イーサリアム(ETH)は$2,376近辺まで下落し、利上げの発表後は$2,370から$2,430の間で振れました。上値では$2,700から$2,800の帯に1,000万ETH分の取引が積み上がっており、厚い壁として意識されています。
イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年9月17日)
イーサリアム(ETH)の注目ポイント
本日のイーサリアム(ETH)は、$2,376近辺で推移しています。前日の$2,408近辺から約1.3%の下落となりました。
9月16日の会合で、政策金利が0.25%引き上げられました。誘導目標は3.75%から4.00%となり、2023年7月以来の利上げです。
発表後は$2,370から$2,430の間で振れました。最終的には下限に近い水準で落ち着いています。
この銘柄にとって、金利の上昇は他の銘柄以上に響きます。ステーキングによる年2%台の利回りが、安全資産の利回りと直接比較されるためです。
上値の壁も意識されています。$2,700から$2,800の帯では約1,000万ETH分の取引が積み上がっており、突破には相応の買いが必要です。
9月11日には$2,665まで上昇する場面がありました。そこからは約11%下げたことになります。
ZUU Web3 竹原イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解



$2,700から$2,800の帯に1,000万ETH分の取引が積み上がっているという事実は、値動きにどう影響するのでしょうか。
この価格帯で買った人が多いということは、そこまで戻れば損失を避ける売りが出やすくなります。上昇を止める要因として、繰り返し機能する可能性があります。
価格動向のセクションでは、下落した水準と、上下の目安を整理します。
マクロ環境との連動のセクションでは、利上げの内容と、金利感応度を取り上げます。
オンチェーンデータのセクションでは、供給の構造と、資金の流れに触れます。
どこに売りが待っているかを把握しておけば、戻りの局面でも冷静に判断できます。数字で確認しておく価値のある情報です。
イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況
2026年9月17日午後2時ごろ(JST)時点で、イーサリアム(ETH)は$2,376近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね38万円前後の水準です。
利上げの発表後は$2,370から$2,430の間で振れました。最終的には下限に近い水準で落ち着いています。
時価総額は約2,900億ドルです。史上最高値の$4,946.05からの下落率は約52%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月17日) | 約$2,376 | 約38万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $2,408近辺から約1.3%安 | 利上げを受けて小幅下落 |
| 発表後の値幅 | $2,370〜$2,430 | 下限に近い水準で落ち着く |
| 9月11日の高値 | $2,665 | そこから約11%の下落 |
| 上値の供給帯 | $2,700〜$2,800 | 約1,000万ETH分の取引が集中 |
| 上値抵抗 | $2,430、次に$2,544 | 前者は発表後の高値 |
| 下値サポート | $2,380、次に$2,200 | 前者を終値で割ると後者が視野に |
| 政策金利の誘導目標 | 3.75%〜4.00% | 0.25%の引き上げ |
| ETH/BTC比率 | 約0.0314 BTC | 前日の約0.0317から低下 |
| 参考:ビットコイン(BTC) | 約$75,600 | 同時点の水準 |
| 時価総額 | 約$2,900億 | 前日の約$2,939億から減少 |
| 流通供給量 | 122,044,301ETH | 発行上限の定めはなし |
| 史上最高値からの下落率 | 約-52% | 8月18日の約-61%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $4,946.05 | 2025年8月24日に記録 |
$2,700から$2,800の帯には、約1,000万ETH分の取引が積み上がっています。この価格帯で買った層が多いため、戻れば損失を避ける売りが出やすくなります。
下値では$2,380が目安です。終値でこの水準を割り込むと、$2,200までの下落が想定されます。



イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動
9月16日の会合で、政策金利が0.25%引き上げられました。誘導目標は3.75%から4.00%となり、2023年7月以来の利上げです。
採決は12対0の全会一致でした。7月29日の会合では3人が利上げを主張して反対票を投じていましたが、今回は全員が賛成に回っています。
見通しを示す図では、年内にもう一度の利上げが示唆されました。18人のうち16人が少なくとも1回、4人が2回を見込んでいます。
この銘柄にとって、金利の上昇は他の銘柄以上に響きます。ステーキングによる年2%台の利回りが、安全資産の利回りと直接比較されるためです。
年初の想定とは、大きく変わりました。2026年の初めには4回の利下げが見込まれていましたが、現在は引き締めが続く方向へ転じています。
本日9月17日には日本銀行の決定も控えます。欧州中央銀行もすでに0.25%の利上げを実施しており、各国で引き締めが進む局面です。



イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ
供給の面では、締まりが続いています。9月15日までの数日間で、約3億5,000万ドル相当のETHが取引所から引き揚げられました。
取引所に置かれた資産は、いつでも売却できる状態にあります。その量が減ることは、市場に出てくる可能性のある供給が絞られることを意味します。
資金の流れは強い時期もありました。9月11日には上場商品へ2億1,641万ドルが流入し、8月27日以来の高い水準となっています。
この日、資金が入ったのはこの銘柄の商品だけでした。ビットコイン連動とソラナ連動の商品からは、資金が引き揚げられています。
ただし勢いは落ちました。週単位の流入額は約2億1,840万ドルで、前週の約8億2,400万ドルから大きく減っています。
個人と大口の動きも分かれました。直近1週間で個人が30万7,000ETHを手放す一方、大口は8万2,000ETHを取得しています。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 取引所からの流出 | 約3億5,000万ドル相当 | 9月15日までの数日間 |
| 9月11日の上場商品への流入 | 2億1,641万ドル | 8月27日以来の高水準 |
| 同日の他の銘柄 | ビットコイン・ソラナは流出 | この銘柄のみ流入 |
| 週単位の流入額 | 約2億1,840万ドル | 前週は約8億2,400万ドル |
| 個人の売却量 | 30万7,000ETH | 直近1週間 |
| 大口の取得量 | 8万2,000ETH | 個人の売却を下回る |
| 流通供給量 | 122,044,301ETH | 発行上限の定めはなし |



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
ビットコイン・イーサリアム・XRPをはじめとする主要銘柄の相場レポートを毎日更新。価格動向・オンチェーンデータ・マクロ環境・ファンダメンタルズを多角的に分析してお届け。読者が「自分で判断できる力」を養えることを第一に、中立・正確な情報発信。
法人概要
会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」
| 社名 | 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
| 代表取締役 | 竹原 壮起 |
| 住所 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階 |
株式会社ZUU グループ会社一覧
ZUU Singapore
株式会社ZUUM-A
株式会社COOL
<加入団体>
第二種金融商品取引業協会
日本投資顧問業協会
<登録番号>
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 2229 号
株式会社COOL SERVICE
<加入団体>
日本貸金業協会 会員 第005946号
<登録番号>
東京都知事(3)第31603号
株式会社Unicorn(第一種少額電子募集取扱業者)
<加入団体>
日本証券業協会
<登録番号>
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
株式会社ZUU Wealth Management
(※2023年1月31日に株式会社AWZから商号変更)
<登録番号>
金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第923号
ZUU Funders株式会社
株式会社ZUU IFA
株式会社経済界
株式会社NET MONEY