


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