イーサリアム(ETH)は一時$2,770台まで上昇し、24時間で約5%高となりました。9月17日に厚い壁として指摘した$2,700から$2,800の帯に入っており、現在は$2,750台で上昇が一服しています。
イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年9月22日)
イーサリアム(ETH)の注目ポイント
本日のイーサリアム(ETH)は、$2,755近辺で推移しています。前日の$2,670近辺から約3%の上昇となりました。
24時間では約5%高です。ビットコイン(BTC)が$82,000の壁を上抜けたのと同じ局面で、この銘柄も水準を大きく切り上げました。
上昇の途中で、重要な帯に入っています。$2,700から$2,800は、過去に約1,000万ETH分の取引が積み上がった水準です。
この価格帯で買った層が多いため、戻れば損失を避ける売りが出やすくなります。一時$2,770台まで上昇した後、$2,750台で一服しているのはその表れとみられます。
出来高は大きく増えました。24時間で前日の約2倍に膨らんでおり、値動きに売買が伴っています。
技術面の日程も近づいています。9月28日には、年内に予定される大型の更新が公開の試験網で有効化される見通しです。
ZUU Web3 竹原イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解



約1,000万ETH分の取引が積み上がった帯に入ったことは、ここからの値動きにどう影響するのでしょうか。
この帯では、取得価格に戻った層から売りが出やすくなります。上昇の勢いが強くても、売りを吸収しながら進む必要があるため、一気に抜けるのは簡単ではありません。一服はその過程で自然に起きるものです。
価格動向のセクションでは、入った帯と、上下の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、出来高の急増と、供給の構造を取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、6日後に迫った試験網の日程に触れます。
この帯を時間をかけて消化できれば、その後の上値は軽くなります。逆にはね返されれば、$2,550前後まで押し戻される可能性もあります。
イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況
2026年9月22日午後2時ごろ(JST)時点で、イーサリアム(ETH)は$2,755.77で取引されていました。日本円に換算すると、おおむね44万円前後の水準です。
一時$2,770台まで上昇した後、$2,750台で落ち着いています。24時間では約5%の上昇です。
時価総額は約3,364億ドルです。史上最高値の$4,946.05からの下落率は約44%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月22日) | $2,755.77 | 約44万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $2,670近辺から約3%高 | 24時間では約5%の上昇 |
| 上昇時の高値 | $2,770台 | その後は$2,750台で一服 |
| 入った供給帯 | $2,700〜$2,800 | 約1,000万ETH分の取引が集中 |
| 上値抵抗 | $2,800、次に$2,920 | 後者は週足の戻りの目安 |
| 下値サポート | $2,670、次に$2,550 | 後者は8月下旬から意識された水準 |
| $2,920までの距離 | 約6% | 週足の次の目標 |
| ETH/BTC比率 | 約0.0322 BTC | 前日の約0.0328から低下 |
| 参考:ビットコイン(BTC) | $85,464.58 | $82,000の壁を上抜け |
| 24時間出来高 | 約199億ドル | 前日から約2倍に増加 |
| 時価総額 | 約$3,364億 | 前日の約$3,259億から増加 |
| 流通供給量 | 122,067,646ETH | 発行上限の定めはなし |
| 史上最高値からの下落率 | 約-44% | 8月18日の約-61%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $4,946.05 | 2025年8月24日に記録 |
$2,700から$2,800の帯には、約1,000万ETH分の取引が積み上がっています。現在値はその中ほどにあり、売りを消化しながら進む局面です。
上抜ければ$2,920が視野に入り、現在値から約6%上の位置です。はね返された場合は、前日の水準である$2,670、その先に$2,550が目安となります。



イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ
売買が大きく膨らみました。24時間の出来高は約199億ドルで、前日から約2倍に増えています。
上昇局面で出来高が伴うのは、参加者が実際に戻ってきたことを示します。薄商いの中での上昇とは、性質が異なります。
市場全体では、強制決済も発生しました。24時間の清算額は7億5,000万ドルから7億7,000万ドル規模に達し、9月18日以降に積み上がっていた売り建てが整理されています。
供給の面では、締まりが続いています。取引所の在庫は約1,460万ETHと2016年以来の低水準にあり、ステーキングには約4,300万ETHが預けられています。
合わせると、流通供給の半分近くが市場に出にくい状態です。売却できる量が少ないなかで出来高が膨らめば、値動きは大きくなりやすくなります。
一方、$2,700から$2,800の帯では売りが出やすくなります。供給の細りと、取得価格に戻った層の売りが、この帯でぶつかっている構図です。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 24時間出来高 | 約199億ドル | 前日から約2倍に増加 |
| 市場全体の清算額 | 7億5,000万〜7億7,000万ドル | 積み上がった売り建てが整理 |
| 取引所の保有量 | 約1,460万ETH | 2016年以来の低水準 |
| ステーキング済みのETH | 約4,300万ETH | 流通供給の約35% |
| 市場に出にくい分の合計 | 流通供給の半分近く | 値動きを大きくする要因 |
| $2,700〜$2,800の取引量 | 約1,000万ETH | 戻り売りが出やすい帯 |
| 流通供給量 | 122,067,646ETH | 発行上限の定めはなし |



イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ
6日後に、技術面の節目が控えています。9月28日には、年内に予定される大型の更新が公開の試験網で有効化される見通しです。
この試験網で問題なく動けば、本体への適用に向けた準備が進みます。本体への適用は第4四半期が想定されています。
更新の中身は、処理能力の向上です。ブロックを提案する役割と組み立てる役割を分離する仕組みと、事前に参照先を宣言する仕組みが含まれ、取引を並行して処理できるようになります。
ただし日程は動く可能性があります。試験網で不具合が見つかれば、本体への適用が後ろ倒しになることもありえます。
金融機関の参入も続いています。欧州の大手銀行が近く始める機関投資家向けの保管業務では、この銘柄とビットコイン(BTC)に加え、主要なステーブルコインも対象に含まれるとされています。
価格が厚い帯に入ったタイミングで、技術面の日程が重なります。試験網の結果は、この帯を抜けるための材料の一つになる可能性があります。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
ビットコイン・イーサリアム・XRPをはじめとする主要銘柄の相場レポートを毎日更新。価格動向・オンチェーンデータ・マクロ環境・ファンダメンタルズを多角的に分析してお届け。読者が「自分で判断できる力」を養えることを第一に、中立・正確な情報発信。
法人概要
会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」
| 社名 | 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
| 代表取締役 | 竹原 壮起 |
| 住所 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階 |
株式会社ZUU グループ会社一覧
ZUU Singapore
株式会社ZUUM-A
株式会社COOL
<加入団体>
第二種金融商品取引業協会
日本投資顧問業協会
<登録番号>
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 2229 号
株式会社COOL SERVICE
<加入団体>
日本貸金業協会 会員 第005946号
<登録番号>
東京都知事(3)第31603号
株式会社Unicorn(第一種少額電子募集取扱業者)
<加入団体>
日本証券業協会
<登録番号>
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
株式会社ZUU Wealth Management
(※2023年1月31日に株式会社AWZから商号変更)
<登録番号>
金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第923号
ZUU Funders株式会社
株式会社ZUU IFA
株式会社経済界
株式会社NET MONEY