MENU
価格・相場

リップル(XRP)の週間相場|-7.1%、値幅14.8%で3銘柄最大(2026年10月5日〜11日)

リップル(XRP)は1.40ドル近辺で週明けを迎えました。先週は週の中で約14.8%の値幅があり、3銘柄で最も激しく動いています。9日未明の1時間だけで約4.1%下げ、その直後から戻すという展開でした。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年10月12日 更新)

リップル(XRP)の注目ポイント

リップル(XRP)は1.40ドル近辺での推移となっています。先週の安値である1.3261ドルからは約5.9%戻しており、戻り幅は3銘柄で最も大きくなりました。ただし週初の高値1.5228ドルからは、まだ約7.8%下の水準です。

先週の週間騰落率は約7.1%の下落で、イーサリアム(ETH)の約7.4%とほぼ同じでした。しかし週の中の値幅は約14.8%と、3銘柄で最大です。同じ下落率でも、途中の揺れ方がまったく違います。

差がはっきり出たのは10月9日の未明でした。日本時間の午前1時台の1時間でリップル(XRP)は約4.1%下げ、ビットコイン(BTC)の約2.0%の2倍動いています。そして1時間後には約2.6%戻しています。下げの深さも、その直後の戻しの速さも、3銘柄で最大でした。

この週にリップル(XRP)だけの材料は出ていません。下げた日はビットコイン(BTC)もイーサリアム(ETH)も同じ日に下げており、外の環境が売らせた週でした。値幅の大きさは、材料の有無ではなく需給の厚みの差から来ています。

今週の焦点は10月14日に発表される米国9月の消費者物価指数です。上値として意識されるのは1.43ドル、次に週初高値の1.5228ドルです。下値は1.3872ドル、次に先週の安値である1.3261ドルになります。

ZUU Web3 竹原
下落率はイーサリアムとほぼ同じ。でも途中の揺れ方は別物でした。

リップル(XRP)の先週1週間の値動き

先週は、3銘柄のなかで最も値幅の大きい週でした。10月5日の午前に1.5228ドルまで上昇したあと水準を切り下げ、9日の未明には1.3261ドルまで下げています。10月4日の1.5010ドル近辺から11日の1.3946ドル近辺まで、週間の騰落率は約7.1%の下落でした。

週間の値幅は、安値1.3261ドルから高値1.5228ドルまでの約14.8%です。ビットコイン(BTC)の約7.4%と比べると、ちょうど2倍の振れ幅になります。

日付 終値 前日比 主な材料
10月5日(月) 約$1.5150 約+0.9% 前週末の流れを引き継ぎ週間高値をつける
10月6日(火) 約$1.5144 ほぼ横ばい 1.51ドル台で動かず
10月7日(水) 約$1.4336 約-5.3% 米国の現物ETFから資金流出、利回りと原油の上昇
10月8日(木) 約$1.3983 約-2.5% 資金流出が続き1.40ドルを割る
10月9日(金) 約$1.3788 約-1.4% 未明に1.3261ドルまで下げたあと戻す
10月10日(土) 約$1.4041 約+1.8% 1.40ドル台を回復
10月11日(日) 約$1.3946 約-0.7% 1.39ドル台で週を終える

最も激しく動いたのは10月9日の未明です。日本時間の午前1時台の1時間だけで約4.1%下げ、2時間後に週間安値の1.3261ドルに達しました。この1時間の下げ幅は3銘柄で最大です。

ただし、直後の戻しも3銘柄で最も速いものでした。安値をつけた1時間後には約2.6%戻し、翌10日には1.40ドル台を回復しています。もっとも、週末までに取り戻せたのは下げ幅の約39%で、ビットコイン(BTC)の約51%には届きませんでした。初速は速くても、戻し切ってはいません。

この週の下落に、リップル(XRP)に固有の材料はありません。10月7日の下げも9日未明の急落も、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に同時に起きています。Cryptobriefingは、CoinGlassのデータとして10月8日の清算額が市場全体で10億ドルを超え、その大半が買い持ちだったと報じています。

出典:Cryptobriefing(清算額)

