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価格・相場

2026年8月5日のビットコイン(BTC)の価格・相場・動き・相場市況レポート

ビットコイン(BTC)は$63,880近辺でほぼ横ばいとなり、7日間の騰落率がプラスに転じました。オンチェーンでは200週移動平均の水準で個人と大口の双方が買いを入れており、下値を支える動きが確認されています。

目次

ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年8月5日)

ビットコイン(BTC)の注目ポイント

本日のビットコイン(BTC)は、$63,880近辺で推移しています。前日の$63,800近辺からほぼ横ばいですが、7日間の騰落率は約0.8%高とプラスに転じました。

チャートを直接参照したところ、24時間の高値は$64,163、安値は$62,226でした。$62,000台前半まで下げたあと$64,000を上抜ける場面もあり、値幅は約$1,937に広がっています。

注目したいのは、価格が200週移動平均とほぼ重なっている点です。この長期平均は現在$63,657付近にあり、現在値との差はごくわずかです。

ハードウェアウォレットをめぐる流出事件は5日目に入り、被害額は約1億1,400万ドルまで拡大しました。それでも価格が崩れていない点は、目先の需給を考えるうえで重要です。

24時間の出来高は約253億ドルで、前日とほぼ同水準です。方向感は出ていないものの、商いは週明けの水準を保っています。

今週最大の材料は8月7日の米雇用統計です。それまでは$63,000から$64,000の狭い帯での攻防が続くとみられます。

ZUU Web3 竹原
悪材料が続くなかで価格が持ちこたえています。この落ち着きが何によるものかは、確認しておきたいですね。

ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のビットコイン(BTC)は、”悪材料に反応しない相場”の中身を確かめたい局面です。

流出事件の被害が拡大し、最大の法人保有者が売却し、上場企業が巨額の評価減を計上するなかで、価格がほとんど動かないのはなぜでしょうか。

答えのひとつは、買い手が存在していることです。オンチェーンのデータでは、この価格帯で個人から大口まで幅広い層が買いを入れていることが確認されています。

価格動向のセクションでは、200週移動平均との位置関係と、広がった値幅を整理します。

オンチェーンデータのセクションでは、直近2週間で積み上がった買いの規模と、上値の抵抗が薄い価格帯について取り上げます。

ファンダメンタルズのセクションでは、流出事件の続報と、大手銀行が進めるトークン化の動きに触れます。

悪材料が出ても下がらない相場は、買い手が厚いか、売り手がすでにいないかのどちらかです。どちらであるかは、次に材料が出たときの反応で判明します。


ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月5日午後2時ごろ(JST)のデータでは、ビットコイン(BTC)は$63,880近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,020万円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、24時間の高値は$64,163、安値は$62,226でした。値幅は約$1,937で、前日の約$1,735からさらに広がっています。

24時間の出来高は約253億ドルで、前日とほぼ同水準でした。時価総額は約1兆2,800億ドルとなり、暗号資産全体に占める比率は約56.9%です。

指標 数値 備考
現在価格(8月5日) 約$63,880 約1,020万円前後で推移
前日水準・前日比 $63,800近辺からほぼ横ばい 方向感は出ていない
24時間高値 $64,163 $64,000を上抜ける場面あり
24時間安値 $62,226 一時$62,000台前半へ
24時間の値幅 約$1,937 前日の約$1,735から拡大
7日間変動率 約+0.8% 週間でプラスに転換
上値抵抗 $64,000、次に$65,000 後者は7月にはね返された帯
下値サポート $63,000、次に$62,226 後者は本日の安値
200週移動平均 約$63,657 現在値がほぼ重なる
24時間出来高 約253億ドル 前日とほぼ同水準
時価総額 約$1.28兆 前日から横ばい
市場全体に占める比率 約56.9% 前日の約56.2%から上昇
史上最高値(参考) $126,198 2025年10月6日に記録

200週移動平均は、長期の強弱を分ける水準として広く意識されています。CoinDeskによると、最大の法人保有者であるStrategyもこの指標の追跡を始めており、同社の創業者は「この指標が算出可能になって以降、92%の期間で上回ってきました」と述べています。

