ビットコイン(BTC)は一時$87,200まで上昇した後、$83,500まで下落しました。米国の景況指数が想定を上回り、金利の高止まりが意識された結果で、現在は$84,300近辺まで戻しています。
ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年9月24日)
ビットコイン(BTC)の注目ポイント
本日のビットコイン(BTC)は、$84,295近辺で推移しています。前日の$86,644近辺から約2.7%の下落となりました。
9月23日には一時$87,200まで上昇しました。その後、米国の景況指数の発表を受けて$83,500まで下げています。
値幅は約4.2%に達しました。上下に大きく振れた一日です。
指数は想定を上回る内容でした。景気の強さが確認されたことで、金利が高止まりするとの見方が強まっています。
原油も反転しました。前日まで下落していた価格が、1バレル92ドル台まで約2.5%上昇しています。
それでも7日間では約12%高です。9月17日の$75,164からは、大きく水準を切り上げています。
ZUU Web3 竹原ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解



原油の下落を物価への圧力が和らぐ材料として扱った翌日に、価格が反転したことをどう受け止めればよいでしょうか。
原油は中東情勢によって短期間で向きを変えます。前日の記事でもその可能性に触れましたが、実際に1日で反転しました。単独の材料に頼った見通しは、こうして崩れます。
価格動向のセクションでは、振れた値幅と、上下の目安を整理します。
マクロ環境との連動のセクションでは、景況指数の内容と、金利の見通しを取り上げます。
地政学・国際情勢のセクションでは、原油の反転と、その背景に触れます。
一つの材料で方向を決めず、複数の要因を並べて確認する。値動きの速い局面ほど、この姿勢が役に立ちます。
ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況
2026年9月24日午後2時ごろ(JST)時点で、ビットコイン(BTC)は$84,294.87で取引されていました。日本円に換算すると、おおむね1,340万円前後の水準です。
9月23日には$87,200まで上昇した後、$83,500まで下落しました。値幅は約4.2%です。
時価総額は約1兆6,930億ドルです。史上最高値の$126,080からの下落率は約33%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月24日) | $84,294.87 | 約1,340万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $86,644近辺から約2.7%安 | 上昇後に大きく反落 |
| 9月23日の高値 | $87,200 | 指数の発表前に到達 |
| 9月23日の安値 | $83,500 | 値幅は約4.2% |
| 7日間変動率 | 約+12% | 9月17日は$75,164 |
| 上値抵抗 | $87,200、次に$90,000 | 前者は前日の高値 |
| 下値サポート | $83,500、次に$82,000 | 後者は上抜けた壁 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$73,352 | 現在値は約15%上回る |
| 市場全体に占める比率 | 約61% | 資金の集中が続く |
| 24時間出来高 | 約472億ドル | 7日間の平均は約564億ドル |
| 買い注文を出した利用者数 | 124,446人 | 売り注文は101,528人 |
| 時価総額 | 約$1.693兆 | 前日の約$1.741兆から減少 |
| 流通供給量 | 20,088,421BTC | 上限2,100万BTCの約96% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-33% | 8月18日の約-49%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $126,080 | 2025年10月に記録 |
下値では前日の安値$83,500が最初の目安です。その先には、9月22日に上抜けた$82,000が控えます。
200日指数平滑移動平均の$73,352までは約15%の余裕があります。中期の基調としては、上向きが保たれた状態です。



ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動
9月23日に発表された米国の景況指数が、直接のきっかけです。企業活動の強さを示す内容で、市場の想定を上回りました。
景気が強ければ、物価を抑えるために金利を上げる余地が生まれます。この銘柄にとっては、利息を生まない資産として不利に働く材料です。
反応は速いものでした。$87,200から$83,500まで下げ、暗号資産以外の資産も売られています。
株式市場も下落しました。ナスダック総合株価指数は約1.1%安、S&P500種株価指数は約0.7%安です。金も約1.3%下げました。
市場の警戒感を示す指標は15.04まで上昇し、前日から約5.9%増えています。
次の会合は10月27日から28日です。9月16日の会合では年内にもう一度の利上げが示唆されており、今回の指数はその見方を支える内容といえます。



ビットコイン(BTC)と地政学・国際情勢
原油価格が反転しました。前日まで下落していた価格が、1バレル92ドル台まで約2.5%上昇しています。
前日の記事では、原油の下落を物価への圧力が和らぐ材料として扱いました。ただし中東情勢によって短期間で反転しうる点も併記しており、実際に1日で向きが変わったことになります。
9月上旬には1バレル100ドルを超えていました。そこからの下落は一時的なもので、高い水準は保たれたままです。
米国とイランの軍事衝突は、9月に入って再燃しました。ホルムズ海峡付近での輸送に影響が続いており、供給への懸念は解消されていません。
原油の上昇は、輸送費を通じて幅広い品目の価格に反映されます。金融政策では下げられない種類の物価上昇であり、引き締めが長引く要因として残ります。
10月の会合までには、9月の雇用統計と物価指標が発表されます。原油の動きがどこまで反映されるかが、金利の見通しを左右します。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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