ZUU Web3 竹原
この銘柄だけが売られた週ではありません。3銘柄が同じ日に下げています。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
最も深く下げ、最も速く戻し、それでも戻し切れなかった週です。

先週のリップル(XRP)を、下落の週と見るか、振れ幅の週と見るかで評価が変わります。

週間騰落率は約7.1%の下落で、イーサリアム(ETH)の約7.4%とほぼ同じです。しかし週の中の値幅は約14.8%で、こちらは3銘柄で最大でした。同じ下落率でも、途中の揺れ方が違います。

この差はどこから来るのか。9日未明の1時間に、答えがあります。この1時間でリップル(XRP)は約4.1%下げ、ビットコイン(BTC)の約2.0%の2倍動きました。そして1時間後には約2.6%戻しています。下げの深さも直後の戻しの速さも、ほかの2銘柄を上回りました。

これは、この銘柄の需給がレバレッジに左右されやすいことを示しています。実需の売買が厚ければ、1時間で4%動いて1時間で2.6%戻るという動き方にはなりません。

投資家の立場で言えば、注意すべきは下落率ではなく値幅のほうです。週間で7%の下落なら耐えられても、1時間で4%動く場面で持ち続けられるかは別の問題になります。とくにレバレッジをかけている場合、週間騰落率を見て判断すると実態を読み違えます。

価格動向のセクションでは、先週つくった水準を整理します。

マクロ環境のセクションでは、3銘柄に共通の材料がなぜこの銘柄だけ2倍に増幅されるのかを見ます。

この先の予定のセクションでは、今週の米国の物価統計を確認します。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

2026年10月12日午後1時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は1.4047ドル近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね222円前後の水準です(出典:CoinGecko・2026年10月12日時点)。

先週の値幅は、安値の1.3261ドルから高値の1.5228ドルまで、約14.8%でした。3銘柄で最も大きく、ビットコイン(BTC)の約7.4%のちょうど2倍にあたります。

終値ベースでは、安値は10月9日の1.3788ドル、高値は10月5日の1.5150ドルで、値幅は約9.9%です。ザラ場の14.8%との差が、9日未明の急落と急回復の大きさを表しています。

時価総額は約883億ドルで、史上最高値からの下落率は約62%です。前週は約58%だったため、1週間で4ポイント開きました。

指標 数値 備考
直近の水準(10月12日) 約$1.4047 約222円前後で推移
前日比 約+0.7% 10月11日の約$1.3946から上昇
週間騰落率(10月5日〜11日) 約-7.1% イーサリアム(ETH)とほぼ同水準
週間高値(終値ベース) 約$1.5150 10月5日に記録
週間安値(終値ベース) 約$1.3788 10月9日に記録
週間安値(ザラ場) 約$1.3261 10月9日午前3時ごろに記録
週間の値幅 約14.8% 3銘柄で最大
24時間の値幅 $1.3872〜$1.4300 約3.1%
上値抵抗 $1.43、次に$1.5228 後者は10月5日の週間高値
下値サポート $1.3872、次に$1.3261 後者は先週の安値
時価総額 約$883億 暗号資産で第4位
流通供給量 約628億8,000万XRP 発行上限は1,000億XRP
完全希薄化後の時価総額 約$1,405億 1,000億XRPすべてが流通した場合
史上最高値 $3.65 2025年7月17日に記録
史上最高値からの下落率 約-62% 前週の約-58%から悪化

水準としては、1.3261ドルが先週つくった下値のめどです。また1.40ドルは、8日に割り込んだあと10日に回復しており、この週に2度試された価格帯になります。上値では、週初の1.5228ドルが戻りのめどです。

当面の判断材料は1.43ドルです。この24時間の高値であり、ここを終値で超えられるかどうかが、戻りが続くかの目安になります。

ZUU Web3 竹原
1.40ドルを1週間で2度またぎました。意識されやすい水準です。

リップル(XRP)とマクロ環境との連動

先週の材料は3銘柄に共通でした。原油の高止まりと米国の金利です。ZUU onlineの「日々是相場[夕刊]」は、10月9日の市況について「原油も高止まりとなった」と伝え、同じ日の債券市場については「債券の買い戻しなどで利回りが低下した」と記しています。