指標が注目を集めるほど、その水準での攻防は激しくなります。現在値がほぼ重なっている以上、$63,000台後半をどちらに抜けるかが当面の焦点です。

ZUU Web3 竹原
多くの人が同じ線を見ていると、その線自体が意味を持ち始めます。$63,657は覚えておきたい数字ですね。

出典:CoinDesk(200週移動平均の位置づけ)


ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ

価格が崩れない理由は、オンチェーンのデータに表れています。CoinDeskによると、Glassnodeの集計では、この価格帯で幅広い層が買いを入れていることが確認されました。

同社の30日間の蓄積傾向スコアを保有規模別に見ると、最も積極的に買っているのは1BTC未満を保有する個人層です。加えて、1,000BTC以上を保有する大口も同程度に強い買いを示しています。

買いの規模も小さくありません。CoinDeskによると、直近2週間で約20万BTCが買われました。7月末からの調整局面で、需要が着実に入っていたことになります。

上値については、意外な構造が指摘されています。$72,000から$80,000の価格帯では、そこで取得されたビットコイン(BTC)の量が極端に少ないためです。この帯では戻り待ちの売りが薄く、抵抗になりにくいとみられます。

一方、注意すべき数字もあります。ハードウェアウォレットからの流出は4波目に入り、7月30日以降の被害は約1,816BTC、5,200を超えるアドレスに及びました。この分が換金されれば、供給側の圧力になります。

指標 数値 傾向・補足
直近2週間の買い越し 約20万BTC 調整局面でも需要は継続
蓄積傾向スコア(個人層) 最も強い買い 1BTC未満の保有者が主導
蓄積傾向スコア(大口) 個人層と同程度に強い 1,000BTC以上の保有者
200週移動平均 約$63,657 買いが集中する価格帯と一致
$72,000〜$80,000の取得量 極端に少ない 戻り売りの抵抗が薄い帯
流出被害の累計 約1,816BTC 7月30日以降、4波にわたる
被害を受けたアドレス数 5,200超 単一署名のウォレットが対象
市場全体に占める比率 約56.9% 前日から上昇
ZUU Web3 竹原
売られた分を買い支える層がいる構図です。ただし盗まれた分の換金という不確定要素は残りますね。

出典:CoinDesk(保有層別の買い動向)CoinDesk(流出被害の規模)


ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズ

企業の決算にも、価格下落の影響が表れ始めています。CoinDeskによると、SpaceXは8月4日に上場後初となる四半期決算を発表し、売上高は市場予想を上回った一方、保有するビットコイン(BTC)の評価額が5億4,000万ドル減少したと明らかにしました。

公正価値会計のもとでは、保有資産の値下がりがそのまま損益に表れます。7月30日にStrategyが82億ドルの純損失を計上したのと同じ構図で、事業が好調でも暗号資産の保有が業績を押し下げる形になります。

流出事件も収束していません。CoinDeskによると、Coldcardの開発元は8月4日、脆弱性を突いた攻撃が現在も進行中だとして、利用者に資産の移動を急ぐよう呼びかけました。特定の機種と特定のファームウェアが依然として危険な状態にあるとしています。

被害の原因は、2021年3月に配布されたファームウェアです。CoinDeskによると、この版では鍵の生成に本来の乱数生成装置ではなく予測可能なソフトウェアが使われており、生成された鍵が外部から再現できる状態になっていました。

一方、伝統的な金融機関の動きは着実です。CoinDeskによると、Wells Fargoは今秋からトークン化した預金の提供を始めます。まずは一部の法人顧客を対象に、自社のブロックチェーン上で米ドルと英ポンドの24時間交換を可能にする計画です。

同社はJPMorganやCitiに続く動きで、2027年には対象の顧客、国、通貨を広げるとしています。決済基盤のトークン化は、暗号資産そのものの価格とは別に、この分野の基盤技術が採用されていく流れを示しています。

ZUU Web3 竹原
保有する側は評価減に苦しみ、使う側は基盤として採用を進める。同じ技術でも立場によって見え方が違いますね。

出典:CoinDesk(SpaceXの決算と評価減)CoinDesk(流出事件の続報)CoinDesk(トークン化預金の提供)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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