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価格・相場

2026年7月3日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は7月3日、1700ドル台を回復し、前日から約7%の急反発を見せています。弱い米雇用統計を受けた市場全体の反発に加え、ETFへの資金流入が再開し、ステーキング比率が初めて33%を超えるなど、需給面でも底入れを示唆する動きが重なっています。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月3日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

イーサリアム(ETH)は、1700ドル台を回復しました。前日比はおよそ7%高と、ビットコインの反発率(約4%)を上回る力強い上昇です。市場全体の値動きを増幅する「高ベータ」の特性が、上昇局面で表れた形です。

反発のきっかけは、前日発表された弱い米雇用統計を受けた市場全体の地合い改善です。加えて、これまで続いていたETFからの資金流出が流入に転じ、ステーキング比率も過去最高を更新するなど、固有の追い風も重なりました。

本日のイーサリアム(ETH)は、マクロの追い風と需給の改善が重なり、弱気トレンドからの転換を試す局面にあります。ただし、本日は米国が独立記念日の祝日で市場が休場となるため、薄商いには注意が必要です。

ZUU Web3 竹原
力強い反発が出ていますね。マクロと需給の両面から、この動きが続くのかを整理していきましょう。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”弱気トレンド転換”の入り口に立つ局面かもしれません。

高ベータの特性が上昇局面で表れたいま、あなたはこの急反発を本格的な転換の始まりと見るか、それともなお慎重に確認すべき戻りと捉えるでしょうか。

本日のイーサリアム(ETH)は、1700ドルを回復するなか、複数の材料が交錯しています。価格動向のセクションでは、急反発と、弱気シナリオを否定する節目とされる20日移動平均線の攻防を確認します。

マクロ環境のセクションでは、弱い雇用統計がもたらした市場全体の反発と、高ベータの値動きを整理します。ファンダメンタルズのセクションでは、流入に転じたETF資金と、過去最高を更新したステーキング比率という需給の改善を取り上げます。

注目すべきは、マクロの追い風に加え、資金流入の再開と供給の固定化という需給の好転が同時に現れている点です。目先の急反発に沸くのか、それとも転換の持続力を冷静に見極めるのか。今の相場は、その両面を見る視点を投資家に求めているといえそうです。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、7月3日14時3分時点(協定世界時)のデータでは、イーサリアム(ETH)は1712ドル前後で推移していました。前日比はおよそ7%の上昇です。

前日7月2日には1615ドル前後で推移していましたが、そこから急伸しました。8月の史上最高値の約4946ドルからは、なお約65%下回る水準です。2月以来の安値圏1500ドル台から、明確に持ち直しています。

テクニカル面で重要なのが、20日移動平均線(約1708ドル)です。複数の市場分析によると、この水準は弱気シナリオを否定する分岐点とされ、ここを回復すれば売り圧力の後退が確認されます。次の上値の節目は1800ドル、さらに1865ドルの50日移動平均線です。14日RSIは40台まで回復し、売られ過ぎ圏から中立に近づきました。下値では1500〜1547ドルが引き続き重要な支持帯です。

指標 数値 備考
現在価格(7月3日) 約1712ドル 1700ドル台を回復
前日比 約+7% ビットコインの反発率を上回る
前日終値(7月2日) 約1600ドル前後 そこから急伸
24時間高値 約1713ドル 反発の直近高値
上値抵抗 約1800ドル / 1865ドル 50日移動平均線が意識される
下値サポート 約1500〜1547ドル 2月以来の重要な支持帯
20日移動平均線(EMA) 約1708ドル 弱気シナリオ否定の分岐点
200日移動平均線 約2294ドル前後 下回り中期は弱含み
14日RSI 40台 売られ過ぎから回復
時価総額 約2060億ドル 暗号資産で第2位を維持
史上最高値(参考) 約4946ドル(2025年8月) 現値は同水準から約65%下
ZUU Web3 竹原
20日移動平均線の1708ドルは弱気トレンド転換の分岐点とされる水準ですね。ここを明確に上抜けられるか、注目したいところです。

イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

本日のイーサリアム(ETH)の急反発は、市場全体の地合い改善に沿ったものです。前日発表された6月の米雇用統計が市場予想を大きく下回り、FRBの利上げ観測が後退しました。これを受けて、リスク資産全体に買いが戻りました。

イーサリアムがビットコインを上回って上昇したのは、高ベータの特性によるものです。市場全体が上昇する局面では、イーサリアムはビットコインの上げを増幅する形で買われやすくなります。下落局面で下げがきつかった分、反発も力強くなりました。

もっとも、金融引き締め的な地合いが完全に消えたわけではありません。米10年債利回りはなお高水準にあり、月末にはFOMCも控えています。当面は、マクロ指標の結果と市場全体のリスク選好が、イーサリアムの方向を左右するとみられます。

ZUU Web3 竹原
高ベータの銘柄は反発も力強くなりやすいですが、月末のFOMCなどマクロの動向も引き続き見ておきたいですね。

出典:CoinGape(雇用統計・市場全体の反発)


イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

本日の反発を需給面で支えているのが、ETF資金フローの好転です。crypto.newsによると、米スポットETFは7月1日に約1489万ドルの純流入を記録し、BlackRockのETHAが約3664万ドルと最大の流入を集めました。長く続いた資金流出からの転換を示す動きで、市場心理の改善につながっています。

供給面でも、締まりを示す動きが確認されました。crypto.newsが引用するCryptoQuantのアナリストによると、イーサリアムのステーキング比率が初めて33%を超え、約33.06%に達しました。統合(The Merge)以降、価格の変動を通じて一貫して上昇しており、長期保有者が価格の弱さのなかでもETHを固定し続けていることを示すとされています。

ステーキングで固定されるETHが増えれば、取引所で売買可能な流通量が減り、需要が戻った際に価格が動きやすくなります。資金流入の再開と供給の固定化という2つの需給改善が、本日の反発を後押ししています。ただし、複数のアナリストは、本格的な回復には資金流入の継続と1700〜1800ドルの定着が必要だと指摘しています。

ZUU Web3 竹原
資金流入の再開とステーキング比率の上昇は前向きな材料ですね。この流れが続くか、資金フローの動向に注目したい局面です。

出典:crypto.news(ETF資金流入・ステーキング比率33%)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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