ビットコイン(BTC)は$78,000近辺で推移し、二つの日程を数時間後に控えています。本日は米国時間午後2時15分に法案の採決、翌16日には金融政策の会合と、連日で結果が出る週です。
ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年9月15日)
ビットコイン(BTC)の注目ポイント
本日のビットコイン(BTC)は、$78,000近辺で推移しています。前日の$78,000近辺からほぼ横ばいの水準です。
週末には$76,827まで下げる場面がありました。薄商いのなかで値が飛んだ形で、その後は$77,000近辺まで戻しています。
本日の米国時間午後2時15分に、市場構造法案の採決が行われます。日本時間では9月16日の午前3時15分です。
翌16日には金融政策の会合が控えます。0.25%の利上げが85.5%から88%の確率で織り込まれています。
相関にも変化が出ています。金との連動は約0.50と6年ぶりの高さに近づく一方、ナスダック100との連動は約マイナス0.30です。
上値では$78,392、その先に$83,000が意識されています。50週移動平均を回復できるかが、中期の判断材料とされています。
ZUU Web3 竹原ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解



金との連動が6年ぶりの高さに近づき、ナスダック100とは逆方向に動くという状態は、何を示しているのでしょうか。
これまでこの銘柄は、株式と同じ材料で動く資産として扱われてきました。それが変わりつつあるなら、分散投資の対象としての意味も変わります。
価格動向のセクションでは、上下の目安と、移動平均の位置を整理します。
マクロ環境との連動のセクションでは、本日と明日の日程を取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、採決の仕組みと、直前の調整に触れます。
ただし相関は局面によって変わります。今週の二つの結果を受けて、どう動くかを見てから判断しても遅くありません。
ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況
2026年9月15日午後2時ごろ(JST)時点で、ビットコイン(BTC)は$78,000近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,240万円前後の水準です。
週末には$77,450から$76,827まで下げる場面がありました。約0.8%の下落で、その後は$76,994まで戻しています。
時価総額は約1兆5,660億ドルです。史上最高値の$126,080からの下落率は約38%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月15日) | 約$78,000 | 約1,240万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | ほぼ横ばい | 二つの日程を前に様子見 |
| 週末の安値 | $76,827 | 薄商いで値が飛ぶ |
| 上値抵抗 | $78,392、次に$83,000 | 後者を抜けると$88,000が視野に |
| 下値サポート | $76,780、次に$73,381 | 後者は50日指数平滑移動平均 |
| 20日指数平滑移動平均 | 約$77,096 | 現在値は上回る |
| 50日指数平滑移動平均 | 約$73,381 | 下落時の目安 |
| 200日指数平滑移動平均 | 約$72,287 | 現在値は約7.9%上回る |
| 金との連動係数 | 約+0.50 | 6年ぶりの高さに接近 |
| ナスダック100との連動係数 | 約-0.30 | 逆方向に動く状態 |
| 9月16日の利上げ確率 | 85.5%から88% | 据え置きは14.5%程度 |
| 時価総額 | 約$1.566兆 | 前日から横ばい |
| 流通供給量 | 20,082,200BTC | 上限2,100万BTCの約96% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-38% | 8月18日の約-49%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $126,080 | 2025年10月に記録 |
市場では、50週移動平均を回復できるかが中期の判断材料とされています。ある分析では、この水準を越えるまで上昇の確認はできないとされました。
下値では$76,780が目安です。会合の後にこの水準を割り込むと、50日指数平滑移動平均の$73,381までの下落が想定されます。



ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動
明日9月16日には、金融政策の会合の結果が公表されます。0.25%の利上げが85.5%から88%の確率で織り込まれており、据え置きは14.5%程度です。
この織り込みの高さは、実施されても反応が限定的であることを意味します。むしろ据え置きとなった場合に、大きく動く可能性があります。
直近の指標は、利上げを支持する内容でした。8月の雇用者数は16万2,000人増、卸売物価指数は前年同月比5.4%まで加速しています。
ある分析では、二つの結果の組み合わせが示されています。採決が可決し利上げが見送られれば$80,000への戻り、両方が期待を外せば$75,000への下落という想定です。
相関の変化も注目されます。金との連動が約0.50と6年ぶりの高さに近づく一方、ナスダック100とは約マイナス0.30と逆方向に動いています。
株式と同じ材料で動く資産という位置づけが、変わりつつある可能性があります。ただし相関は局面によって変わるため、今週の結果を見てからの判断が無難です。



ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズ
本日の米国時間午後2時15分に、市場構造法案の採決が行われます。審議を始めてよいかを決める手続き上の投票です。
可決には60票が必要です。共和党は53議席にとどまるため、6人から7人の民主党議員の賛成が欠かせません。
直前まで調整が続きました。大統領は、超党派で提案された倫理規定の約8割を受け入れたとされています。
この提案では、暗号資産に大きな利害を持つ公職者に、保有の売却か信託への預け入れを求めます。ただし最新の案にも、倫理規定とステーキングの収益をめぐる争点が残りました。
民主党側の姿勢は明らかになっていません。最新の案には114件の民主党側の修正が盛り込まれた一方、賛成を公言した議員はいないと報じられています。
否決された場合でも、暗号資産が無法状態になるわけではありません。既存の証券法や商品法が引き続き適用され、規制当局が独自に規則を整える可能性も指摘されています。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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