イーサリアム(ETH)は$2,616近辺で推移し、$2,550の壁を上抜けた状態を保っています。次の目安は$2,920で、週足でこの水準を視野に入れるには$2,438を守り続けることが条件とされています。
イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年9月20日)
イーサリアム(ETH)の注目ポイント
本日のイーサリアム(ETH)は、$2,616近辺で推移しています。前日の$2,628近辺からほぼ横ばいの水準です。
$2,550の壁を上抜けた状態は保たれています。8月下旬から繰り返しはね返されてきた水準で、50週移動平均が位置する帯です。
24時間の値幅は$2,607から$2,616と狭い範囲にとどまりました。前日の約8.5%からは、大きく落ち着いています。
ビットコイン(BTC)も$81,354まで上昇しました。市場全体でリスクを取る動きが続いています。
次の目安は$2,920です。週足の戻りの水準にあたり、現在値から約12%上の位置にあります。
条件は$2,438を守り続けることです。この水準を週足の終値で割り込むと、上抜けの評価が変わります。
ZUU Web3 竹原イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解



2025年8月の高値以降、すべての戻りを抑えてきた線を上抜けたことは、どんな意味を持つのでしょうか。
約1年にわたって機能してきた抵抗です。8月中旬には週足で31%を超える上昇があり、この局面で初めて前の高値を更新する形も現れました。過去の戻りとは性質が異なります。
価格動向のセクションでは、上抜けた水準と、次の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、供給の構造と、資金の流れを取り上げます。
マクロ環境との連動のセクションでは、利上げ後の環境に触れます。
ただし、上抜けが定着するかは別の問題です。$2,438を守り続けられるかどうかで、この上昇の評価は変わってきます。
イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況
2026年9月20日午後2時ごろ(JST)時点で、イーサリアム(ETH)は$2,616.22で取引されていました。日本円に換算すると、おおむね42万円前後の水準です。
24時間の値幅は$2,607.22から$2,616.22でした。前日終値の$2,448からは、大きく水準を切り上げています。
時価総額は約3,193億ドルです。史上最高値の$4,946.05からの下落率は約47%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月20日) | $2,616.22 | 約42万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $2,628近辺からほぼ横ばい | $2,550の上を維持 |
| 24時間の値幅 | $2,607.22〜$2,616.22 | 前日の約8.5%から落ち着く |
| 上抜けた水準 | $2,542〜$2,550 | 50週移動平均が位置する帯 |
| 上値抵抗 | $2,700、次に$2,920 | 後者は週足の戻りの目安 |
| 下値サポート | $2,542、次に$2,438 | 後者を割ると上抜けの評価が変わる |
| $2,920までの距離 | 約12% | 週足の次の目標 |
| 52週レンジ | $1,507.60〜$4,752.44 | 現在値は下限寄りの位置 |
| ETH/BTC比率 | 約0.0322 BTC | 前日の約0.0328から低下 |
| 参考:ビットコイン(BTC) | 約$81,354 | $80,000を回復 |
| 時価総額 | 約$3,193億 | 前日の約$3,208億からほぼ横ばい |
| 流通供給量 | 約1億2,206万ETH | 発行上限の定めはなし |
| 史上最高値からの下落率 | 約-47% | 8月18日の約-61%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $4,946.05 | 2025年8月24日に記録 |
2025年8月の高値以降、すべての戻りを抑えてきた線を上抜けました。約1年にわたって機能してきた抵抗です。
次の目安は$2,920で、現在値から約12%上にあります。条件は$2,438を週足の終値で守り続けることです。



イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ
供給の面では、締まりが続いています。取引所の在庫は約1,460万ETHと2016年以来の低水準にあります。
ステーキングには約4,300万ETHが預けられており、流通供給の約35%にあたります。合わせると、流通供給の半分近くが市場に出にくい状態です。
この構造は、値動きを大きくする要因になります。前日には24時間で約8.5%の値幅が出ており、供給の細りが振れ幅を広げた形です。
資金の流れには、なお課題が残ります。上場商品からは9月15日以降、まとまった流出が続きました。
直近では大口が下げた場面で買い集めています。制度を通じた資金が抜ける一方、直接の買い手が入れ替わった構図です。
流通供給量は約1億2,206万ETHです。手数料の一部が消却される設計のため、利用が活発な時期には減少に転じます。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 取引所の保有量 | 約1,460万ETH | 2016年以来の低水準 |
| ステーキング済みのETH | 約4,300万ETH | 流通供給の約35% |
| 市場に出にくい分の合計 | 流通供給の半分近く | 値動きを大きくする要因 |
| 前日の24時間値幅 | 約8.5% | 供給の細りが振れ幅を拡大 |
| 上場商品の資金フロー | 9月15日以降は流出 | 否決を受けた動き |
| 大口の動き | 下げた場面で買い集め | 制度の資金とは逆方向 |
| 流通供給量 | 約1億2,206万ETH | 消却設計でわずかに減少方向 |



イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動
9月16日の会合で、政策金利が0.25%引き上げられました。誘導目標は3.75%から4.00%となり、2023年7月以来の利上げです。
前日の9月15日には、市場構造法案の採決が否決されました。二つの悪材料が連日で重なったことになります。
それでも価格は戻しました。結果が出るまでの不確かさが解消され、身動きが取れるようになったことが背景とみられます。
この銘柄にとって、金利の上昇は他の銘柄以上に響きます。ステーキングによる年2%台の利回りが、安全資産の利回りと直接比較されるためです。
見通しを示す図では、年内にもう一度の利上げが示唆されました。18人のうち16人が少なくとも1回、4人が2回を見込んでいます。
次の会合は12月です。それまでは材料の空白期間となり、需給が値動きを主導しやすくなります。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
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