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価格・相場

2026年7月5日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は7月4日に1,790ドル台まで上昇し、週間ベースで約12%高という大幅な反発を演じています。弱い米雇用統計を起点としたリスク資産全体への追い風に加え、ETF資金の流入再開が相場を押し上げる構図となっています。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月5日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、6月の低迷から明確に流れを変える強い反発を見せています。相場を押し上げた背景には、マクロ環境の好転と資金フローの改善という2つの要素があります。

7月2日発表の6月米雇用統計が市場予想を大きく下回ったことで、FRBの利上げ観測が後退しました。これを受けてドル安・金利低下が進み、リスク資産全体に買いが戻る展開となっています。

CoinDeskによると、イーサリアム(ETH)は7月3日の取引で5%超上昇し、ビットコイン(BTC)を上回るパフォーマンスを示しました。週間では約12%高と、上半期の下落基調から一転した動きが目立っています。

CoinPediaによると、米現物イーサリアムETFが2営業日連続で純流入を記録したことも、投資家心理の改善につながったとされています。

ZUU Web3 竹原
6月まで売られ続けていたイーサリアムに、ようやく買いが戻ってきた局面といえそうですね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”底打ち”のサインをどこまで信じられるかが試される局面かもしれません。

この12%高という反発は、本格的な回復の始まりなのか、それとも下落局面での一時的な戻りに過ぎないのか——見極めが難しいところではないでしょうか。

イーサリアム(ETH)は2026年に入って四半期ベースで3期連続の下落を記録し、歴史的にも稀な弱さを示してきました。今回の反発が、その長い調整局面の転換点となるかが焦点です。

この後の価格動向・チャート概況では、反発後に意識される上値抵抗と、下値の防衛ラインとなる水準を整理します。マクロ環境との連動のセクションでは、雇用統計を受けた金利・ドルの動きとイーサリアム(ETH)の関係を掘り下げます。

さらにファンダメンタルズのセクションでは、ETF資金の流入再開や、機関投資家向けの動きなど、需給面の変化に触れます。市場では、テクニカル指標が過去の大底圏で見られたシグナルを示しているとの分析もある一方、ネットワーク利用の低迷という構造的な課題も残っています。

強気材料と弱気材料が交錯するなかで、今回の上昇を素直に追うべきか、慎重に見極めるべきか、読者自身の視点で捉えていただきたい局面です。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、7月4日午後2時30分時点(米国東部時間)のデータでは、イーサリアム(ETH)は1,795ドル台で推移していました。日本円換算ではおおむね1ETH=約28万円前後の水準です。

同時点の24時間上昇率は約3.3%、週間では約12%の上昇となっていました。24時間の取引高は約43億ドルで、時価総額は約2,160億ドルと、依然として時価総額2位を維持しています。

直近では、6月末に1,540ドル前後の複数年ぶりの安値圏まで下落したのち、7月に入って急反発し、1,700ドル台を回復する流れとなりました。上値では1,750ドル前後のフィボナッチ節目、さらに1,800ドルの心理的節目が意識されています。

指標 数値 備考
現在価格(7月4日) 約1,795ドル 約2週間ぶりの水準まで回復
前日比 約+3.3% 24時間ベース
週間騰落率 約+12% 大幅な反発
直近の安値 約1,540ドル 6月末の複数年ぶり安値圏
直近レンジ 約1,540〜1,795ドル 反発局面の値幅
上値抵抗① 約1,750ドル フィボナッチ0.786の節目
上値抵抗② 約1,800ドル 心理的節目
下値サポート① 約1,650ドル 200日移動平均線が意識される水準
下値サポート② 約1,547ドル 下抜け時の警戒水準
200日移動平均線 約1,668ドル 強気・弱気の分岐点
24時間取引高 約43億ドル 祝日を挟み低め
時価総額 約2,160億ドル 時価総額2位
史上最高値(参考) 約4,946ドル 2025年8月に記録

史上最高値の約4,946ドルと比べると、現在の水準はなお6割以上低い位置にあります。今回の反発が本格的な回復につながるかは、1,650ドルの200日移動平均線を上回った状態を維持できるかが一つの目安とみられます。

ZUU Web3 竹原
1,650ドルの200日線を守れるかどうかが、当面の強気・弱気を分ける目安として意識されそうですね。

イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

今回の反発は、イーサリアム(ETH)がマクロ環境と強く連動していることを改めて示しました。相場を動かした最大の要因は、7月2日発表の6月米雇用統計です。

非農業部門雇用者数は市場予想の約11万5,000人を大きく下回る5万7,000人にとどまり、労働市場の減速が鮮明になりました。これを受けて金利低下とドル安が進み、流動性に敏感なイーサリアム(ETH)を含む暗号資産に買いが戻りました。

Sundayguardianによると、イーサリアム(ETH)は雇用統計発表後の7月3日にビットコイン(BTC)を上回る5%超の上昇を記録しました。利下げ期待の高まりがリスク資産全体を支える構図となっています。

ただし、平均時給が前年同月比3.5%と伸びを維持している点は、インフレ警戒を続けるFRBにとって利上げ据え置きを正当化しにくい材料との見方もあり、次の焦点は7月14日発表の消費者物価指数(CPI)に移っています。

ZUU Web3 竹原
金利やドルの動き次第で相場の空気が変わりやすいため、マクロ指標の発表から目が離せませんね。

出典:Sundayguardian(雇用統計とETHの上昇率)Forbes(賃金上昇とCPIへの注目)


イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

価格の反発を裏付ける動きとして、イーサリアムETFへの資金流入が再開した点が注目されます。CoinPediaによると、米現物イーサリアムETFは2営業日連続で純流入を記録し、それぞれ1,480万ドル、2,900万ドルの資金を集めました。

両日の流入をけん引したのはBlackRockのETHAで、Grayscaleからの流出が続くなかでも、機関投資家の姿勢が徐々に改善しつつあることを示唆しています。

加えて、機関投資家向けの動きも活発化しています。CoinMarketCapによると、7月1日には銀行や資産運用会社の受け皿となる非営利団体「Ethereum Institutional」が発足したほか、7月2日にはAnchorageが規制対応の保管サービス内でLidoステーキングを可能にする統合を発表しました。

一方で、テクニカル面では、アナリストのAli Martinez氏が月足で過去の大底圏に現れてきた買いシグナルを指摘しているとされます。CoinPediaによると、過去の同様のシグナル出現後には大幅な上昇につながった局面もあったとの分析が示されています。

ZUU Web3 竹原
ETFへの資金が戻り、機関投資家の動きも出てきたことは、相場の底堅さを測る手がかりになりそうですね。

出典:CoinPedia(ETF流入とテクニカルシグナル)CoinMarketCap(機関投資家向けの動き)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
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