ビットコイン(BTC)は$75,900近辺まで下落し、24時間で約4%安となりました。市場構造法案の採決は50対49で否決され、必要な60票に届かなかったことで、今年中の立法は事実上断たれています。
ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年9月16日)
ビットコイン(BTC)の注目ポイント
本日のビットコイン(BTC)は、$75,900近辺で推移しています。前日の$78,000近辺から約2.7%の下落となりました。
9月15日の採決が、直接のきっかけです。賛成50票、反対49票で、必要な60票に届きませんでした。
共和党は53議席を持ちますが、一部が反対に回りました。民主党側からの賛成も、必要な数には届いていません。
この結果により、今年中の立法は事実上断たれました。市場では「終わった」との受け止めも広がっています。
採決前には$80,000近くまで上昇する場面もありました。そこからの下げ幅は、5%を超えています。
本日9月16日には金融政策の会合の結果が公表されます。0.25%の利上げが85%を超える確率で織り込まれています。
ZUU Web3 竹原ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解



法案が否決されたことで、暗号資産は規制のない状態に戻るのでしょうか。
そうではありません。既存の証券法や商品法は引き続き適用され、規制当局や裁判所も権限を持ち続けます。変わるのは、法律による明確な線引きが当面得られないという点です。
価格動向のセクションでは、下落した水準と、下値の目安を整理します。
ファンダメンタルズのセクションでは、採決の内訳と、否決の意味を取り上げます。
マクロ環境との連動のセクションでは、本日の会合と、金利の見通しに触れます。
この銘柄については、すでに商品として扱われてきた経緯があります。他の銘柄と比べ、否決の影響が相対的に小さい可能性も指摘されています。
ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況
2026年9月16日午後2時ごろ(JST)時点で、ビットコイン(BTC)は$75,933近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,210万円前後の水準です。
採決前には$80,000近くまで上昇する場面がありました。そこから約5%下げたことになります。
時価総額は約1兆5,250億ドルです。史上最高値の$126,080からの下落率は約40%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月16日) | 約$75,933 | 約1,210万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $78,000近辺から約2.7%安 | 24時間では約4%の下落 |
| 採決前の高値 | $80,000近辺 | そこから約5%の下落 |
| 上値抵抗 | $77,000、次に$78,392 | 前者は直前まで支えだった水準 |
| 下値サポート | $75,000、次に$73,381 | 後者は50日指数平滑移動平均 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$72,287 | 現在値は約5%上回る |
| 参考:イーサリアム(ETH) | 約$2,408、約5%安 | 同時点の水準 |
| 参考:リップル(XRP) | 約$1.31、約7.3%安 | 下落率は最も大きい |
| 関連株の下落率 | 3%から10%超 | 取引所や決済企業が中心 |
| 9月16日の利上げ確率 | 85%超 | 据え置きは15%程度 |
| 時価総額 | 約$1.525兆 | 前日の約$1.566兆から減少 |
| 流通供給量 | 20,082,200BTC | 上限2,100万BTCの約96% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-40% | 8月18日の約-49%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $126,080 | 2025年10月に記録 |
下落率は銘柄によって分かれました。この銘柄が約4%安だったのに対し、リップル(XRP)は約7.3%安と最も大きく下げています。
法案との結びつきの強さが、下げ幅の差に表れた形です。下値では$75,000、その先に50日指数平滑移動平均の$73,381が目安となります。



ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズ
9月15日の採決は、賛成50票、反対49票で否決されました。必要な60票には10票届いていません。
共和党は53議席を持ちますが、一部が反対に回りました。民主党側からの賛成も、必要な数には届いていません。
争点は最後まで残りました。公職者が暗号資産を保有することをめぐる倫理規定、分散型金融の開発者の責任、ステーブルコインの収益をめぐる扱いの3点です。
この結果により、今年中の立法は事実上断たれました。次の機会は、11月の中間選挙を経た後になる見通しです。
ただし、暗号資産が規制のない状態に戻るわけではありません。既存の証券法や商品法は引き続き適用され、規制当局や裁判所も権限を持ち続けます。
この銘柄については、すでに商品として扱われてきた経緯があります。ある保有企業からは、必要な明確さはすでに得られているとの見方も示されました。



ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動
本日9月16日には、金融政策の会合の結果が公表されます。0.25%の利上げが85%を超える確率で織り込まれています。
直近の指標は、利上げを支持する内容でした。8月の雇用者数は16万2,000人増、卸売物価指数は前年同月比5.4%まで加速しています。
原油の高騰も重しです。中東情勢の悪化で価格が上昇しており、物価を押し上げる方向に働いています。
採決の否決に続いて利上げが実施されれば、二つの逆風が重なることになります。市場の警戒は強まりやすい局面です。
デリバティブでも、下落に備える動きが出ていました。値下がりに備える権利の価格が、値上がりを見込む権利を上回る状態です。
明日9月17日には日本銀行の決定も控えます。こちらも利上げが見込まれており、材料が続く週です。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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