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価格・相場

2026年7月16日のビットコイン(BTC)の価格・相場・動き・相場市況レポート

ビットコイン(BTC)は、CPIに続き卸売物価指数(PPI)も予想を下回る「二段構えの好結果」を追い風に、$65,000の大台を突破しました。ただし、7月28〜29日のFOMCを控えたWarsh(ウォーシュ)FRB議長の慎重姿勢と、ホルムズ海峡発の原油高が、上値の重しとして意識されています。

目次

ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年7月16日)

ビットコイン(BTC)の注目ポイント

本日のビットコイン(BTC)は、$65,000台まで水準を切り上げ、月初来で約10%の上昇となりました。前日のCPIに続き、7月15日発表の6月PPI(生産者物価指数)も予想外の下落となり、リスク選好の流れが強まりました。

この二つのインフレ指標が揃って鈍化したことで、FRBの7月利上げ観測は急速に後退しました。CME FedWatchによると、一時40%を超えていた利上げ確率は、12〜13%程度まで低下しています。

ただし、$65,000は依然として明確な抵抗帯です。新任のWarsh FRB議長が「任務完了ではない」と釘を刺し、ホルムズ海峡情勢で原油が$85超へ上昇していることも、上値追いを慎重にさせています。

ZUU Web3 竹原
CPIとPPI、二つの追い風で$65,000に到達しました。あとはこの大台を「守れるか」が次のテーマになりますね。

ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のビットコインは、”大台に乗ったその先”を問われる一日かもしれません。

二つの良いインフレ指標で$65,000へ到達したビットコインが、この水準を維持できるかどうかを、あなたはどう見るでしょうか。

本日のビットコイン(BTC)は、PPIの好結果を受けて$65,000を突破しました。価格動向のセクションでは、$65,000〜$66,000の抵抗帯と、50日EMAをめぐる構図を整理します。そして、マクロ環境との連動のセクションでは、CPI・PPIの二段構えの効果と、月末FOMCという次の関門を掘り下げます。

注目すべきは、今回の上昇が「複数の力の合成」だという点です。インフレ鈍化という追い風に加え、価格下落を見込んだ売り建ての買い戻し(ショートカバー)が、値動きを増幅させました。2日間で2億3,000万ドル超の売り建てが清算されています。

一方で、資金フローには慎重さも残ります。ETFへの資金流入は日ごとに出入りが激しく、方向感が定まっていません。今回の上昇が一過性の踏み上げなのか、実需に支えられた本物なのかは、まだ見極めが必要です。

インフレ鈍化の安心に乗るのか、FOMCと原油高の警戒を優先するのか。判断材料は交錯していますが、「大台到達」と「大台定着」は別物という視点を持って、ご自身なりに考えてみてください。


ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年7月16日時点(JST)のデータでは、ビットコイン(BTC)は$65,000近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね970万円前後の水準です。

7月15日にPPI発表後、一時$65,494まで急伸し、$65,000の大台を明確に突破しました。前日のCPI後の高値$64,988をさらに上抜けた形です。月初来では約10%の上昇となっています。

指標 数値 備考
現在価格(7月16日) 約$65,000 約970万円前後で推移
PPI後の高値 約$65,494 $65,000の大台を突破
月初来上昇率 約+10% 7月の力強い戻り
24時間変動率 約+2.3% PPI好結果を好感
直近レンジ $61,300〜$66,000 上限を試す展開
上値抵抗 $65,000〜$66,000、次に$67,000 突破で$68,000も視野
下値サポート $63,500〜$63,800、次に$62,000 $62,000割れで強気シナリオ後退
50日EMA $65,142近辺 回復を試す重要水準
RSI(14) 約56 中立、上昇余地を残す
24時間出来高 約$135億 反発局面で増加
時価総額 約$1.31兆 時価総額1位
史上最高値(参考) $126,000 2025年10月に記録

テクニカル面では、$65,000と50日EMAの$65,142が目先の関門です。Analytics Insightによると、この水準を日足で明確に上抜ければ$68,000への道が開ける一方、$67,000近辺には強い売り注文が控えているとの見方があります。

下値については$63,500〜$63,800が支持帯とされ、$62,000を割ると強気シナリオが崩れるとの指摘があります。RSIは約56と中立で、過熱感はまだ限定的です。ただし、$65,000は6月16日の$67,000をなお3%下回る水準にとどまっています。

ZUU Web3 竹原
$65,000は「通過」しましたが、「定着」はこれからです。日足でこの水準を守れるか、じっくり見ていきたいですね。

ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動

本日のビットコイン(BTC)の上昇を支えた最大の要因が、CPIとPPIという二つのインフレ指標の同時鈍化です。news.bitcoin.comによると、6月PPIは前月比0.3%下落し、横ばいとの予想を下回りました。前日のCPIに続く「二段構え」の好結果です。

この結果、FRBの7月利上げ観測はほぼ消滅しました。複数のソースによると、7月29日の利上げ確率は12〜13%程度、Polymarketでは4%まで低下しました。ドル指数(DXY)も100.77と数カ月ぶりの低水準となり、リスク資産に追い風が吹いています。

ただし、Warsh FRB議長は慎重姿勢を崩していません。議会証言で今回の指標を「安心する段階ではない」と述べ、インフレ高止まりへの警戒を維持しました。市場の視線は、7月28〜29日のFOMCへと移りつつあります。

Nansenのアナリストは、ビットコインの下支えについて、地政学ヘッジよりインフレと流動性の要因が大きいと分析しています。MVRVや長期保有者の平均取得価格から、$50,000前後が構造的な下値の目安になるとの見方も示されました。

ZUU Web3 竹原
CPIとPPIが揃って鈍化。でも議長はまだ慎重です。次はFOMCという大きな関門が控えていますね。

出典:Bitcoin.com(PPI鈍化と利上げ観測の後退・Nansen分析)CoinDesk(ETF資金フローとWarsh議長証言)


ビットコイン(BTC)と地政学・国際情勢

ビットコイン(BTC)の上値を抑えるもう一つの要因が、米・イラン情勢の再燃です。CryptoSlateによると、米国がイランの港湾への海上封鎖を再開し、イランがホルムズ海峡の閉鎖を宣言したことで、原油価格が急騰しました。

ブレント原油は一時$87台、WTIも$80台へ上昇し、約1カ月ぶりの高値をつけました。原油高はインフレ再燃の懸念に直結し、せっかくのCPI・PPIの好結果を打ち消しかねないリスクとして意識されています。

皮肉なことに、今回のインフレ鈍化は6月の一時的な停戦による原油安を反映したものでした。GasBuddyのアナリストは、6月CPIを「バックミラーに映る過去の姿」と表現し、足元の原油高が次の指標に影響する可能性を指摘しています。

一方、ビットコインの反応は限定的でした。Nansenの分析によると、地政学的緊張の高まりにもかかわらず、取引所からの資金流出が続いており、買い手が供給を吸収しているとされます。有事の狼狽売りというより、冷静な地合いが保たれています。

ZUU Web3 竹原
「良いインフレ指標」の裏には6月の原油安がありました。その原油が再び上がっている今、次の数字にも目を配りたいですね。

出典:CryptoSlate/CryptoRank(ホルムズ海峡情勢と原油高・CPIの関係)Bitcoin.com(地政学リスク下での資金フロー)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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