ここで考えたいのは、同じ材料を受けてなぜリップル(XRP)だけ振れ幅が2倍になるのか、です。

振れ幅を数字で並べると、きれいにそろいます。週の中の値幅はビットコイン(BTC)の7.4%に対して14.8%でちょうど2.0倍、9日未明の1時間の下げは2.0%に対して4.1%で約2.1倍でした。長さの違う2つの時間軸で、倍率がほぼ同じです。

材料ごとに反応が違うのであれば、倍率は場面によってばらつきます。そろっているということは、同じ材料を一定の倍率で増幅しているだけだと考えられます。

一方で、週間騰落率の比は約2.7倍と、振れ幅の倍率より大きくなりました。約2.6%の下落に対して約7.1%の下落です。振れ幅が2倍なのに結果の差がそれ以上に開いたのは、下げ幅をどれだけ取り戻せたかに差があったためです。ビットコイン(BTC)が下げ幅の約51%を戻したのに対し、リップル(XRP)は約39%にとどまりました。

増幅されるのは下げ幅だけで、戻る力まで2倍になるわけではない、ということです。

つまりリップル(XRP)は、マクロ材料に対して独自の反応をしているのではなく、ビットコイン(BTC)の動きを約2倍に引き伸ばして動いていたことになります。増幅の正体は需給の薄さです。実需の売買が厚ければ、1時間で4%動いて1時間で2.6%戻すという形にはなりません。

この見方に立つと、今週の読み方も決まります。10月14日の物価統計がビットコイン(BTC)を動かせば、リップル(XRP)はその約2倍動く可能性が高い、ということです。方向を当てる材料は共通で、幅だけが違います。

出典:ZUU online『日々是相場[夕刊]―― 2026年10月9日(金)』

ZUU Web3 竹原
独自に動いているのではなく、同じ材料を2倍に引き伸ばしているだけです。

リップル(XRP)のこの先の予定

今週は米国の物価統計が集中します。先週の下げが原油高と利回りを通じた動きだったことを踏まえると、物価の数字は直接の材料になります。

日付 内容 見るポイント
10月14日(水) 米国 9月の消費者物価指数 原油高が物価に出ているかどうか
10月15日(木) 米国 9月の生産者物価指数・小売売上高 企業段階の物価と個人消費の動き
今週中 米連邦準備制度理事会 地区連銀経済報告 地域ごとの景気と物価の見方

リップル(XRP)は3銘柄のなかで最も値幅が出やすい銘柄です。物価統計のように市場全体に効く材料では、上下どちらの方向でも動きが大きくなりやすくなります。

水準としては、先週の安値である1.3261ドルを下回るかどうかが目安になります。下回った場合は、9日の下げが持ち高の整理にとどまらなかったことになります。

ZUU Web3 竹原
値幅が大きいということは、どちらに動いても大きいということです。

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

▶ 詳しいプロフィールはこちら

ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

ビットコイン・イーサリアム・XRPをはじめとする主要銘柄の相場レポートを毎日更新。価格動向・オンチェーンデータ・マクロ環境・ファンダメンタルズを多角的に分析してお届け。読者が「自分で判断できる力」を養えることを第一に、中立・正確な情報発信。

法人概要

会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
住所 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階


株式会社ZUU グループ会社一覧
ZUU Singapore
株式会社ZUUM-A
株式会社COOL
 <加入団体>
 第二種金融商品取引業協会
 日本投資顧問業協会
 <登録番号>
 第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 2229 号
株式会社COOL SERVICE
 <加入団体>
 日本貸金業協会 会員 第005946号
 <登録番号>
 東京都知事(3)第31603号
株式会社Unicorn(第一種少額電子募集取扱業者)
 <加入団体>
 日本証券業協会
 <登録番号>
 第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
株式会社ZUU Wealth Management
(※2023年1月31日に株式会社AWZから商号変更)
 <登録番号>
 金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第923号
ZUU Funders株式会社
株式会社ZUU IFA
株式会社経済界
株式会社NET MONEY