イーサリアム(ETH)は$2,686近辺で横ばいとなり、週末を迎えました。大型の更新は試験網での実施が10月6日に確定しており、ブロックあたりの処理量を2億まで引き上げる準備が進んでいます。
イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年9月27日)
イーサリアム(ETH)の注目ポイント
本日のイーサリアム(ETH)は、$2,686近辺で推移しています。前日の$2,690近辺からほぼ横ばいの水準です。
24時間の値幅は$2,669.73から$2,697.72でした。約1%の狭い範囲にとどまっています。
7日間では約1.5%の上昇です。市場全体の約4.3%を下回っており、今週は見劣りしました。
技術面では、日程が確定しました。大型の更新は10月6日に試験網で実施される予定です。
この更新では、ブロックあたりの処理量を2億まで引き上げる準備が含まれます。現在の約6,000万からは3倍以上の拡大です。
ネットワークの手数料は約58万2,337ドル、プロトコル収益は約23万1,871ドルでした。利用は高い水準を保っています。
ZUU Web3 竹原イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解



開発の計画には、処理能力の向上だけでなく量子計算機への対応も含まれています。この順序をどう読めばよいでしょうか。
処理能力は目の前の課題、量子計算機への備えは2029年までの目標です。時間軸の異なる二つが並行して進んでいます。短期の材料になるのは前者ですが、基盤としての持続性を左右するのは後者です。
価格動向のセクションでは、狭い値幅と、上下の目安を整理します。
ファンダメンタルズのセクションでは、10月6日の試験網と、開発の計画を取り上げます。
オンチェーンデータのセクションでは、手数料の水準と、供給の構造に触れます。
技術の進展は、価格にすぐ表れるものではありません。日程ごとに確認しながら、長い目で追っていく価値があります。
イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況
2026年9月27日午後2時ごろ(JST)時点で、イーサリアム(ETH)は$2,686.89で取引されていました。日本円に換算すると、おおむне43万円前後の水準です。
24時間の高値は$2,697.72、安値は$2,669.73でした。値幅は約1%です。
時価総額は約3,280億ドルです。史上最高値の$4,946.05からの下落率は約46%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月27日) | $2,686.89 | 約43万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $2,690近辺からほぼ横ばい | 週末で参加者は限られる |
| 24時間高値 | $2,697.72 | $2,700には届かず |
| 24時間安値 | $2,669.73 | 値幅は約1% |
| 7日間変動率 | 約+1.5% | 市場全体の約+4.3%を下回る |
| 上値抵抗 | $2,700、次に$2,800 | 後者は1年続いた下降線の上限 |
| 下値サポート | $2,670、次に$2,540 | 前者は24時間安値 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$2,232.1 | 中期の基調を測る水準 |
| ETH/BTC比率 | 約0.0320 BTC | 前日から横ばい |
| 24時間ネットワーク手数料 | 約58万2,337ドル | 利用は高い水準を維持 |
| 24時間プロトコル収益 | 約23万1,871ドル | 手数料の約4割 |
| 市場全体に占める比率 | 約11.0% | 24時間で0.36ポイント変動 |
| 時価総額 | 約$3,280億 | 前日の約$3,284億からほぼ横ばい |
| 流通供給量 | 122,081,755ETH | 発行上限の定めはなし |
| 史上最高値からの下落率 | 約-46% | 8月18日の約-61%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $4,946.05 | 2025年8月24日に記録 |
$2,800は、2025年8月の高値以降すべての戻りを抑えてきた線の上限にあたります。9月23日に$2,805まで届いたものの、定着には至っていません。
週間ではビットコイン(BTC)の約4%に対し約1.5%にとどまりました。9月中旬までの優位が、今週は薄れています。



イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ
大型の更新について、日程が確定しました。試験網での実施は10月6日で、開発者向けの配布は9月下旬に予定されています。
更新には三つの要素が含まれます。ブロックを提案する役割と組み立てる役割を分離する仕組み、事前に参照先を宣言する仕組み、そして処理量を大幅に引き上げる準備です。
処理量は、ブロックあたり2億までの拡大が目標とされています。現在の約6,000万からは3倍以上です。
この更新は、これまでの改良の延長にあります。手数料の予測をしやすくし、取引の順序をめぐる不正の余地を減らしながら、分散の度合いを保つことが狙いです。
より長期の課題にも取り組んでいます。財団は量子計算機に耐える暗号方式への移行を進めており、基盤側の全面的な対応を2029年末までに完了させる目標です。
その先には、次の更新も控えます。検閲への耐性を高める仕組みや、柔軟な取引の形式が検討されています。処理能力と持続性の両方を、並行して進める計画です。



イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ
ネットワークの利用は高い水準を保っています。直近24時間の手数料は約58万2,337ドル、プロトコル収益は約23万1,871ドルでした。
8月上旬の手数料は1日あたり4万ドル前後でした。そこからは14倍を超える水準にあります。
手数料の一部は消却される設計です。利用が活発なほど供給は絞られ、価格の下落局面では相対的な支えとして働きます。
供給の面でも締まりが続きます。取引所の在庫は約1,460万ETHと2016年以来の低水準にあります。
ステーキングには約4,300万ETHが預けられており、流通供給の約35%にあたります。合わせると、半分近くが市場に出にくい状態です。
大口の動きは分かれています。利益を確定する動きと買い集める動きが同時に確認されており、方向は一つに定まっていません。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 24時間ネットワーク手数料 | 約58万2,337ドル | 8月上旬の14倍を超える水準 |
| 24時間プロトコル収益 | 約23万1,871ドル | 手数料の約4割 |
| 参考:8月上旬の手数料 | 4万ドル前後 | 利用が大きく拡大 |
| 取引所の保有量 | 約1,460万ETH | 2016年以来の低水準 |
| ステーキング済みのETH | 約4,300万ETH | 流通供給の約35% |
| 大口の動き | 利益確定と買い集めが混在 | 方向は定まらず |
| 流通供給量 | 122,081,755ETH | 消却設計でわずかに減少方向 |



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
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