リップル(XRP)は$1.42近辺で推移し、$1.35の支えを繰り返し守っています。国際決済銀行がXRP Ledgerを公的統計の改ざん防止に使えるか検証した報告書を公表し、金融の基盤としての評価が一歩進みました。
リップル(XRP) 相場解説(2026年9月6日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.42近辺で推移しています。前日の$1.45近辺から約2.1%の下落となりました。
24時間の値幅は$1.39から$1.42と、前日までの荒い動きからは落ち着いています。値幅は約2%です。
$1.35という支えは、繰り返し守られています。8月下旬から複数回試されながら、割り込むには至っていません。
上場商品への資金流入は途切れました。11営業日続いた流入が、9月2日に止まっています。
一方、制度面では評価が進みました。国際決済銀行が9月2日に公表した報告書で、XRP Ledgerを公的統計の改ざん防止に使う手法が検証されています。
9月15日には市場構造法案の採決、9月16日には金融政策の会合が控えます。二つの日程が連日で並ぶ週です。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



各国の中央銀行が集まる国際決済銀行が、この台帳を公的統計の改ざん防止に使えるか検証したことは、どんな意味を持つのでしょうか。
検証の対象は、価格でも投資でもありません。データの出所と改ざんの有無を確認する技術として、実務に使えるかどうかです。基盤としての信頼性が問われた形になります。
価格動向のセクションでは、守られている支えと、上下の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、手数料の増加と、資金の流れを取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、報告書の中身と、9月の日程に触れます。
ただし、こうした検証がXRPそのものの需要を直接生むわけではありません。基盤の評価と通貨の価値を分けて見る視点は、引き続き必要です。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年9月6日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.42近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね226円前後の水準です。
24時間の高値は$1.42、安値は$1.39でした。値幅は約2%と、前日の約9%から大きく縮んでいます。
時価総額は約891億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約61%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(9月6日) | 約$1.42 | 約226円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $1.45近辺から約2.1%安 | 値動きは落ち着く |
| 24時間高値 | $1.42 | $1.45には届かず |
| 24時間安値 | $1.39 | 値幅は約2% |
| 7日間変動率 | 約+1.4% | 週間ではプラス圏 |
| 上値抵抗 | $1.48、次に$1.53 | 後者は50週指数平滑移動平均 |
| 下値サポート | $1.35、次に$1.28 | 前者は繰り返し守られた水準 |
| 24時間出来高 | 約14億ドル | 前日の約47億ドルから減少 |
| 7日間の1日平均出来高 | 約32億ドル | 足元は平均を下回る |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000178 BTC | 前日の約0.0000189から低下 |
| 時価総額 | 約891億ドル | 暗号資産で第5位 |
| 流通供給量 | 約627億4,000万XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 完全希薄化後の時価総額 | 約1,420億ドル | 現在との差は約529億ドル |
| 史上最高値からの下落率 | 約-61% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
$1.35という支えは、8月下旬から繰り返し試されながら守られています。市場では、この水準を維持できるかが当面の判断材料とされています。
上値では$1.48が最初の関門です。その先には50週指数平滑移動平均の$1.53が控えており、週足での基調を判断する水準となります。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
ネットワークの手数料が増えています。直近24時間の手数料は約6,022ドルで、前日から約32.6%の増加です。
この水準は、8月上旬の1日あたり1,000ドル台と比べると大きく増えました。台帳の利用が活発化していることを示す数字です。
ただしプロトコル収益は約575ドルで、前日から約49.2%減少しました。手数料が増える一方で収益が減るのは、取引の内訳が変化しているためとみられます。
資金の流れは途切れました。上場商品への流入は11営業日続いたあと、9月2日に止まっています。
取引所の在庫は減り続けています。取引所が保有するXRPは26億枚まで減り、2024年2月以来の低水準です。
出来高は大きく減りました。24時間で約14億ドルとなり、7日間の平均である約32億ドルを大きく下回っています。来週の日程を前に、様子見が広がっている状態です。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 24時間ネットワーク手数料 | 約6,022ドル | 前日比約32.6%増 |
| 参考:8月上旬の手数料 | 1,000ドル台 | 台帳の利用が活発化 |
| 24時間プロトコル収益 | 約575ドル | 前日比約49.2%減 |
| 関連ETFの資金フロー | 9月2日に流入が途切れる | 11営業日続いた記録が終了 |
| 取引所の保有量 | 26億XRP | 2024年2月以来の低水準 |
| 24時間出来高 | 約14億ドル | 7日平均の約32億ドルを下回る |
| 流通供給量 | 約627億4,000万XRP | 上限1,000億XRPの約63% |



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
公的機関による検証が行われました。各国の中央銀行が集まる国際決済銀行は9月2日、XRP Ledgerを公的統計の改ざん防止に使う手法を検証した報告書を公表しています。
報告書では、公的な統計データの暗号的な指紋を台帳に記録し、出所と完全性を確認する仕組みが検証されました。データが後から書き換えられていないことを、第三者が確認できるようにする用途です。
この検証は、投資対象としての評価ではありません。改ざんに強い記録の仕組みとして、実務に使えるかどうかを確かめたものです。
基盤としての利用は、他の分野でも広がっています。台帳上でトークン化された現実の資産は、約2,500万ドルから5億6,800万ドルまで増えました。
Ripple社が発行するステーブルコインの規模も、14億ドル近くに達しています。1日あたりの取引は4万件を超えました。
ただし、これらの規模は約891億ドルという時価総額と比べると小さいものです。基盤の利用が広がっても、通貨の価値に直結するとは限らない構造は変わっていません。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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| 設立 | 2024年11月13日 |
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