ビットコイン(BTC)は$76,400近辺で推移し、利上げの通過後に小幅な戻りを見せています。軽油の価格が過去最高を記録し、物価への圧力が続くなかで、金とともに上値が重い展開です。
ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年9月18日)
ビットコイン(BTC)の注目ポイント
本日のビットコイン(BTC)は、$76,400近辺で推移しています。前日の$75,700近辺から約0.9%の上昇となりました。
24時間の値幅は$76,078から$76,749でした。約$670の狭い範囲にとどまり、利上げの通過後は落ち着いています。
物価への圧力は続いています。軽油の価格が過去最高を記録しており、輸送費を通じて幅広い品目に影響が及びやすい状況です。
7日間では約2.2%の下落です。法案の否決と利上げという二つの逆風を受けた週でした。
一方、30日間では約22%の上昇を維持しています。8月の急騰分は、なお大きく残っています。
52週のレンジは$57,833から$126,186です。現在値は中間よりやや下に位置しています。
ZUU Web3 竹原ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解



軽油の価格が過去最高を記録したことは、この銘柄にどう関わるのでしょうか。
軽油は物流の燃料です。価格が上がれば輸送費を通じて幅広い品目に転嫁され、物価全体を押し上げます。金融政策で下げられない種類の上昇であり、引き締めが長引く要因になります。
価格動向のセクションでは、落ち着いた値幅と、上下の目安を整理します。
地政学・国際情勢のセクションでは、燃料価格の背景と、物価への経路を取り上げます。
オンチェーンデータのセクションでは、資金の流れと、市場心理に触れます。
金利の材料は、金融政策の会合だけで決まるわけではありません。その手前にある物価の要因まで追っておくと、見通しの精度が上がります。
ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況
2026年9月18日午後2時ごろ(JST)時点で、ビットコイン(BTC)は$76,397近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむне1,220万円前後の水準です。
24時間の高値は$76,749、安値は$76,078でした。前日の終値$76,014からは、小幅に戻しています。
時価総額は約1兆5,340億ドルです。史上最高値の$126,080からの下落率は約39%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月18日) | $76,397 | 約1,220万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $75,700近辺から約0.9%高 | 利上げの通過後に小幅な戻り |
| 24時間高値 | $76,749 | $77,000には届かず |
| 24時間安値 | $76,078 | 値幅は約$670 |
| 7日間変動率 | 約-2.2% | 否決と利上げが重なった週 |
| 30日間変動率 | 約+22% | 8月の急騰分は維持 |
| 52週レンジ | $57,833〜$126,186 | 現在値は中間よりやや下 |
| 上値抵抗 | $77,000、次に$78,392 | 前者は直近の節目 |
| 下値サポート | $75,000、次に$73,381 | 後者は50日指数平滑移動平均 |
| 恐怖と強欲を測る指標 | 69(強欲) | 過去30日で上昇は17日 |
| 30日間の変動率 | 約6.49% | 比較的落ち着いた水準 |
| 時価総額 | 約$1.534兆 | 前日の約$1.52兆から増加 |
| 流通供給量 | 20,082,200BTC | 上限2,100万BTCの約96% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-39% | 8月18日の約-49%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $126,080 | 2025年10月に記録 |
52週のレンジは$57,833から$126,186です。現在値は中間よりやや下に位置しており、回復の途上にあります。
下値では$75,000が目安です。ここを割り込むと、50日指数平滑移動平均の$73,381までの間に目立った節目が乏しくなります。



ビットコイン(BTC)と地政学・国際情勢
燃料価格が、物価への圧力を強めています。軽油の価格が過去最高を記録し、輸送費を通じて幅広い品目に影響が及びやすい状況です。
背景には中東情勢があります。米国とイランの軍事衝突が9月に入って再燃し、ホルムズ海峡付近での輸送に影響が続いています。
原油価格も高止まりしています。北海ブレント原油は1バレル100ドルを超える水準にあり、8月中旬の83ドル近辺からは2割以上の上昇です。
軽油は、原油よりも直接的に物価へ響きます。トラック、鉄道、船舶の燃料として使われるため、あらゆる商品の輸送費に反映されるためです。
この種の物価上昇は、金融政策では下げられません。金利を上げても供給は増えないため、引き締めが長引く要因となります。
9月16日の会合では、年内にもう一度の利上げが示唆されました。燃料価格が高止まりするほど、その可能性は高まります。



ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ
市場心理は、強欲の領域にとどまっています。恐怖と強欲を測る指標は69で、8月下旬の74からは低下したものの、慎重には転じていません。
値動きも落ち着いています。過去30日の変動率は約6.49%で、比較的穏やかな水準です。上昇した日は17日と、半数を上回っています。
資金の流れは弱含みです。上場商品からは9月8日以降、断続的な流出が続いています。
取引所の保有量は高い水準にあります。大手取引所の保有量は約687,000BTCで、2026年で最も多い状態が続いています。
一方、長期保有者は動いていません。10年以上動かなかったコインの活動は2022年以来の低水準にあり、売却は限定的です。
層によって行動が分かれている状態が続きます。短期の参加者が手を引く一方、長期の保有者は保有を続けています。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 恐怖と強欲を測る指標 | 69(強欲) | 8月下旬の74から低下 |
| 過去30日の上昇日数 | 17日 | 半数を上回る |
| 30日間の変動率 | 約6.49% | 比較的落ち着いた水準 |
| 上場商品の資金フロー | 断続的な流出 | 9月8日以降の傾向 |
| 大手取引所の保有量 | 約687,000BTC | 2026年で最も多い水準 |
| 長期休眠コインの活動水準 | 2022年以来の低さ | 売却は限定的 |
| 流通供給量 | 20,082,200BTC | 上限2,100万BTCの約96% |



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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|---|---|
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