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価格・相場

2026年8月2日のビットコイン(BTC)の価格・相場・動き・相場市況レポート

ビットコイン(BTC)は$62,800近辺で、24時間ほぼ横ばいの推移となりました。週末に入って出来高は前日比で約5割減となり、7月31日の急落後は方向感を欠いたまま8月相場が始まっています。

目次

ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年8月2日)

ビットコイン(BTC)の注目ポイント

本日のビットコイン(BTC)は、$62,800近辺で推移しています。前日からほぼ横ばいで、24時間の変動率は0.3%程度にとどまりました。

前日の約3%安から一転して、値動きが止まった格好です。チャートを直接参照したところ、24時間の出来高は約145.6億ドルで、前日から約49.9%減少していました。

週末で参加者が減っていることに加え、7月31日に大きく動いた反動もあります。出来高が半減するなかでの横ばいは、積極的な買い戻しが入ったというより、売りが一巡した状態と読むのが自然です。

水準としては、7日間の安値$62,240に近い位置にあります。前日に下抜けた200週移動平均の$63,300は、今度は上値の抵抗として意識されやすくなりました。

7日間では約2.1%安ですが、直近30日間では約5.2%高を維持しています。7月の上昇分をすべて失ったわけではないという点は、押さえておきたいところです。

目先の材料は、来週発表される米雇用統計です。それまでは、この狭いレンジのなかで方向を探る展開が続くとみられます。

ZUU Web3 竹原
出来高が半分になっての横ばいです。動かない相場ほど、次に動いたときの幅が出やすい点は意識しておきたいですね。

ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のビットコイン(BTC)は、”価格ではなく採掘の側”に目を向けたい局面かもしれません。

価格が動かない週末に、ネットワークそのものがどんな状態にあるのかを確認しておくのは無駄ではないはずです。

採掘の難易度は、前年の水準を下回りました。過去に一度しか起きていない現象で、採掘事業の採算が長期にわたって悪化していることを示しています。

価格動向のセクションでは、半減した出来高と、抵抗に変わった$63,300という水準を整理します。

オンチェーンデータのセクションでは、この採掘難易度の低下と、採掘事業者が人工知能向けの計算需要へ資本を振り向けている構図を取り上げます。

ファンダメンタルズのセクションでは、ステーブルコイン最大手が四半期を通じてビットコイン(BTC)を買い増していた事実に触れます。

売る側と買う側が同時に存在するのが相場ですが、今回はその立場がやや珍しい組み合わせになっています。誰が手放し、誰が拾っているのかを整理しておくことが、8月の判断材料になるはずです。


ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月2日午後2時ごろ(JST)のデータでは、ビットコイン(BTC)は$62,800近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,000万円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、7日間のレンジは$62,240から$65,574でした。現在値は安値側に近く、週の後半にかけて水準を切り下げた形が続いています。

24時間の出来高は約145.6億ドルで、前日から約49.9%の減少です。時価総額は約1兆2,600億ドルで、暗号資産全体に占める比率は約57.2%でした。

指標 数値 備考
現在価格(8月2日) 約$62,800 約1,000万円前後で推移
前日水準・前日比 約-0.3% 前日の急落後は横ばい
7日間高値 $65,574 週前半の水準
7日間安値 $62,240 現在値はこの水準に近い
7日間変動率 約-2.1% 週間では下落
30日間変動率 約+5.2% 7月の上昇分は一部維持
1年間変動率 約-46.0% 中長期の下落基調は継続
上値抵抗 $63,300、次に$65,000 前者は200週移動平均で抵抗に転換
下値サポート $62,240、次に$60,000 前者は7日間安値
24時間出来高 約145.6億ドル 前日比約-49.9%と半減
時価総額 約$1.26兆 前日からほぼ横ばい
市場全体に占める比率 約57.2% 24時間ではほぼ変化なし
史上最高値(参考) $126,198 2025年10月6日に記録

前日まで下値の支えとして機能していた200週移動平均は、いまや上値の抵抗として意識される位置にあります。この水準を回復できるかどうかが、下落が一時的な調整にとどまるかを判断する目安になります。

