ビットコイン(BTC)は$78,000近辺で推移し、週明けの二つの日程を前に様子見が続いています。9月15日に法案の採決、16日に金融政策の会合と、連日で材料が並ぶ週です。
ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年9月14日)
ビットコイン(BTC)の注目ポイント
本日のビットコイン(BTC)は、$78,000近辺で推移しています。前日の$78,070近辺からほぼ横ばいの水準です。
9月11日に$79,837まで上昇したあと、水準を切り下げています。$80,000という節目には、今回も届きませんでした。
明日9月15日には、市場構造法案の採決が予定されています。本会議での審議に進むかどうかを決める投票です。
翌16日には金融政策の会合が開かれます。利上げの確率は金利先物で85%、予測市場で83%と見積もられています。
資金の流れは弱含みです。上場商品からは3営業日で4億4,900万ドルが引き揚げられました。
取引所の保有量は高い水準にあります。大手取引所の保有量は約687,000BTCで、2026年で最も多い状態が続いています。
ZUU Web3 竹原ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解



利上げの確率が85%まで織り込まれた状態で会合を迎えることは、値動きにどう影響するのでしょうか。
実施されても、すでに価格に反映されている分は動きません。むしろ見送られた場合に、大きく振れる可能性があります。想定と違う結果ほど、反応は大きくなります。
価格動向のセクションでは、届かない節目と、下値の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、資金の流れと、保有者の動きを取り上げます。
マクロ環境との連動のセクションでは、会合の論点と、説明の内容に触れます。
法案の採決についても同じです。予測市場での年内成立確率は約18%まで下がっており、可決した場合の反応が大きくなりうる状態です。
ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況
2026年9月14日午後2時ごろ(JST)時点で、ビットコイン(BTC)は$78,000近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,240万円前後の水準です。
9月に入ってからは$76,040から$79,837の帯で推移しています。$80,000には届いていません。
時価総額は約1兆5,660億ドルです。史上最高値の$126,080からの下落率は約38%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月14日) | 約$78,000 | 約1,240万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $78,070近辺からほぼ横ばい | 週末で参加者は限られる |
| 9月のレンジ | $76,040〜$79,837 | $80,000には届かず |
| 上値抵抗 | $79,837、次に$82,000 | 前者は9月11日の高値 |
| 下値サポート | $76,040、次に$72,823 | 後者は200日指数平滑移動平均 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$72,823 | 現在値は約7.1%上回る |
| 9月16日の利上げ確率 | 金利先物で85% | 予測市場では83% |
| 法案の年内成立確率 | 約18% | 2月には90%だった |
| 3営業日の資金流出 | 4億4,900万ドル | 上場商品からの引き揚げ |
| 大手取引所の保有量 | 約687,000BTC | 2026年で最も多い水準 |
| 時価総額 | 約$1.566兆 | 前日の約$1.568兆からほぼ横ばい |
| 流通供給量 | 20,082,200BTC | 上限2,100万BTCの約96% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-38% | 8月18日の約-49%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $126,080 | 2025年10月に記録 |
200日指数平滑移動平均までは、約7.1%の余裕があります。9月13日時点の8.1%からは縮まっており、下値の余地は減ってきました。
上値では9月11日の高値$79,837が最初の関門です。越えられれば$80,000、その先に$82,000が視野に入ります。



ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ
資金の流れは弱含みです。上場商品からは3営業日で4億4,900万ドルが引き揚げられました。
9月1日から4日には7億7,000万ドルの流入がありました。その流れが、9月8日以降に逆転しています。
取引所の保有量は高い水準です。大手取引所の保有量は約687,000BTCで、2026年で最も多い状態が続いています。4月下旬の約617,000BTCからは7万BTC以上の増加です。
取引所に置かれた資産は、いつでも売却できる状態にあります。その量が多いことは、供給の面では圧力となります。
一方、長期保有者は動いていません。10年以上動かなかったコインの活動は2022年以来の低水準にあり、売却は限定的です。
保有者の損益状況にも注意が必要です。流通供給の71%以上が含み益の状態にあり、戻り売りが出やすい水準にあります。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 3営業日の資金流出 | 4億4,900万ドル | 上場商品からの引き揚げ |
| 参考:9月1日から4日の流入 | 7億7,000万ドル | 流れが逆転 |
| 大手取引所の保有量 | 約687,000BTC | 2026年で最も多い水準 |
| 参考:4月下旬の保有量 | 約617,000BTC | 7万BTC以上の増加 |
| 長期休眠コインの活動水準 | 2022年以来の低さ | 売却は限定的 |
| 含み益のある供給の割合 | 71%超 | 戻り売りが出やすい水準 |
| 流通供給量 | 20,082,200BTC | 上限2,100万BTCの約96% |



ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動
9月16日には、金融政策の会合が開かれます。利上げの確率は金利先物で85%、予測市場で83%と見積もられています。
予測市場での確率は、3週間でほぼ3倍に高まりました。8月28日の講演で議長が物価の2%目標を優先する姿勢を示したことが、転換点となっています。
9月11日の消費者物価指数も、この見方を裏付けました。基調的な物価は前年同月比2.4%と5年半ぶりの低さでしたが、前月比は0.3%と市場予想を上回っています。
前日の卸売物価指数も加速していました。前年同月比5.4%で、企業間の取引価格が上昇していることを示します。
米10年物国債の利回りは、すでに決定を織り込んだ動きを見せています。利上げが実施されても、価格の反応は限定的とみられます。
注目されるのは、会合後の説明です。議長は8月28日の講演で、先行きの指針を示すことをやめると明言しました。判断の材料が減るなか、発言の細部が重みを持ちます。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
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