イーサリアム(ETH)は$2,690近辺で横ばいとなり、週末を迎えました。売買では売り注文を出した利用者が買いを上回っており、原油価格も1バレル95ドル台へ再び上昇しています。
イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年9月26日)
イーサリアム(ETH)の注目ポイント
本日のイーサリアム(ETH)は、$2,690近辺で推移しています。前日の$2,693近辺からほぼ横ばいの水準です。
24時間の値幅は$2,630.32から$2,700.01でした。$2,700の手前で上値が重くなっています。
売買の内訳には変化が出ました。売り注文を出した利用者が33,187人、買い注文を出した利用者が26,933人です。
買いが優勢だった局面から、売りが上回る状態へ転じています。上昇の後で利益を確定する動きが出たとみられます。
原油価格も再び上昇しました。1バレル95ドル台まで約3.5%上げており、物価への圧力が戻りつつあります。
2日後の9月28日には、年内に予定される大型の更新が公開の試験網で有効化される見通しです。
ZUU Web3 竹原イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解



ここ数日は買い注文を出した利用者が多い状態が続いていましたが、それが逆転したことをどう受け止めればよいでしょうか。
9月の上昇で、含み益を抱える保有者が増えました。$2,700という節目の手前で上値が重くなるなか、利益を確定する動きが出たとみるのが自然です。ただし人数と金額は別のもので、1日の数字で流れが変わったとは限りません。
価格動向のセクションでは、重くなった上値と、下値の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、売買の内訳と、供給の構造を取り上げます。
地政学・国際情勢のセクションでは、原油の再上昇と、物価への経路に触れます。
週末は参加者が減り、値動きが実態を映しにくくなります。判断は週明けの動きを見てからでも遅くありません。
イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況
2026年9月26日午後2時ごろ(JST)時点で、イーサリアム(ETH)は$2,690.33で取引されていました。日本円に換算すると、おおむね43万円前後の水準です。
24時間の高値は$2,700.01、安値は$2,630.32でした。値幅は約2.6%です。
時価総額は約3,284億ドルです。史上最高値の$4,946.05からの下落率は約46%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月26日) | $2,690.33 | 約43万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $2,693近辺からほぼ横ばい | 週末で参加者は限られる |
| 24時間高値 | $2,700.01 | $2,700の手前で重い |
| 24時間安値 | $2,630.32 | 値幅は約2.6% |
| 上値抵抗 | $2,700、次に$2,800 | 後者を越えれば視界が開ける |
| 下値サポート | $2,630、次に$2,534 | 前者は24時間安値 |
| 50日指数平滑移動平均 | 約$2,354.5 | 100日線を$143.9上回る |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$2,232.1 | 中期の基調を測る水準 |
| ETH/BTC比率 | 約0.0320 BTC | 前日の約0.0318から上昇 |
| 買い注文を出した利用者数 | 26,933人 | 売り注文は33,187人 |
| 参考:ビットコイン(BTC) | $83,974近辺 | 同時点の水準 |
| 時価総額 | 約$3,284億 | 前日の約$3,288億からほぼ横ばい |
| 流通供給量 | 122,078,905ETH | 発行上限の定めはなし |
| 史上最高値からの下落率 | 約-46% | 8月18日の約-61%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $4,946.05 | 2025年8月24日に記録 |
$2,700の手前で上値が重くなっています。9月23日に$2,805まで上昇した後、この水準を越えられない状態が続いています。
ETH/BTC比率は約0.0320まで上昇しました。ビットコイン(BTC)が下げるなかで横ばいを保ったため、相対的には持ちこたえています。



イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ
売買の内訳が逆転しました。24時間で売り注文を出した利用者が33,187人、買い注文を出した利用者が26,933人です。
ここ数日は買いが優勢でした。9月の上昇で含み益を抱える保有者が増えたことが、利益確定の動きにつながったとみられます。
ただし、人数と金額は別のものです。少額の売りが数多く出ても、規模の大きい買いがあれば相殺されます。1日の数字で流れが変わったとは限りません。
供給の面では、締まりが続いています。取引所の在庫は約1,460万ETHと2016年以来の低水準にあります。
ステーキングには約4,300万ETHが預けられており、流通供給の約35%にあたります。合わせると、半分近くが市場に出にくい状態です。
流通供給量は122,078,905ETHです。手数料の一部が消却される設計のため、利用が活発な時期には減少に転じます。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 売り注文を出した利用者数 | 33,187人 | 買い注文は26,933人 |
| 売買の内訳 | 売りが優勢へ転換 | 数日続いた買い優勢から変化 |
| 取引所の保有量 | 約1,460万ETH | 2016年以来の低水準 |
| ステーキング済みのETH | 約4,300万ETH | 流通供給の約35% |
| 市場に出にくい分の合計 | 流通供給の半分近く | 値動きを大きくする要因 |
| 流通供給量 | 122,078,905ETH | 消却設計でわずかに減少方向 |
| 時価総額 | 約$3,284億 | 暗号資産で第2位 |



イーサリアム(ETH)と地政学・国際情勢
原油価格が再び上昇しました。1バレル95ドル台まで約3.5%上げており、物価への圧力が戻りつつあります。
9月23日には一時下落する場面もありました。その後は反転し、9月上旬の100ドル超という水準に近づいています。
背景には中東情勢があります。米国とイランの軍事衝突が9月に入って再燃し、ホルムズ海峡付近での輸送に影響が続いています。
原油の上昇は、輸送費を通じて幅広い品目の価格に反映されます。金融政策では下げられない種類の物価上昇です。
この銘柄にとって、物価の高止まりは金利を通じて響きます。ステーキングによる年2%台の利回りが、安全資産の利回りと直接比較されるためです。
次の会合は10月27日から28日です。9月16日の会合では年内にもう一度の利上げが示唆されており、原油の動きはその判断に影響します。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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