一方、下値では7日間安値の$62,240が最初の防衛線です。ここを明確に割り込むと、6月末の急落局面で意識された$60,000までは目立った節目がありません。

ZUU Web3 竹原
支えが抵抗に変わる場面は、相場の性格が切り替わるサインになることがあります。$63,300は覚えておきたい数字ですね。

ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ

週末の静かな相場のなかで、ネットワーク側には注目すべき変化が出ています。CoinDeskによると、8月1日時点の採掘難易度は126.23兆で、直近の調整で0.74%低下しました。

この水準は1年前の127.62兆を約1.1%下回っており、前年比で低下したのはネットワークの歴史上2度目です。2025年11月に記録した過去最高の155.97兆からは19.1%、今年の高値からは約14%の低下となります。

CoinDeskによると、Luxorが運営するHashrate Indexは、この低下の要因としてビットコイン(BTC)価格の下落、採掘収益の圧縮、そして資本・電力・事業者が人工知能や高性能計算の基盤へ移っていることを挙げています。テキサス州での出力抑制など、地域的な要因も重なりました。

難易度の低下は残った事業者の採算を改善させますが、効果は限定的です。計算能力あたりの想定収益を示すハッシュプライスは6月下旬に1ペタハッシュあたり1日$27.66まで下がり、2月の安値とほぼ同水準になりました。その後$31.7まで戻しています。

先行きの見通しも力強くありません。CoinDeskによると、Luxorの先物市場は12月までの平均ハッシュプライスを$31.85と織り込んでいます。足元の水準をわずかに上回る程度で、採掘事業者が年内の収益回復をほとんど見込んでいないことを示しています。

指標 数値 傾向・補足
採掘難易度 126.23兆 直近の調整で0.74%低下
1年前との比較 約-1.1% 前年比の低下は史上2度目
過去最高値からの低下率 -19.1% 最高値は2025年11月の155.97兆
今年の高値からの低下率 約-14% 年間を通じて低下傾向
ハッシュプライス(現在) 1ペタハッシュあたり1日$31.7 6月下旬の底から回復
ハッシュプライス(6月下旬) 1ペタハッシュあたり1日$27.66 2月の安値とほぼ同水準
先物市場の織り込み 12月まで平均$31.85 年内の収益回復は限定的との見方
24時間ネットワーク手数料 約36万5,000ドル 取引の少なさを反映
流通供給量 約2,006万BTC 上限2,100万BTCの約96%
ZUU Web3 竹原
採掘の採算が細ると、事業者は保有分を売って運転資金にすることがあります。価格とは別の売り圧力として見ておきたいですね。

出典:CoinDesk(採掘難易度とハッシュプライス)


ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズ

採掘事業者が苦しむ一方で、静かに買い増していた主体もあります。CoinDeskによると、ステーブルコイン最大手のTetherは、第2四半期に約1,796BTCを買い増し、保有量を98,933BTCまで積み上げました。

同社は7月31日に第2四半期の資産状況を公表しました。純営業利益は15億ドルで、米国債と現先取引からの収益が中心です。ステーブルコインUSDTの発行残高は1,846億ドルとなり、市場全体の6割超を占めています。

ただし、準備金の余剰分は圧縮されました。CoinDeskによると、資産1,877億5,000万ドルに対し負債1,836億4,000万ドルで、差額の41億1,000万ドルが余剰分となります。3カ月前の82億3,000万ドルからほぼ半減した計算です。

減少の主因は、保有資産の価格下落です。同社は金の保有量も14トン増やして約146.2トンとしましたが、金価格が約15%下落したため、評価額は198億4,000万ドルから188億4,000万ドルへ減りました。ビットコイン(BTC)についても、数量を増やしながら評価額は目減りしています。

数量を増やしながら評価額が減るという構図は、7月30日に決算を公表した最大の法人保有者とも共通します。価格が下がった局面で買い増しを続ける主体が複数存在するという事実は、需給を考えるうえで押さえておきたい点です。

ZUU Web3 竹原
採掘側は手放し、保有側は買い増している。同じ相場でも、立場によって行動が正反対になるのが興味深いところですね。

出典:CoinDesk(Tetherの第2四半期の資産状況)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
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