2026年4月25日のリップル(XRP)は3か月続く狭いレンジ推移のなかで、本日も1.43ドル前後での膠着が続いています。一方でスポットXRP ETF市場では4月の純流入が2026年で2番目の規模に到達し、価格の静かさとは対照的に機関投資家の買い意欲が高まっている点が最大の注目ポイントです。
リップル(XRP) 相場解説(2026年4月25日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)を読み解くキーワードは「価格の静寂と機関フローの加速の二極化」です。価格は3月以降、$1.30〜$1.60の狭いレンジに張り付いた状態が続いていますが、ETF経由の資金流入は静かに積み上がっています。
crypto.newsによれば、米国上場のスポットXRP ETFは4月だけで7,131万ドルの純流入を記録しており、2026年で最も強い月間パフォーマンスとなる勢いです。さらに、4月9日以降一度も流出日を記録していないという連続流入記録も続いています。
注目したいのは、流入が一部の有力ETFに集中している点です。BitwiseとFranklin Templetonの2銘柄が4月の流入のほぼ全額を吸収しているとされ、運用残高ではBitwiseがCanary Capitalを抜いて最大手になる目前まで来ています。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



このような相場の見方ができるのではないでしょうか。
本日のリップル(XRP)を考えるうえで重要なのは、価格と機関投資家フローのギャップが広がっている点です。
後段では、価格動向のセクションで$1.40付近の膠着とダブルボトム形成の可能性を整理し、オンチェーンデータのセクションでは記録的なETF連続流入の実態を確認していきます。マクロ環境のセクションではビットコイン(BTC)ドミナンス60%という”BTC優勢相場”がXRPの相対的な弱さを生み出している構造を取り上げます。
そしてファンダメンタルズのセクションでは、Goldman Sachsの大型ETF保有開示、CLARITY法案を巡る期待、Ripple側からの一連の発信、HSBC・BNYの動きなど、本日のXRP固有材料を整理していきます。
こうしたフローと価格のズレは、いずれかが先行する形で解消されるケースが多いとされます。XRPの場合、フローが価格をリードするか、価格がフローを否定するか、その分岐点に近づきつつあるという見方もできるかもしれません。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
4月24日後半(UTC)のチャートデータでは、リップル(XRP)は1.43ドル前後で推移していました。前日比では約0.9〜1.2%の上昇で、過去7日間では約4.1%の上昇となっています。
同時間帯のチャートデータでは、24時間取引高は約28億〜32億ドル、時価総額は約876〜881億ドルとなっていました。2025年7月の最高値$3.65と比較すると、現在は約61%安い水準にあります。
テクニカル面では、$1.2577を底として始まったダブルボトムの形成が指摘されており、ネックラインは$1.6015とされています。$1.30が重要な下値サポート、$1.50が直近の上値抵抗として意識されています。RSIは55〜57前後で中立圏、ボリンジャーバンドの収縮傾向は近い将来の値動き拡大を示唆しているとみられます。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
米国上場のスポットXRP ETFは、4月9日以降一度も流出日を記録しておらず、4月単月では7,131万ドルの純流入に達したとcrypto.newsが報じています。これにより3月の3,116万ドルの流出を完全に解消し、累計純流入額は約12.8億ドルに到達しています。
4月17日週は単週で5,539万ドルの流入を記録し、2026年最大の週次流入額となりました。同記事によれば、米上場全体のクリプトETF流入のうち、規模感に対してXRPが過去にない大きなシェアを占めているとされます。
主要指標は以下の通りです。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 4月単月XRP ETF純流入 | +7,131万ドル | 3月(-3,116万ドル)から反転 |
| 累計XRP ETF純流入 | 約12.8億ドル | 運用資産は約10.9億ドル |
| 連続無流出日数 | 4月9日以降継続 | 2週間以上連続 |
| Bitwise XRP ETF累計流入 | 約4.19億ドル | Canary Capital(4.21億ドル)に肉薄 |



出典:crypto.news
リップル(XRP)とマクロ環境との連動
リップル(XRP)もビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)と同様、ドル指数(DXY)の反発と地政学リスクを背景にしたリスクオフ環境の影響を受けています。CoinDeskによれば、DXYは4月17日の97.63から98.75付近まで反発しており、リスク資産全般の重しとなっています。
特にXRPの場合、Bitcoin dominance(BTCの市場シェア)が約60%まで上昇している点が逆風となっています。これは資金がアルトコインからBTCへ回帰する典型的な「リスクオフ・ローテーション」の構図を示しており、XRPを含むアルトコイン全般の相対的な弱さに直結しています。
来週4月29〜30日のFOMCが直近の最大の節目となります。利下げ期待の方向感が出れば、ETF経由で蓄積されてきた機関フローが価格に反映される起点となる可能性もあるとみられます。



出典:CoinDesk
リップル(XRP)のファンダメンタルズ
本日のリップル(XRP)を巡る最大のファンダメンタルズ材料は、機関投資家の動向です。Bitget Newsによれば、Goldman Sachsが2025年第4四半期の13F報告書を通じて、スポットXRP ETFに約1.538億ドル相当のポジションを保有していたことが確認されています。Bitwise、Franklin Templeton、Grayscale、21Sharesの4社のETFに分散投資しており、戦略的な長期配分の姿勢が示唆されます。
規制面では、米連邦議会で審議中の「CLARITY法案」がXRPにとって追い風になり得る論点です。crypto.newsによれば、機関投資家の約65%が「規制の明確化」を本格的な資金投入の条件として挙げているとされ、5月21日までに法案が上院銀行委員会を通過すれば、累計ETF流入額が現行水準から倍増する可能性も指摘されています。
Ripple社サイドからの発信も多い1日でした。元CTOのDavid Schwartz氏は4月24日、XRPと中央銀行を巡る「秘密のプラン」に関する陰謀論を改めて否定したとYahoo Financeが報じています。同氏は守秘義務契約(NDA)の存在は隠れた大型材料を意味しないと述べ、過度な期待を戒めました。
一方、HSBCおよびBNY Mellonがリップル(XRP)を取扱対象に追加したという報道も流れており、伝統的な金融機関による段階的な取り込みが進んでいる可能性も示唆されます。



出典:Bitget News
当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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