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価格・相場

2026年8月9日のビットコイン(BTC)の価格・相場・動き・相場市況レポート

ビットコイン(BTC)は$64,950近辺でほぼ横ばいとなり、週末を通じて$65,000の節目を挟んだ推移が続いています。一方、中東情勢の再燃で原油価格が上昇しており、雇用統計がもたらした追い風とは逆向きの力が働き始めました。

目次

ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年8月9日)

ビットコイン(BTC)の注目ポイント

本日のビットコイン(BTC)は、$64,950近辺で推移しています。前日の$64,850近辺からほぼ横ばいで、$65,000の節目を挟んだ攻防が続いています。

チャートを直接参照したところ、24時間の高値は$65,312、安値は$64,124でした。8月7日の米雇用統計を受けた上昇のあと、水準を保ったまま週末を迎えています。

7日間では約3.2%の上昇です。7月31日に$63,000を割り込んだ局面から見れば、1週間で明確に切り上がりました。

下値では、50日指数平滑移動平均の$64,587を上回った状態を維持しています。3週間にわたり上値を抑えてきたこの水準が、いまは支えとして機能しています。

ただし、外部環境には新たな逆風が出ています。中東情勢の緊迫を受けて北海ブレント原油が1バレル83ドルを超えており、物価への影響が意識される状況です。

24時間の出来高は約204億ドルで、前日の約211億ドルから小幅に減少しました。週末で参加者が減るなか、方向感は出ていません。

ZUU Web3 竹原
統計の追い風と原油高の逆風が同時に働いています。週明けの反応を待ちたいところですね。

ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のビットコイン(BTC)は、”暗号資産と伝統的な金融の境界”が消えつつある局面かもしれません。

暗号資産の値付けを担ってきた事業者が、米国の株式市場でも同じ役割を果たせるようになったという事実を、どう位置づければよいでしょうか。

これまで両者は別々の規制のもとにありました。同じ会社が両方の市場で流動性を供給できるようになれば、資金や執行の仕組みは徐々に一本化されていきます。

価格動向のセクションでは、支えに変わった移動平均と、週末の狭い値幅を整理します。

ファンダメンタルズのセクションでは、この認可の中身と、同じ道をたどってきた各社の動きを取り上げます。

地政学・国際情勢のセクションでは、再び緊迫した中東情勢と原油高の影響に触れます。

市場の構造が変わるとき、その影響は価格にすぐ表れるとは限りません。ただ、誰が値を付けているのかという前提が変われば、値動きの性質も変わっていきます。


ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月9日午後2時ごろ(JST)のデータでは、ビットコイン(BTC)は$64,950近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,030万円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、24時間の高値は$65,312、安値は$64,124でした。値幅は約$1,188で、統計発表日より落ち着いています。

24時間の出来高は約204億ドルで、前日から小幅に減少しました。時価総額は約1兆3,000億ドルとなり、暗号資産全体に占める比率は約56.8%です。

指標 数値 備考
現在価格(8月9日) 約$64,950 約1,030万円前後で推移
前日水準・前日比 $64,850近辺からほぼ横ばい $65,000を挟んだ攻防
24時間高値 $65,312 8月に入ってからの最高値圏
24時間安値 $64,124 50日移動平均の下を一時試す
24時間の値幅 約$1,188 統計発表日より落ち着く
7日間変動率 約+3.2% 週間で明確にプラス
上値抵抗 $65,500、次に$67,200 後者は100日指数平滑移動平均の上限
下値サポート $64,587、次に$63,000 前者は50日指数平滑移動平均
50日指数平滑移動平均 $64,587 抵抗から支えへ役割が転換
200週移動平均 約$63,657 中期の下値目安
24時間出来高 約204億ドル 前日の約211億ドルから小幅減少
時価総額 約$1.30兆 前日から横ばい
市場全体に占める比率 約56.8% 前日から小幅に低下
史上最高値(参考) $126,198 2025年10月6日に記録

市場では、当面のレンジを$62,000から$66,000程度とみる向きが多い状況です。ETFからの資金流出と流動性の細りが上値を抑える一方、ドル安と利上げ観測の後退が下値を支える構図とされています。

目先は$65,000から$67,200の帯を上抜けられるかが焦点です。逆に$63,000を割り込むと、$60,000まで下値の目安が乏しくなります。

ZUU Web3 竹原
上下どちらにも理由がある状態です。レンジの上限と下限を意識しておくと判断しやすいですね。

ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズ

暗号資産と伝統的な金融の距離が、また一段縮まりました。CoinDeskによると、大手の値付け業者であるWintermuteの米国法人が、米証券取引委員会(SEC)への登録と金融取引業規制機構(FINRA)への加入を完了し、証券会社としての資格を取得しました。

これにより、同社は米国の株式とオプションの取引、ETFへの流動性供給、自己勘定でのデジタル資産証券の決済処理が可能になります。個人向けの仲介業ではなく、自己売買を行う専門業者としての運営です。

当面は暗号資産に関連する市場に注力し、規制の承認を前提としてトークン化された株式へ広げる意向とされています。CoinDeskによると、同社は世界60を超える取引の場で1日平均100億ドルを超える取引を扱ってきました。

同じ道をたどる企業は増えています。CoinDeskによると、Ripple社は2025年に大手仲介業者を12億5,000万ドルで買収し、GSRも証券会社を取得しました。Crypto.comは2024年に同種の会社を買収しています。

この流れが持つ意味は、値付けの担い手が共通化することです。暗号資産のETFに値を付ける業者が、同時に株式市場でも値を付けるようになれば、両市場の流動性は連動しやすくなります。

もっとも、影響がすぐ価格に表れるわけではありません。実際の規模や執行体制はこれから整う段階であり、評価には時間が必要です。それでも、市場の土台が静かに変わりつつあることは押さえておきたい点です。

ZUU Web3 竹原
同じ会社が両方の市場で値を付けるようになります。地味ですが、構造としては大きな変化ですね。

出典:CoinDesk(証券会社資格の取得と業界の動向)


ビットコイン(BTC)と地政学・国際情勢

中東情勢が、わずか数日で様相を変えました。CoinDeskによると、イエメンのフーシ派がサウジアラビアを攻撃し、地域の緊張が一段と高まっています。

これを受けて北海ブレント原油は1バレル83ドルを超えました。今週前半には米国とイランの協議進展を材料に原油価格が下落していただけに、短期間での反転となります。

原油高が重要なのは、物価への影響を通じて金融政策に跳ね返るためです。8月7日の雇用統計では雇用者数が減少し、追加利上げの観測が後退しました。しかし原油が上がり続ければ、その効果は打ち消されかねません。

今週の暗号資産市場は、この二つの力の間で動いてきました。CoinDeskは、原油が再び逆風になりつつあると指摘しています。8月12日には米消費者物価指数の発表も控えており、原油高がどこまで反映されるかが注目されます。

もう一つ意識しておきたいのは、地政学リスクの受け皿としての位置づけです。今週は金が中国の需要を背景に6週間ぶりの高値を付ける一方、ビットコイン(BTC)は$64,000台で足踏みしました。有事の資産としての評価は、まだ確立していないことになります。

週明けの市場は、雇用統計の追い風と原油高の逆風のどちらを重く見るかを問われます。方向が出るまでは、両方の材料を並べて確認しておく必要があります。

ZUU Web3 竹原
数日で流れが反転するのが地政学の難しさです。片方の材料だけで判断しないようにしたいですね。

出典:CoinDesk(中東情勢の緊迫と原油価格の動き)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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