イーサリアム(ETH)は$2,374近辺まで下落し、$2,400の節目を割り込みました。一方、上場商品への資金流入は10営業日続いており、ビットコイン(BTC)の商品が流出に転じるなかでも買いが入っています。
イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年9月3日)
イーサリアム(ETH)の注目ポイント
本日のイーサリアム(ETH)は、$2,374近辺で推移しています。前日の$2,412近辺から約1.6%の下落となりました。
$2,400という節目を割り込んでいます。8月下旬から数日にわたり守られてきた水準でした。
7日間では約3.3%の下落です。8月の上昇局面から一転し、調整が続いています。
一方、資金の流入は続いています。上場商品への流入は10営業日連続となり、ビットコイン連動の商品が流出に転じるなかでも買いが入りました。
企業の保有も増えています。最大の保有者は6月以来となる大規模な買い増しを行い、保有量を590万ETHまで増やしました。
技術面では、200日指数平滑移動平均の$2,163.9が下値の目安となります。現在値はこの水準を約10%上回っています。
ZUU Web3 竹原イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解



ビットコイン連動の商品から資金が抜けるなか、この銘柄の商品には10営業日続けて資金が入っているという事実は、何を示しているのでしょうか。
短期の売買では下落しているにもかかわらず、制度を通じた買いは続いています。時間軸の異なる二つの動きが、同時に進んでいる状態です。
価格動向のセクションでは、割り込んだ$2,400と、下値の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、資金流入の連続記録と、企業の買い増しを取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、大型の更新をめぐる進捗に触れます。
どちらが優勢になるかは、時間が経ってから分かります。ただし、資金の流れは短期の値動きより持続しやすい性質があります。
イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況
2026年9月3日午後2時ごろ(JST)時点で、イーサリアム(ETH)は$2,374近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね38万円前後の水準です。
9月2日には$2,383から$2,484の帯で推移しました。その後、$2,400を割り込んでいます。
時価総額は約2,865億ドルです。史上最高値の$4,946.05からの下落率は約52%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月3日) | 約$2,374 | 約38万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $2,412近辺から約1.6%安 | $2,400の節目を割り込む |
| 7日間変動率 | 約-3.3% | 調整が続く |
| 9月2日の高値 | $2,484 | $2,500には届かず |
| 9月2日の安値 | $2,383 | その後さらに下げる |
| 上値抵抗 | $2,484、次に$2,500 | 後者は繰り返しはね返された水準 |
| 下値サポート | $2,307、次に$2,164 | それぞれ20日・200日の指数平滑移動平均 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$2,163.9 | 現在値は約10%上回る |
| 50日指数平滑移動平均 | 約$2,114.1 | 100日線との差は広がる |
| ETH/BTC比率 | 約0.0308 BTC | 前日の約0.0306から小幅上昇 |
| 24時間出来高 | 約133億ドル | 下落局面で売買は増加 |
| 時価総額 | 約$2,865億 | 前日の約$2,911億から減少 |
| 流通供給量 | 約1億2,068万ETH | 発行上限の定めはなし |
| 史上最高値からの下落率 | 約-52% | 8月18日の約-61%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $4,946.05 | 2025年8月24日に記録 |
200日指数平滑移動平均の$2,163.9が、中期の基調を測る水準とされています。現在値はこれを約10%上回っており、8月の上抜けは維持された状態です。
50日と100日の指数平滑移動平均の差は広がっています。価格が下げるなかでも、短期の線が長期の線を上回る配置は保たれています。



イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ
資金の流入が続いています。上場商品への流入は10営業日連続となり、この間ビットコイン連動の商品は流出に転じました。
資金の向かう先が分かれていることになります。8月の上昇局面では両方に資金が入っていましたが、9月に入って差が出始めました。
企業の保有も増えています。最大の保有者は6月以来となる大規模な買い増しを行い、保有量を590万ETHまで増やしました。
この規模は流通供給の約4.9%にあたります。同社が掲げる5%という目標に、ほぼ到達したことになります。
ステーキングへの参加も維持されています。ネットワーク全体で預けられているETHは約4,230万枚で、流通供給の約35%です。
出来高は増えました。24時間で約133億ドルとなり、下落局面で売買が活発化しています。値動きに対して参加者が反応している状態です。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 上場商品への連続流入 | 10営業日 | ビットコイン連動は流出に転換 |
| 最大企業保有者の保有量 | 590万ETH | 6月以来の大規模な買い増し |
| 同社の保有比率 | 流通供給の約4.9% | 目標の5%にほぼ到達 |
| ステーキング済みのETH | 約4,230万枚 | 流通供給の約35% |
| 24時間出来高 | 約133億ドル | 下落局面で売買が活発化 |
| 流通供給量 | 約1億2,068万ETH | 消却設計でわずかに減少方向 |
| 時価総額 | 約$2,865億 | 暗号資産で第2位 |



イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ
大型の更新について、進捗が明らかになりました。開発者向けの試験網では、より厳しい条件での検証段階に入っています。
合意が形成されない状況や、大規模な検証者の集団を含む試験が進められています。想定外の事態への対応を確認する作業です。
日程も提示されました。試験網での有効化は9月28日と10月26日が提案されており、本体への適用は12月初旬が想定されています。ただし日程は厳しく、試験と安全性の確認次第で変更の余地があります。
影響の確認も進んでいます。過去の取引を再現して検証したところ、大半の契約は影響を受けないものの、手数料の値を固定して書かれた一部の契約は動作しなくなる可能性が判明しました。
財団は、開発者が自分の契約への影響を確認できる道具を用意しています。試験網での動作検証も可能です。
この更新は、統合以降で最大規模の変更とされています。2026年前半に実施されたもう一つの更新に続くもので、2027年に予定される次の更新への土台にもなります。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
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