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価格・相場

2026年7月1日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は7月1日、1570ドル前後で下半期入りを迎えました。4〜6月期の下落で、史上初となる3四半期連続の下落が確定し、歴史的に弱い上半期を終えています。ネットワークの利用が細る一方、大口が安値で買いを進めており、7月の方向性は「二択」の様相を呈しています。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月1日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

イーサリアム(ETH)は、1570ドル前後で推移し、下半期入りも安値圏にとどまっています。4〜6月期が下落で終わったことで、史上初となる3四半期連続の下落が確定しました。

足元では、相反する2つの動きが交錯しています。ネットワークの利用や活動は細り続ける一方、大口の保有者は安値圏で買いを進めており、需給の綱引きが続いています。市場心理は極度の悲観に沈んでいます。

本日のイーサリアム(ETH)は、歴史的に弱い四半期を終え、1500ドルの最終防衛ラインと反発の条件を見極める局面にあります。投資家にとっては、大口の蓄積と利用の縮小のどちらが優勢かを見極めることが重要です。

ZUU Web3 竹原
史上初の3四半期連続下落という節目ですね。大口の買いと利用の縮小、両方の動きを整理していきましょう。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”歴史的な弱さ”と”安値の蓄積”がせめぎ合う二択の局面かもしれません。

過去に例のない弱さで上半期を終えるいま、あなたはこの安値圏を大口とともに仕込む好機と見るか、それともなお慎重に見極めるべき段階と捉えるでしょうか。

本日のイーサリアム(ETH)は、1500ドルの最終防衛ラインを意識しながら、下半期入りを迎えています。価格動向のセクションでは、3四半期連続下落の確定と、重要な支持帯をめぐるテクニカル構造を確認します。

マクロ環境のセクションでは、米最高裁の判断がもたらしたタカ派的な金融政策の固定と、その影響を整理します。ファンダメンタルズのセクションでは、大口の蓄積とネットワーク利用の縮小という、相反する需給を取り上げます。

注目すべきは、歴史的な弱さと極度の悲観のなかで、大口が安値で買いを進める一方、ネットワークの利用は細るという、方向感の定まらない構図がある点です。目先の弱さに動揺するのか、それとも需給の綱引きの先にある転換点を冷静に見極めるのか。今の相場は、その両面を見る視点を投資家に求めているといえそうです。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、7月1日のデータでは、イーサリアム(ETH)は1560〜1572ドル前後で推移していました。前日からはほぼ横ばいで、複数月ぶりの安値圏にとどまっています。8月の史上最高値の約4946ドルからは、約68%下回る水準です。

BeInCryptoによると、CoinGlassのデータでは、イーサリアムは2025年10〜12月期に28.28%、2026年1〜3月期に29.26%、4〜6月期に24.77%下落し、史上初めて3四半期連続で下落して四半期を終えました。2月のパニック安と重なる1600ドルを割り込んで以降、戻りは限定的です。

テクニカル面では、20日・50日・200日のいずれの移動平均線も下回り、強い弱気基調が続いています。14日RSIは37前後と売られ過ぎ寄りの水準です。BeInCryptoによると、当面は心理的節目の1500ドルが最終的な支持帯とされ、日足でこれを割ると1200ドル方向が視野に入る一方、1753ドルの回復が弱気シナリオを否定する条件とされています。市場心理を示すFear & Greed Indexは12と、サイクルで最も深い「極度の恐怖」圏まで低下しました。

指標 数値 備考
現在価格(7月1日) 約1570ドル 複数月ぶりの安値圏
前日比 ほぼ横ばい 下半期入りも軟調
4〜6月期騰落率 約-24.77% 3四半期連続下落(史上初)
上値抵抗 約1700〜1753ドル 弱気否定には1753ドル奪回
下値サポート 約1500ドル 最終防衛ライン、割れると1200ドル
20日移動平均線(EMA) 約1708ドル前後 価格は同線を下回る
50日移動平均線(EMA) 約1865ドル前後 下回り中期は弱含み
14日RSI 37前後 売られ過ぎ寄り
ETH/BTC比率 約0.027 サイクル安値圏
Fear & Greed Index 12(極度の恐怖) サイクルで最も深い悲観
史上最高値(参考) 約4946ドル(2025年8月) 現値は同水準から約68%下
ZUU Web3 竹原
1500ドルは2026年の最終防衛ラインとされる水準ですね。ここを守れるか、それとも1753ドルを回復して流れを変えられるかが、7月序盤の焦点になりそうです。

イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

下半期入りのイーサリアム(ETH)にとっても、マクロの逆風が続いています。とりわけ、米最高裁が6月29日にトランプ大統領によるFRB理事の解任を認めない判断を示したことで、タカ派とされるFRBの体制が当面維持される見通しとなりました。利下げ観測が遠のき、利回りを生まないイーサリアムには逆風です。

イーサリアムはビットコイン以上に、金利やハイテク株の動向に左右されやすい特性があります。ビットコインが5万8000ドル台まで下落する市場全体の弱さのなか、イーサリアムもこれに沿って安値圏にとどまっています。6月のFOMCでのタカ派転換に続く今回の判断は、リスク資産全体の重しとなっています。

デリバティブ市場でも、慎重な姿勢がうかがえます。TradingViewによると、7月初旬のイーサリアムのオプションでは、当面の下落に備える「プット(売る権利)」が「コール(買う権利)」より割高となる状態が見られます。当面は、来週以降の米経済指標と、ビットコインの動向が、イーサリアムの目先を左右するとみられます。

ZUU Web3 竹原
タカ派的な金融政策が固定されつつある局面では、イーサリアム単体の材料以上に、米金利やビットコインの動向を見ておきたいですね。

出典:Yahoo Finance(最高裁の判断・タカ派体制の固定)TradingView(オプションのプット・コール動向)


イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

下半期のイーサリアム(ETH)の需給は、相反する2つの力が交錯しています。BeInCryptoによると、Glassnodeのデータでは、1000〜1万ETHを保有する大口ウォレットの数が6月末にかけて急増し、30日間で最大の変化を記録しました。価格が最も安い局面で、大口が早めに買いを進めている可能性を示すとされています。

一方で、こうした蓄積を楽観視しすぎることへの警戒もあります。同メディアによると、今年2月にも同様の大口ウォレット数の急増が見られましたが、その時は価格が一時的な高値を付けた直後に下落しました。大口の増加が、必ずしも明確な買いシグナルにはなっていないのが今サイクルの特徴です。加えて、スポットETFからの資金流出も続いており、ネットワークの利用者数や活動も細り続けています。

下半期の見通しは、見方が分かれています。ネットワーク利用の縮小や失われた支持帯は慎重論の根拠となる一方、下半期に予定される大型アップグレード「Glamsterdam」が処理能力を高め、反転の起点となり得るとの期待も根強くあります。BeInCryptoは、7月最初の週の終値が1500ドルと1753ドルのどちらに近いかが、当面の方向を左右する分岐点になるとみています。歴史的な弱さと、反転の芽が共存する状況です。

ZUU Web3 竹原
大口の蓄積は前向きな材料ですが、過去には高値づかみとなった例もあるので、利用状況やETFの資金フローと合わせて冷静に見たいですね。

出典:BeInCrypto(大口の蓄積・3四半期連続下落・7月の分岐点、Glassnode/CoinGlass引用)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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