リップル(XRP)は$1.35近辺まで下落し、8月最終日を迎えました。月間では約27%の上昇を維持していますが、明日9月1日には10億XRPの預託解放を控えています。
リップル(XRP) 相場解説(2026年8月31日)
リップル(XRP)の注目ポイント
本日のリップル(XRP)は、$1.35近辺で推移しています。前日の$1.40近辺から約3.6%の下落となりました。
7日間では約10.2%の下落です。8月22日に$1.69の高値をつけた後、水準を切り下げる展開が続いています。
それでも月間では約27%の上昇です。月初の$1.06から水準を切り上げました。
8月は歴史的に動きの乏しい月とされてきました。13年間の平均は0.43%の上昇にとどまり、直近4年はすべて下落しています。
その傾向を今年は覆しました。ビットコイン(BTC)の上昇に加え、売り建ての強制決済と上場商品への資金流入が重なった結果です。
明日9月1日には、預託契約から10億XRPが解放されます。市場に加わる純増分は約3億XRPになる見通しです。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



この銘柄について繰り返し扱ってきたのは、毎月の供給増加を上場商品の買いが吸収しきれないという構図でした。8月はそれが変わったのでしょうか。
8月28日までの週の流入は1億1,049万ドルで、2026年で最大でした。一方、毎月市場に加わる約3億XRPは、現在の価格で約4億ドル相当にあたります。
価格動向のセクションでは、月間の推移と、上下の目安を整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、明日の解放と、8月の資金流入を比較します。
ファンダメンタルズのセクションでは、9月に控える二つの日程に触れます。
比率が縮まったことは確かです。ただし逆転したかどうかは、9月の解放分が吸収されるかを見てから判断しても遅くありません。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
2026年8月31日午後2時ごろ(JST)時点で、リップル(XRP)は$1.35近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね215円前後の水準です。
8月は$0.99から$1.69まで動きました。現在値はその中間よりやや下に位置しています。
時価総額は約847億ドルです。史上最高値の$3.65からの下落率は約63%となっています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(8月31日) | 約$1.35 | 約215円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $1.40近辺から約-3.6% | 月末を前に水準を切り下げる |
| 7日間変動率 | 約-10.2% | 高値からの調整が続く |
| 8月の上昇率 | 約27% | 月初は$1.06 |
| 参考:8月の13年平均 | 約+0.43% | 直近4年はすべて下落 |
| 8月の高値 | 約$1.69 | 8月22日に記録 |
| 8月の安値 | 約$0.99 | 8月11日に記録 |
| 上値抵抗 | $1.40、次に$1.43 | 後者は前四半期の重要な水準 |
| 下値サポート | $1.31〜$1.35、次に$1.30 | 前者は複数の移動平均が重なる帯 |
| 1月の高値 | 約$2.41 | 年初来では依然として下落 |
| XRP/BTC比率 | 約0.0000173 BTC | 前日の約0.0000180から低下 |
| 24時間出来高 | 約18億ドル | 前日の約12億ドルから増加 |
| 時価総額 | 約847億ドル | 前日の約878億ドルから減少 |
| 流通供給量 | 約627億4,000万XRP | 上限1,000億XRPの約63% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-63% | 8月19日の約-72.6%から改善 |
| 史上最高値(参考) | $3.65 | 2025年7月17日に記録 |
8月は$0.99から$1.69まで、7割を超える値幅がありました。現在値は下半分に位置しており、高値からは2割低い水準です。
下値では$1.31から$1.35の帯が意識されます。複数の移動平均が重なる水準で、ここを割ると$1.30が次の目安となります。



リップル(XRP)のオンチェーンデータ
明日9月1日には、預託契約から10億XRPが解放されます。このうち6億から8億XRPが再び預けられ、差し引きで約3億XRPが市場に加わる見通しです。
現在の価格で換算すると、約4億ドル相当にあたります。この供給が毎月続く構造は、変わっていません。
一方、8月の資金流入は記録的でした。8月28日までの週で上場商品への純流入は1億1,049万ドルとなり、2026年で最大の週です。
累計では16億6,000万ドルに達しました。運用資産も14億4,000万ドルまで増えています。
両者を比べると、比率は縮まりました。7月の流入は月間で約2,729万ドルにとどまり、供給の純増分を大きく下回っていたためです。
ただし、逆転したとまでは言えません。月間の供給純増が約4億ドル相当であるのに対し、8月の流入は最も多い週で1億ドル程度でした。9月の解放分が吸収されるかが、構造の変化を測る目安となります。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 9月1日の解放予定量 | 10億XRP | 毎月1日に実施 |
| 予想される再預託量 | 6億〜8億XRP | 差し引きの純増は約3億XRP |
| 純増分の時価 | 約4億ドル相当 | 現在の価格で換算 |
| 関連ETFの週間純流入 | 1億1,049万ドル | 2026年で最大の週 |
| 上場以来の累計流入額 | 16億6,000万ドル | 過去最高を更新 |
| 関連ETFの運用資産 | 14億4,000万ドル | 上場以来の最高水準 |
| 参考:7月の月間流入額 | 約2,729万ドル | 8月は大幅に増加 |
| 流通供給量 | 約627億4,000万XRP | 上限1,000億XRPの約63% |



リップル(XRP)のファンダメンタルズ
9月には、二つの重要な日程が控えています。一つは9月15日で、暗号資産の市場構造法案について本会議での審議に進むかどうかを決める採決が行われます。
この銘柄にとって、法案は証券にあたるのか商品にあたるのかという分類を法律で確定させる内容です。位置づけの中心に立ち続けてきた論点でもあります。
もう一つは9月30日です。この銘柄を保有する企業の上場をめぐり、株主投票が予定されています。
規制当局への登録手続きはすでに完了しています。可決されれば、市場での取引が始まる見通しです。ただし同社が保有する分は、取得時の価格を下回った状態にあると伝えられています。
企業の事業展開も続いています。Ripple社は8月に、株式や指数、デジタル資産を一つの帳簿で扱える取引の仕組みを立ち上げました。規制上の資本を10億ドル超備えているとされています。
取引の場も広がりました。大手取引所がシンガポールで、この台帳を通じた入出金に対応しています。ただし、こうした事業の拡大がXRPそのものの需要を直接生むわけではない点は、変わっていません。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」
| 社名 | 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
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| 住所 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階 |
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