ビットコイン(BTC)は$86,600近辺まで水準を切り上げ、7日間では約13%高となりました。原油価格の下落と米国株の上昇がリスクを取る動きを支えており、上場商品の投資家も含み益の状態に戻っています。
ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年9月23日)
ビットコイン(BTC)の注目ポイント
本日のビットコイン(BTC)は、$86,644近辺で推移しています。前日の$85,465近辺から約1.4%の上昇となりました。
7日間では約13%高です。市場全体の約9.7%を上回っており、この銘柄が上昇を主導しています。
環境にも変化が出ました。CoinDeskによると、米国株の上昇と原油価格の下落が、リスクを取る動きを支えています。
原油の下落は大きな変化です。9月上旬には1バレル100ドルを超えていましたが、物価への圧力が和らぐ方向に向かっています。
上場商品への資金流入も続いています。投資家の損益は、8月の下落局面で失った分を取り戻した状態です。
ただし出来高は減りました。24時間で約437億ドルとなり、前日から約26.7%減少しています。
ZUU Web3 竹原ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解



9月を通じて物価を押し上げてきた原油価格が下がり始めたことは、この銘柄にどう影響するのでしょうか。
原油高は、金融政策では下げられない種類の物価上昇でした。引き締めが長引く要因として残っていた分、その圧力が和らぐことは金利の見通しを変えうる材料になります。
価格動向のセクションでは、切り上げた水準と、上下の目安を整理します。
マクロ環境との連動のセクションでは、原油の下落と、次の会合までの論点を取り上げます。
オンチェーンデータのセクションでは、投資家の損益と、出来高の変化に触れます。
ただし原油は、中東情勢によって短期間で反転しうるものです。下落が続くかどうかは、地政学の動きと合わせて確認する必要があります。
ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況
2026年9月23日午後2時ごろ(JST)時点で、ビットコイン(BTC)は$86,644.26で取引されていました。日本円に換算すると、おおむね1,380万円前後の水準です。
前日に$82,000の壁を上抜けた後、水準を保っています。7日間では約13%の上昇です。
時価総額は約1兆7,410億ドルです。史上最高値の$126,080からの下落率は約31%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月23日) | $86,644.26 | 約1,380万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $85,465近辺から約1.4%高 | 上抜けた水準を維持 |
| 7日間変動率 | 約+13.3% | 市場全体の約+9.7%を上回る |
| 上抜けた壁 | $82,000 | 4度はね返されてきた水準 |
| 上値抵抗 | $88,000、次に$90,000 | 後者は心理的な節目 |
| 下値サポート | $82,000、次に$80,000 | 前者は抵抗から支えへの転換が焦点 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$73,077 | 現在値は約19%上回る |
| 市場全体に占める比率 | 57.22% | 24時間で0.38ポイント上昇 |
| 24時間出来高 | 約437億ドル | 前日比約26.7%減 |
| 24時間ネットワーク手数料 | 約29万5,752ドル | 取引の需要は落ち着いた水準 |
| 時価総額 | 約$1.741兆 | 前日の約$1.717兆から増加 |
| 流通供給量 | 20,087,946BTC | 上限2,100万BTCの約96% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-31% | 8月18日の約-49%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $126,080 | 2025年10月に記録 |
$82,000を上抜けた後、水準を保っています。1カ月近く上値を抑えてきた水準だけに、ここを支えとして維持できるかが引き続き焦点です。
史上最高値からの下落率は約31%まで縮まりました。8月18日時点の約49%からは、大きく回復しています。



ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動
環境に変化が出ています。CoinDeskによると、米国株の上昇と原油価格の下落が、リスクを取る動きを支えています。
原油の下落は、9月の相場を通じて最も重い材料が和らぐことを意味します。9月上旬には1バレル100ドルを超え、軽油の価格は過去最高を記録していました。
燃料価格の上昇は、金融政策では下げられない種類の物価上昇でした。輸送費を通じて幅広い品目に転嫁されるためです。
この圧力が和らげば、引き締めを続ける必要性も薄れます。9月16日の会合では年内にもう一度の利上げが示唆されていましたが、その前提が変わる可能性があります。
次の会合は10月27日から28日です。それまでに9月の雇用統計と物価指標が発表され、原油の下落がどこまで反映されるかが確認されます。
ただし原油は、中東情勢によって短期間で反転しうるものです。下落が続くかどうかは、地政学の動きと合わせて見ておく必要があります。



ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ
上場商品の投資家が、含み益の状態に戻りました。$86,000台への上昇により、8月の下落局面で失った分を取り戻した計算です。
CoinDeskによると、資金流入も続いています。9月15日の法案否決後に流出が続いた流れが、完全に逆転した形です。
市場全体に占める比率も上昇しました。57.22%となり、24時間で0.38ポイント増えています。資金がこの銘柄に集まりやすい状態です。
一方、出来高は減りました。24時間で約437億ドルとなり、前日から約26.7%減少しています。急騰時の売買が一巡した形です。
ネットワークの手数料は約29万5,752ドルでした。取引の需要としては落ち着いた水準にあります。
出来高が減るなかで水準を保っているのは、売り圧力が弱いことを示します。ただし新たな買いも細るため、上値を追うには材料が必要な状態です。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 上場商品の投資家の損益 | 含み益に回復 | 8月の下落分を取り戻す |
| 資金の流れ | 流入が継続 | 否決後の流出から逆転 |
| 市場全体に占める比率 | 57.22% | 24時間で0.38ポイント上昇 |
| 24時間出来高 | 約437億ドル | 前日比約26.7%減 |
| 24時間ネットワーク手数料 | 約29万5,752ドル | 取引の需要は落ち着いた水準 |
| 流通供給量 | 20,087,946BTC | 上限2,100万BTCの約96% |
| 1ブロックあたりの報酬 | 3.125BTC | 新規供給は年々減少 |



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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