リップル(XRP)は$1.34近辺まで下落し、200日移動平均を下回る状態が続いています。明日9月15日には法案の採決が予定されており、この銘柄にとって年内最大の材料となります。
リップル(XRP) 相場解説(2026年9月14日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.34近辺で推移しています。前日の$1.35近辺から約0.7%の下落となりました。
200日移動平均の$1.38を下回った状態が続いています。この線の手前で上昇が止まり、長期の保有者が売却に動いたとの指摘も出ています。
30日間では約35%の上昇です。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を上回っており、8月の急騰が効いています。
売買の内訳では買いが優勢でした。直近24時間で買い注文を出した利用者が10,194人、売り注文を出した利用者が5,283人です。
ただし出来高は減りました。24時間で約11億7,600万ドルとなり、7日間の平均である約31億2,600万ドルを大きく下回っています。
明日9月15日には、市場構造法案の採決が予定されています。この銘柄にとって年内最大の材料です。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



明日の投票結果によって、この銘柄の値動きはどう分かれるのでしょうか。
可決すれば$1.50から$1.55の帯を試す展開、否決なら$1.30を割り込む可能性があります。ただし予測市場では成立確率が約18%まで下がっており、期待は織り込まれていません。
価格動向のセクションでは、下回った長期の線と、上下の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、売買の内訳と、供給の構造を取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、採決の仕組みと、その先の段階に触れます。
期待が織り込まれていない材料は、外れても影響が小さくなります。裏を返せば、実現したときの反応は大きくなる可能性があります。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年9月14日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.34近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね214円前後の水準です。
9月12日には$1.43まで上昇する場面がありました。その後は水準を切り下げています。
時価総額は約843億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約63%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月14日) | 約$1.34 | 約214円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $1.35近辺から約0.7%安 | 200日線を下回る状態が継続 |
| 9月12日の高値 | $1.43 | 200日線に届かず |
| 30日間変動率 | 約+35% | ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を上回る |
| 上値抵抗 | $1.38、次に$1.50〜$1.55 | 前者は200日移動平均 |
| 下値サポート | $1.32、次に$1.20 | 前者を割ると後者が視野に |
| 200日移動平均 | 約$1.38 | 上昇が止まった水準 |
| 50日移動平均 | 約$1.11 | 下値の目安として意識 |
| 買い注文を出した利用者数 | 10,194人 | 売り注文は5,283人 |
| 24時間出来高 | 約11億7,600万ドル | 7日平均は約31億2,600万ドル |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000172 BTC | 前日の約0.0000173から低下 |
| 時価総額 | 約843億ドル | 暗号資産で第5位 |
| 流通供給量 | 62,879,209,849XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-63% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
200日移動平均の$1.38が、上値を抑える水準となっています。9月12日には$1.43まで届きましたが、定着には至りませんでした。
下値では$1.32が目安です。ここを割り込むと、50日移動平均の$1.11までの間に目立った節目が乏しくなります。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
売買の内訳では、買いが優勢でした。直近24時間で買い注文を出した利用者が10,194人、売り注文を出した利用者が5,283人です。人数では買いが約1.9倍を占めます。
それでも価格が下げているのは、1件あたりの規模が大きい売りが出ているためとみられます。この構図は、本シリーズで繰り返し確認してきたものです。
出来高は大きく減りました。24時間で約11億7,600万ドルとなり、7日間の平均である約31億2,600万ドルの4割弱にとどまります。
30日間の平均である約52億4,600万ドルと比べると、さらに差が開きます。採決を前に様子見が広がっている状態です。
供給の構造は変わりません。預託契約から毎月2億から4億XRPが市場に加わっており、この仕組みが価格の重しとなっています。
一方、取引所の在庫は7年ぶりの低水準にあります。保有者は含み損を抱えながらも、資産を引き揚げている状況です。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 買い注文を出した利用者数 | 10,194人 | 売り注文は5,283人 |
| 24時間の取引件数 | 14,987件 | 参加者は限られた水準 |
| 24時間出来高 | 約11億7,600万ドル | 7日平均の4割弱 |
| 7日間の1日平均出来高 | 約31億2,600万ドル | 足元は大きく下回る |
| 30日間の1日平均出来高 | 約52億4,600万ドル | 様子見が広がる |
| 毎月の供給純増 | 2億〜4億XRP | 預託契約からの解放による |
| 取引所の保有量 | 17億XRP | 7年ぶりの低水準 |



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
明日9月15日には、市場構造法案の採決が予定されています。本会議での審議に進むかどうかを決める手続き上の投票です。
可決には60票が必要です。どの政党も単独では60議席を持っていないため、両党からの賛成が欠かせません。
この銘柄にとって、法案は証券にあたるのか商品にあたるのかという分類を法律で確定させる内容です。位置づけの中心に立ち続けてきた論点でもあります。
ただし、可決されても成立までは段階が残ります。本会議での採決を経て、下院との調整や大統領の署名まで必要です。
下院の日程も厳しくなりました。9月の審議日が8日分削減されたため、法案を仕上げる時間が減っています。
予測市場では、年内の成立確率が約18%まで低下しました。2月には90%だったことを考えると、期待は大きく後退しています。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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